2004年10月18日

フシグロ

フシグロ Silene firma


はじめて「フシグロ」っていう名前を聞いたときは、何だか妙な名前だなと思いました。でも、一度その訳がわかってしまうと、どうということはありません。茎の節の部分が黒っぽい色(暗い紫色)になるから、フシグロという!ただそれだけのことなんです。

分布は、北海道、本州、四国、九州で、日当たりのよい草地に生えています。草丈は30cm〜50cm程度。花期は6月〜9月、つぼ形にふくらんだガクの部分(ガク筒)から白い小さい花を咲かせます。

フシグロはマンテマ属(シレネ属)の植物ですが、同じ仲間と比べるとちょっと目立たない存在です。帰化植物の「ムシトリナデシコ」や「マンテマ」の方がよく知られているかもしれません。また、園芸をされる方なら「シレネ」といった方がわかりやすいでしょう。やっぱり園芸種には花が大きくて華やかなものが多く、「シレネ・アルペストリス(Silene alpestris)」や「シレネ・ユニフロラ(Silene uniflora)」などがよく栽培されているようですね。ガクの部分がふくらむのは、フシグロとも共通した特徴です。

写真では花が終わった後で、ガクの部分だけが残っています。このガクの形がユニークで、ジュズダマの果実のようにも見えます。もっとも、ジュズダマのようなツヤツヤした光沢はないですけど。

【和名】フシグロ [節黒]
【学名】Silene firma
【科名】ナデシコ科 CARYOPHYLLACEAE
【撮影日】2004/09/16
【撮影地】山梨県山中湖村

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ムシトリナデシコ

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posted by hanaboro at 17:43| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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