2004年11月24日

コニシキソウ

コニシキソウ Euphorbia supina


コニシキソウは、北アメリカ原産の帰化植物です。茎は上には伸びず地面をはいます。茎の長さは10cm〜20cmほどの一年草です。道端や田畑、荒れ地に普通に見られ、花は6月〜10月に咲きますが、小さくとても地味です。茎にはたくさんの白っぽい毛が生えるので、ふつう、茎は白っぽいような灰色っぽいような色をしています。赤っぽくなることもありますが、写真にあるほどではないでしょうね。

この赤さは、、、本当にコニシキソウか〜?

茎が赤く葉の模様が目立たない場合、在来種の「ニシキソウ(Euphorbia pseudochamaesyce)」が候補にあがります。ニシキソウの場合だと、茎にほとんど毛がないことと果実が無毛です。写真の個体は、現地でジロジロ見たところ、果実に白っぽい寝た毛があり、茎にも毛がたくさんあっったことから、「コニシキソウ」としました。

生えていたのはアスファルトの歩道の脇なんですが、遠くからでもその地面の赤さがわかるほどでした。正直に言うと、コニシキソウがこんなにニョロニョロと伸びて、こんなに真っ赤になるなんて、ビックリしたと同時にちょっと気持ちわるい感じもしました。

実際に野外で見られる植物の姿は様々です。生えている環境や季節によっても違いますし、生育過程によってもいろいろと変化していきます。似たような種類がある場合、なかなか名前がわからないことも多いですよね〜。そのたびに図鑑とにらめっこ。その繰り返しで、見分けるポイントがわかってくるのだと思います。

ちなみに、学名の「Euphorbia」は、Euphorbusというローマ時代の医師にちなんでいるとか。この医師がはじめてEuphorbia属の(コニシキソウではない)植物の乳液を薬として使ったのだそうです。「supina」は平臥した(横になる)という意味だそうで、おそらく地面にはう姿からつけられたのでしょう。

また、よく似た仲間の「オオニシキソウ (Euphorbia maculata)」は、茎が斜め上か、まっすぐ上に伸び、全体に大きいので区別は簡単です。すでに、当ブログで登場済みですので、あわせてご覧いただけるとうれしいです。

■当ブログ内関連記事
オオニシキソウ

【和名】コニシキソウ [小錦草]
【学名】Euphorbia supina
【科名】トウダイグサ科 EUPHORBIACEAE
【撮影日】2004/11/23
【撮影地】東京都日野市

posted by hanaboro at 19:07| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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