2005年09月15日

ニチニチソウ

ニチニチソウ Catharanthus roseus


ニチニチソウは、主にマダガスカルなどの熱帯原産のキョウチクトウ科Catharanthus属(ニチニチソウ属)の多年草です。原産地では茎が木質化しますが、日本では耐寒性がないために、ふつう春まき一年草として栽培されています。日本に入ってきたのは江戸時代の中ごろのことだそうです。

はじめは、Vinca属(ツルニチニチソウ属)に分類されていたのですが、後にCatharanthus属に変更されました。しかし、まだVinca属に分類する見解もあるそうです。日本で流通する場合、最初に命名されたときの属名「ビンカ」と呼ばれることが多く、「カタランサス」なんてという名前で呼ばれていることは、ないのではないでしょうか。

ちなみに、最初の学名は「Vinca rosea L.」で、最後にある「L.」はこの学名の命名者「リンネ」のことです。リンネ(Carl von Linne 1707-78)は、スウェーデンの博物学者で、生き物の学名を、「属名」と「種小名」の2つのラテン語で表す「二名法」によって生物の分類体系をつくり、「分類学の父」と呼ばれています。

ニチニチソウ Catharanthus roseusニチニチソウ Catharanthus roseus


よく枝分かれして、草丈は20cm〜50cm。矮性種だと20cm〜30cm、高性種の場合だと50cmくらい、匍匐性のタイプもあります。真夏の暑さと強い日差し、そして乾燥に強く、ひと夏中、次々と咲き続ける夏花壇の代表花。1つ1つの花は数日で終わって、特にしおれてなくても落ちてしまいますが、新しい花へと日々咲き変わっていくことから、「日日草」と呼ばれているそうです。

葉は対生。細長い楕円形。色はふつうは濃いめの緑色で、表面には光沢があります。縁にはギザギザ(鋸歯)はなく全縁です。主な葉脈が白っぽくて目立ちます。

花期は7月〜10月。茎の先や上部の葉の脇(葉腋)に花をつけます。花冠の直径は2cm〜4cmくらい。先が5つに裂けていて、5弁花に見えますが、下部は細長い筒状になっています。ガクは茎に近いところにあって、先は5つに裂けて、裂片は細長く先がとがっています。小さいし、付け根の方なのであまり目につくものではないかもしれません。

花色は、白、ピンク、赤、濃い赤紫などです。薄いピンクや白色に中心の目の部分が赤っぽい濃い色というタイプもよく見かけます。しかも、矮性で、花弁が大きく丸くて隙間なく重なり合っている品種、最近多いですね。蕾のときはパラソルをたたんだようになっていて、開くと花冠裂片は一方向に少しずれて重なるらせん状(回旋状)です。花筒の部分は蕾のころはまだ短いですが、開花するころにはかなり長〜くなっています。

【和名】ニチニチソウ [日日草]
【別名】ビンカ、ニチニチカ [日日花]
【英名】Rose periwinkle
【学名】Catharanthus roseus (Vinca rosea)
【科名】キョウチクトウ科 APOCYNACEAE
【撮影日】2005/08/17
【撮影地】東京都日野市

この写真を写させてもらった花壇では、もう、ニチニチソウの姿はなく、小菊の苗に植え替えられていました。季節の変わり目は、どことなく淋しさが漂うものですね。撮影しているときは、炎天下でめまいがしそうだったのに。

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2005年09月14日

キオン

キオン Senecio nemorensis


キオンは、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地帯〜高山帯の草地に生育する多年草です。日本以外でも東アジア〜ヨーロッパにかけて広く分布しています。キク科キオン属の植物で、キオン属は学名で書くと「Senecio」、つまり「セネキオ(属)」です。同属の植物には、例えば「シロタエギク (Senecio bicolor subsp. cineraria)」のように園芸植物として知られているものもあります。

草丈は30cm〜1mほど。茎や葉の付け根には細かい毛があって、しばしば紫色を帯びています。高山帯のものはガッシリしまった感じですが、山地帯のものは丈がのびて、同じものには見えなかったりします。

