2004年10月23日

キバナコスモス・コスミックレッド

キバナコスモス・コスミックレッド Cosmos sulphureus


キバナコスモスは、メキシコ原産の一年草。草丈は品種によって様々で、20cmぐらいの矮性の品種から1m程度になる品種まであります。花期は6〜10月、色は黄、橙、朱赤色で、一重咲きと半八重咲きがあります。特に朱赤色の花は逆光でみると、輝きのあるかなり情熱的な色をしていますよね。ごく一般に「コスモス」といっている「Cosmos bipinnatus」より暑さに強くて、真夏でも花が見られます。といっても、あまり暑すぎるとやはり弱ってしまうことはあるようですが。

葉はふつうのコスモスが細く糸状に切れ込んでいるのに比べて、キバナコスモスの場合は、切れ込んだ葉(裂片)の幅が広くなっています。秋咲きのふつうのコスモスが短日性なのに対して、キバナコスモスのほとんどの品種は日長に関係なく開花します。もっとも、ふつうのコスモスの方にも秋咲き性のもの以外は、日長に関係なく開花する品種も多いですけれど。

写真は、キバナコスモスの「コスミックレッド」という品種の種子(そう果)です。この種子の雰囲気は、何かに似てると思いませんか?いわゆる「ひっつきむし」の「センダングサ」の仲間の種子が、ちょうどこんな感じですよね。

センダングサの仲間の種子には、種類によって違いますが2本〜4本のトゲがあって、そのトゲにはさらに小さいトゲがたくさんついていて、動物の体などにくっついて運ばれます。トゲが2本のものなんかは、ハサミムシのはさみのようにも見えます。じつはセンダングサ類のトゲは、ガクが変化したものなんですね。

では、キバナコスモスはどうでしょうか。「ガク」ということは、キバナコスモスにも「トゲ」にあたる部分があってもいいはず!ということで、種子をジロジロ観察しますと、種子が成熟する少し前のころには、上部の方にそれらしい角のような細長いものがついていることもあるのですが、熟すにしたがってだんだん落ちていってしまうようでした。しかし、センダングサのように目立つトゲはありませんが、種子の表面には、細かいトゲのようなものはありましたね。

【一般名】キバナコスモス [黄花秋桜]
【品種名】キバナコスモス・コスミックレッド
【英名】yellow cosmos
【学名】Cosmos sulphureus
【科名】キク科 COMPOSITAE (ASTERACEAE)
【撮影日】2004/10/15
【撮影地】東京都立川市

キバナコスモス・コスミックレッド
矮性の品種で、草丈が20cmほどで開花します。花色は朱赤色。

posted by hanaboro at 18:50| 東京 ☁| Comment(18) | TrackBack(2) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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