2004年10月14日

ダンドボロギク

ダンドボロギク Erechtites hieracifolia
2004/10/07 ボロボロの冠毛

ダンドボロギクは、北アメリカ原産の帰化植物で、もともとは日本に自生していなかったものです。種子で繁殖する一年草で、田畑や都市部にも帰化しています。草丈は50cm〜1mほど。写真はちょっと暗い場所で撮ったものなので色が暗めに出ていますが、ダンドボロギクは全体的に緑色が薄めで、黄緑色っぽい感じです。

ダンドボロギクの「ダンド」は、この植物が日本で最初に発見された愛知県の「段戸山」にちなんでいます。発見は1933年のことだったそうです。花期は8〜10月、茎の上の方の花序に円筒形の花をたくさんつけます。「総苞(そうほう)」という筒の部分は薄緑色、筒の先に見える花の部分は淡い黄色です。旬の時期でも地味な色合いの花だし、名前も「ボロギク」だし、しかも帰化植物ということもあって、この花が脚光を浴びることはなかなかありません。

ダンドボロギク Erechtites hieracifolia
2004/09/15 茎葉は茎を抱く

キク科の植物ですので、タンポポ同様綿毛(冠毛:かんもう)ができますが、ダンドボロギクの場合、この冠毛が種子から離れてしまいやすく、冠毛だけが辺りにブワブワと舞っていることもあります。写真の個体では、風雨にさらされたためなのか、はずれた冠毛やまだはずれていない冠毛もごちゃ混ぜになったようで、花序のあちこちにまとわりついていました。けして美しい状態ではありませんが、種子に綿毛がある植物には、これと似たような状態になってしまうものはよくありますよ。

日本に帰化した当初は、山中の伐採跡地のパイオニアとして、他の草が生えるまでの間そこに生えていただけといいますし、葉は食用にもなるとか。今は都市部にもありますけれど、帰化植物としてはそんなに目の敵にされるほどではないようですね。別名はオオボロギク。

【和名】ダンドボロギク [段戸襤褸菊]
【別名】オオボロギク
【学名】Erechtites hieracifolia
【科名】キク科 COMPOSITAE
【撮影日】2004/10/07、2004/09/15
【撮影地】東京都日野市

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posted by hanaboro at 18:25| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(1) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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