葉は互生。長さ5cm〜15cmほどの披針形で、先はとがっています。花時期の葉の質はちょっと硬そう。縁にはやや浅めの鋸歯(ギザギザ)があります。鋸歯の先はとがってごく小さな突起状、パッと見にはとても細かいギザギザです。葉柄ははっきりした感じではなくて、葉の基部では葉身が流れるように細くなってつながっています。茎の上部ほど葉柄らしき部分は短くなり、無柄になります。高山帯の場合は、茎を抱きこむような状態になることもあります。

同じ属の「ハンゴンソウ」とはよく似ていますが、キオンはハンゴンソウに比べると、全体に小さく華奢です。葉の形も違っています。ハンゴンソウの葉は羽状に3つ〜7つに深く切れ込んで、草丈も人の背丈を越えてしまうほどにもなる、豪快な植物です。

キオン Senecio nemorensisキオン Senecio nemorensis


花期は8月〜9月。茎の上部で枝分かれして、たくさんの頭花を上向きにつけます。花序の形は散房状。頭花は直径2cm、1つ1つの頭花につく「花びら(舌状花)」は5枚〜6枚程度で、周辺部に1列並んでつきます。中央の筒状花(管状花)は10個ほどあって、こちらは両性花です。舌状花は雌花。舌状花、筒状花ともに黄色。「総苞」は淡い緑色、細長い線形の「総苞片」が1列にならんで、基部には数枚の線形の「苞」がなんとも頼りなくついています。花後にできる果実は「そう果」で、くすんだ白色の「冠毛(綿毛)」があります。

キオンは漢字で書くと「黄苑」で、紫の花が咲く「シオン(紫苑 Aster tataricus)」に対しての名前だそうです。鮮やかな黄色の花がたくさん群がるように咲くところからついたんですね。また、学名の「Senecio」は、「senex (老人)」にという意味のラテン語に由来し、同属の種の多くに白っぽい毛や冠毛があるところからきているそうです。そして種小名の「nemorensis」には「森に生ずる」という意味があります。高山帯の場合は森ってわけではないですけどね。

筆者は、なかなか山に行くことができなくて、今回は久々に山地帯まで行くことができたのですが、目的地につくと同時に、雨が降り出してしまいました。とても写真撮影どころではなく、冷たい雨に打たれて、あっという間に体調がおかしくなって、ただ来た道を車で引き返し、その間ずっと腹痛に苦しんで。。。雨と寒さのせい?それともお菓子の種なし乾燥梅がいけなかったのだろうか。

【和名】キオン [黄苑]
【別名】ヒゴオミナエシ
【学名】Senecio nemorensis
【科名】キク科 COMPOSITAE (ASTERACEAE)
【撮影日】2005/09/11
【撮影地】山梨県塩山市

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→「松本市の最近の・・・」さんの記事「キオン(黄苑)」
美しく咲くキオンの花が見られます。

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(2005/10/04 update)

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2005年09月13日

コシオガマ

コシオガマ Phtheirospermum japonicum


コシオガマは、北海道、本州、四国、九州に分布し、林縁部や草地などに生育する一年草です。ゴマノハグサ科コシオガマ属(Phtheirospermum)に分類されています。高山植物としておなじみのシオガマギク属の「ヨツバシオガマ」や、山地帯に生える「シオガマギク」などとは、似ている部分もありますが別属です。茎や葉など全体に、長くて柔らかい「腺毛」が密生しています。腺毛はよく目立ち、全体に白っぽい印象になります。そして、かなり粘液が出ていて、触るとベタベタです。

葉は対生。長さは2cm〜3cm程度で、三角形に近いような卵形です。縁にはちょっと不規則な鋸歯(ギザギザ)があります。シオガマギクよりは柔からそうに見えます。

コシオガマ Phtheirospermum japonicumコシオガマ Phtheirospermum japonicum


花期は9月〜10月。大きな個体ではたくさん枝分かれし、花はそれぞれの枝の上部の葉の脇(葉腋)に1つずつ、葉が対生しているので、同じ節に1つか2つ花がつく形になります。花冠は紅紫色で、長さは2cmくらい。上唇と下唇にわかれる「二唇形」です。上唇は浅く2つに裂けて裂けた裂片は外側にペターッと激しく反り返ります。下唇は上唇よりも大きくて横にビラビラと広がります。下唇の先は3つに裂けて、裂片はやはりちょっと巻くように反り返ります。

