2004年10月02日

ヤマハハコ

ヤマハハコ Anaphalis margaritacea


ヤマハハコの分布は、北海道と本州中部以北です。本州の中部より西の地域と四国、九州には、変種の「ホソバノヤマハハコ (Anaphalis margaritacea var. angustifolia)」が分布しています。分布の境目が長野県あたりにあるとも聞きます。お近くの方は分布の状況を詳しく調べてみてはいかがでしょう。今年はもう時期が遅いですから、来夏はぜひ。

ヤマハハコという名前は、属は違いますが「ハハコグサ (Gnaphalium affine)」に似ていて山に生えるところからきています。「ハハコグサ」の方は、日本全土の道端や田などでふつうに見られ、春の七草の一つ(オギョウ)となっています。

ヤマハハコは、比較的山地の高いにところに多いですが、高山植物というほどではないですね。夏山シーズン中、高山へのアプローチのときに、岩ごろごろの崩壊地や高原の道路脇でよく見かけます。茎や葉の裏は白い綿毛で覆われていて、花も白いことから、全体に白っぽく見えるので、登山口へ向かうバスの中からでも、簡単にそれを見つけることができます。花はもともとカサカサしている感じで、よくドライフラワーに使われていますね。それから、お土産なんかのしおりやポストカードにもよく登場しています。

写真は9月の終わりごろに写したものですが、花持ちがいいだけに、白くカサカサした部分(総苞片:そうほうへん)はまだそれほど傷んでいませんでした。でも、旬の時期なら黄色いはずの中央部はかなり黒ずんでしまっていますよね。花茎もヒョロヒョロと伸びて、地面に倒れてしまいそうです。他の草たちが秋の深まりとともに赤や黄色、あるいは茶色に染まっていく中で、この白さはなかなかのインパクトでしたよ。

【和名】ヤマハハコ [山母子]
【学名】Anaphalis margaritacea
【科名】キク科 COMPOSITAE
【撮影日】2004/09/23
【撮影地】山梨県牧丘町

posted by hanaboro at 19:19| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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