2004年10月08日

クララ

クララ Sophora flavescens
2004/10/07 熟した果実

クララは、日当たりのよい山野の草地に生える草丈80cm〜1.5mぐらいの多年草です。本州、四国、九州に分布します。葉はマメ科に多い形状をしています。フジやカラスノエンドウなんかを思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、一枚の葉にたくさんの小さい葉(小葉)がついています。こういう葉を「羽状複葉(うじょうふくよう)」といいます。また、羽状複葉のように複数の小葉によってできた葉を「複葉」、それに対して小葉にわかれず一枚の葉からなる葉を「単葉」といいます。

花期は6月〜7月。茎や枝の先から伸びる「総状花序」にたくさんつきます。花序の長さは20cmくらい。淡い黄色の「蝶形花」です。蝶形花というのは、マメ科の花に多く特徴的な形で、「旗弁」、「翼弁」、「舟弁(竜骨弁)」からできています。ふつうは蝶が羽を広げたような形になることが多いのですが、クララの場合は筒型になっていて、羽が広がった感じはあまりしないです。

上の写真は、花の後にできた長い「豆果」、つまりお豆さんの袋がたくさんぶら下がっているところで、すでに袋がやぶれ中の種子が見えています。

クララ Sophora flavescens
2004/07/02 若い果実

「クララ」という名前を聞いて、はじめにイメージするのはやっぱり「アルプスの少女ハイジ」のクララでしょうね。でも、この植物、クララの名前の由来は、そのイメージとは程遠いものです。何でも、この根をかんだり、汁を飲んだりすると目がクラクラするほど苦いことから、この名がついたらしいのです。漢方薬にも使われるそうですが、中枢抑制作用のあるアルカロイドを含んでいるということで、注意が必要だといいます。これでは、適当に試すわけにはいきません。

【和名】クララ [眩草、苦参]
【学名】Sophora flavescens
【科名】マメ科 LEGUMINOSAE
【撮影日】2004/10/07、2004/07/02
【撮影地】東京都日野市

posted by hanaboro at 19:51| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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