2005年06月15日

アオミズ

アオミズ Pilea mongolica


アオミズは、日本国内では、北海道、本州、四国、九州に分布し、山野の湿り気の多いやや暗めの場所に多く生える一年草です。日本以外では、朝鮮半島、中国、シベリア東部などに生育しています。イラクサ科ミズ属の植物で、草丈は30cmくらいにはなります。全体に水分が多くて、柔らかく瑞々しい。茎は薄い緑色。山菜としても利用されます。

葉は対生。5cm前後の葉柄があります。葉は少しひし形になりかけたような卵形。長さは5cm程度。縁には粗いギザギザ(鋸歯)があって、3本の葉脈が目立ちます。表面は深緑色で、光沢がありますが、同時にシワシワした感じもあります。一見、無毛のようですが、両面にまばらに短い毛があります。

花期は7月〜10月。葉の脇(葉腋)からでた「集散花序」に雄花と雌花が混じって咲きます。緑色っぽい目立たない花が葉腋からモジャモジャっと出てくるのですが、派手な花びらがあるわけでもなく、とても地味なものです。雄花の方には白い2枚の花被片があり、雄しべは2本。雌花の花被は3つに裂け、雌しべは1本。

青さがとりえのようなこの植物が一番輝くとき、それはいつなのだろう。青々とした若葉のころ?それとも、果実ができて無事に次世代を残す役目を果たせたとき?それとも。。。

【和名】アオミズ [青みず]
【学名】Pilea mongolica
【科名】イラクサ科 URTICACEAE
【撮影日】2005/06/12
【撮影地】神奈川県津久井町

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エビガライチゴ

エビガライチゴ Rubus phoenicolasius
2005/06/12 神奈川県

エビガライチゴは、日本国内では、北海道、本州、四国、九州に分布し、日本以外でも中国や朝鮮半島に分布しています。山地の林縁や草地などに生えるバラ科キイチゴ属の落葉低木です。全体に真っ赤で非常に長い腺毛を密生しているのが、大きな特徴です。トゲはまばら。

葉は互生。3つの小葉からなる「3出複葉」です。小葉は幅の広い卵形。若い時期の葉は3出複葉にならず、卵形の葉が一枚ずつペラ〜っとついていることもあります。また、3出複葉になっている場合は、3つの小葉のうち、先端の1枚が大きく、これを「頂小葉」といいます。他の2枚は「側小葉」といって、エビガライチゴの場合、頂小葉よりも小さく、長さは5cm前後です。葉の裏面は白い綿毛が密生しているので、真っ白。

エビガライチゴ Rubus phoenicolasius
2005/06/12 神奈川県
生長した株の芽
エビガライチゴ Rubus phoenicolasius
2005/05/05 東京都
若い芽


花期は6月〜7月。枝先に円錐花序を出して白色〜ごく淡い紅紫色の花を咲かせます。花弁は5枚です。花弁は長さ5mmくらい、ガクは長さ1.5cmほど。花弁よりもガクの方がずっと目立ちます。ガクの先はとがって外側には真っ赤な腺毛が密生しています。内側は白色です。

果実は、直径1.5cmくらい。赤く熟して、食用になります。

【和名】エビガライチゴ [海老殻苺]
【別名】ウラジロイチゴ
【学名】Rubus phoenicolasius
【科名】バラ科 ROSACEAE
【撮影日】2005/05/05、2005/06/12
【撮影地】東京都日野市、神奈川県津久井町

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posted by hanaboro at 16:30| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 蕾図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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