2004年10月01日

クサボタン

クサボタン Clematis stans


クサボタンの分布は本州なのですが、四国、九州では「ツクシクサボタン (Clematis stans var. austrojaponensis)」や「オオクサボタン (Clematis speciosa)」が見られます。草丈が1m程度の多年草で、山地の林縁や草地などに生えています。写真ではわかりませんが、葉の形が「ボタン」に似ているのでこの名前がつけられたそうです。学名の「Clematis」からもわかりますが、園芸植物の「クレマチス」に近縁です。国内の野生種で同じ属の仲間には、「ハンショウヅル (Clematis japonica)」、「センニンソウ (Clematis terniflora)」、「ボタンヅル (Clematis apiifolia)」などがあります。

花は8月〜9月、茎の先や葉の葉腋(ようえき:葉の付け根)から出た枝の先に、たくさん咲きます。淡い紫色の花(ガク片)は、細長い釣鐘形で下向きにつき、先端の部分は外側にくるりと巻いたように反り返ります。道路脇の崩壊地などで群生して咲いているときは、独特の雰囲気ですよ。あたりが、白っぽいような青っぽいような感じで。

写真では、下にわずかに花が残っていますが、すでに傷んで色あせてしまっています。その代わり、上のほうにはまだ未熟ですが種子が実っていますね。この感じは、豪華さはありませんが、やはりクレマチスに似ているところがあります。周りに3本ほど立っている茎は葉っぱがついていたのでしょうか。途中で折れているようです。葉の付け根辺りで折れたとしたら、その折れてなくなった部分には、1つの茎に3枚の葉(小葉)がついていたはずなのですが。。。

【和名】クサボタン [草牡丹]
【学名】Clematis stans
【科名】キンポウゲ科 RANUNCULACEAE
【撮影日】2004/09/16
【撮影地】山梨県山中湖村

■TrackBack
→「ごまのはぐさのこまごまことのは」さんの記事「くさぼたん 草牡丹 キンポウゲ科

水色のクサボタンの花の美しいお写真と、管理人のごまのはぐささんの観察に基づいた解説でクサボタンを堪能できます。

posted by hanaboro at 20:39| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(5) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。