2004年11月11日

ニラ

ニラ Allium tuberosum


写真はニラの花の後、果実ができてその袋がはじけて黒い種子が見えているところです。ニラはいうまでもなく、私たちがいただいているあの野菜のニラです。独特の強いにおいがあって、スタミナ野菜としておなじみですね。

ニラの分布については、もともとはアジア東部〜インドやパキスタンあたりに分布していたものが、万葉集や古事記にも登場するほど古い時代に、日本に渡来し栽培されてきたという説が一般的のようです。ただし、本州や九州で河原や草地に生えているものなどは自生種だともいわれています。

花の時期は6月〜10月。長い花茎の先に小さく清潔感のある真っ白の花をたくさんつけます。花自体にはニラのにおいはないですし、食用ではなく花を見るために栽培してもいいほどきれいです。花びらは6枚に見えますが、3枚の花弁と3枚の苞からできていて、非常に整った形をしています。ユリ科の多年草ですが、種子でもよく増えます。子どものころ、うちの庭でも勝手に生えて毎年花を咲かせ年々増えていました。

さて、ニラといえばやはりにその強いにおいですが、原因は「硫化アリル」という物質で、ビタミンB1の吸収をよくし肉のくさみをやわらげる効果があるといいます。このにおいがうまみのもとなんですよね〜。さらにカロチンやビタミンAが豊富で、カゼの予防にもなるから、これからの季節も活躍しそうですね。また漢方では種子を乾燥させたものを「韮子(きゅうし)」といって胃腸薬として使うのだとか。最近おなかの調子がよくないから試してみたいところですけど、写真の個体には2〜3個しか種子がありませんね〜。これでは足りないぞぉ〜!

【和名】ニラ [韮]
【学名】Allium tuberosum
【科名】ユリ科 LILIACEAE
【撮影日】2004/11/09
【撮影地】東京都日野市


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管理人さんの想いがいっぱいつまった、デザインもとても素敵なブログ
→「グラスの中のビー玉」by びおびおさんの記事「この間のニラ。

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posted by hanaboro at 21:18| 東京 🌁| Comment(7) | TrackBack(2) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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