2004年12月17日

オヒシバ

オヒシバ Eleusine indica


オヒシバは、日本国内の各地に分布し、世界的に見ても熱帯や温帯に広く分布する一年草です。道ばたや荒れ地など日当たりのよい場所にごくふつうに見られます。地上部も地下部もとても丈夫で引き抜きや踏み付けに強いため、畑や公園ではやっかいな雑草の1つとなっています。草丈は30cm〜50cm程度、踏み付けがない場所では株立ちになった根元から茎は立ち上がってきますが、踏みつけにあうような場所では斜め上に茎を伸ばします。

細長い葉は幅5mm内外、長さは10cm〜20cmくらいの線形で、葉の中央がくぼんでいるので、葉の断面を切ってみると「V字形」に見えます。まあ、実際に切ってみなくても、V字形に見えそうなことは想像できると思います。

花期は8月〜10月、茎の先にでる花序の枝は2本〜6本で、枝は傘を開いたようにパッと広がります。枝の片側に2列になってびっしりと小穂(しょうすい)をつけます。小穂の長さは3mm〜4mmで2苞頴(ほうえい)の上に4〜5個の小花がついています。

写真に写したものは、駐車場のアスファルトの脇にあったもので、すでに花の時期も実の時期も終わって、全体がほとんど枯れてしまって白っぽくなっていました。花序に残っているのは、ほとんど苞頴ばかりだと思います。葉はかろうじて根元の方が黄色っぽくなった状態で原型をとどめていました。

和名のオヒシバは、似たような場所に生え見た目が似ている「メヒシバ (雌日芝 Digitaria adscendens)」に対してつけられたもので、メヒシバより強そうに見えることによります。「日芝」というのは、夏の強い日差しの下でもよく生育するところからきています。

【和名】オヒシバ [雄日芝]
【学名】Eleusine indica
【科名】イネ科 POACEAE
【撮影日】2004/12/08
【撮影地】東京都日野市

posted by hanaboro at 16:38| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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