2004年10月28日

ズダヤクシュ

ズダヤクシュ Tiarella polyphylla


ズダヤクシュは、国内では北海道、本州の近畿以北と四国に生える多年草です。だいたい、山地〜亜高山に生育していて、本州では夏山シーズンに亜高山帯の登山口あたりの針葉樹林でよく目にします。それで、高山植物のように感じますが、それほど標高が高くない山地帯にも出てきますし、北海道では低地でも見られるのだそうです。図鑑での取り扱いも、高山植物編のこともあれば、山地の植物編のこともありますね。

「ズダヤクシュ」…この名前はとても変わっていますよね。この由来の解説では、どの図鑑も同じで、だいたい次のように書かれていますね。
長野県の方言で「喘息」のことを「ズダ」といって、この植物は咳止めや喘息に効果があることから、民間薬として使われたのでこの名前がついた。
薬に使うには乾燥させたものを煎じるか酒に漬すのだそうです。

ズダヤクシュ Tiarella polyphylla


草丈は10cm〜40cmで、花は6月〜8月、数ミリのごく小さい花が下向きにたくさんつきます。よく見かけるのが針葉樹林下のちょっと暗くて湿り気のあるような場所なので、小さくても白い線香花火のような花は結構目立つと思います。

写真の個体は、花が終わった後、果実(袋果)ができている状態です。果実は小さくて茶色くペラペラとした部分です。この部分は、よく見ると船のような形をしていて、中に種子ができます。

【和名】ズダヤクシュ [喘息薬種]
【学名】Tiarella polyphylla
【科名】ユキノシタ科 SAXIFRAGACEAE
【撮影日】2004/08/12
【撮影地】福島県南会津郡檜枝岐村

posted by hanaboro at 19:23| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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