下唇の真ん中の裂片には、よく目立つふくらみが2つあって、そこには紅紫色の点々模様と白い毛があります。蕾のときの裂片はギュッとかたまっているのですが、裂片のたたまれている順序があって、内側から上唇、下唇の側裂片、中央裂片の順で折りたたまれています。

花のつけ根には、釣鐘形のガクがあって、先は5つに裂けています。さらに裂片の縁は細かく切れ込みます。そのガクにも、花冠の外側にも、花後の果実にもたくさんの腺毛が密生しています。とにかくいたるところ腺毛だらけです。

学名の「Phtheirospermum」は、コシオガマ属の学名で、「phteir(シラミ)+sperma(種子)」という意味があります。種子が1mmくらいで果実(さく果)の中につまっているからなのか、模様があるからなのか。。。ちなみに、シオガマギク属の方の学名「Pedicularis」も、「シラミ」という意味です。見た目のよい花からは想像つかないような学名だなぁと思いますけどね。また、コシオガマの種小名の「japonicum」には、そのまんまで、「日本の」という意味があります。ですが、日本固有種というわけではなくて、中国や朝鮮半島、台湾にも分布しているそうです。

【和名】コシオガマ [小塩竈]
【学名】Phtheirospermum japonicum
【科名】ゴマノハグサ科 SCROPHULARIACEAE
【撮影日】2005/09/13
【撮影地】山梨県

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2005年09月12日

コウリンカ

コウリンカ Tephroseris flammea subsp. glabrifoliaコウリンカ Tephroseris flammea subsp. glabrifolia


コウリンカは、本州の山地の日当たりのよいやや湿り気のある草原に生育する多年草です。一般的な図鑑では、現時点ではまだ、キク科キオン属(Senecio)として掲載されていることが多いと思います。ただし、広義のキオン属はとても大きな属で、世界中に2000種以上も知られています。日本でも十数種が分布しますが、キオン属をもっと細かく分ける見解もあります。その場合、コウリンカは「オカオグルマ属 (Tephroseris)」に分類され、「オカオグルマ (Tephroseris integrifolia subsp. kirilowii)」や「サワオグルマ (Tephroseris pierotii)」などと同じ属とされています。

草丈は50cm〜60cm。茎や葉には、しばしばクモ毛が生えていますが、茎の毛はそれほど多くはなく、上部の方くらいです。葉は互生。「根生葉」は幅が広めのさじ形。長さは5cm〜10cm。開花期にはだいたいその年のものは枯れるようですが、根元の方を見ると、次年度のものらしき根生葉や、花をつけなかった個体の根生葉が見られます。

上にのびた茎につく「茎葉」は上部ほど小さくなります。根生葉より細長い倒披針形で、先が細くとがっています。そして、基部は幅広くなって、少し茎を抱きます。縁の鋸歯(ギザギザ)は根生葉、茎葉ともに小さな突起状のプツプツが出るくらいの状態で、あまり目立つものではないです。

コウリンカ Tephroseris flammea subsp. glabrifoliaコウリンカ Tephroseris flammea subsp. glabrifolia


花期は7月〜9月。茎の先に、数個〜10個程度の頭花をつけます。花柄が分かれてのびる付け根のあたりには、数枚の細長い苞葉が集まってついています。1つ1つの頭花の花柄はそれぞれの頭花によって長短まちまちですが、おおむね散形状です。頭花は直径3cm〜4cmほどです。周辺部にある「舌状花」は雌性、中央の「筒状花(管状花)」は両性です。舌状花は、10枚〜15枚が1列に並んでいます。濃い橙黄色で、開ききるころには、下向きに垂れ下がります。その様子は非常に特徴的です。

頭花の下部の部分は「総苞」で、長さは1cmくらい、紫褐色を帯びています。「総苞片」はだいたい1列に並んでいます。やや革質で細長く、先はとがっています。冠毛はくすんだ淡い褐色。長さは8mmくらい。

コウリンカは、本州中部の高原では、定番的存在の1つです。でも、こういう草原に生育する植物たちの多くは、開発あるいは草原の遷移などによってその生育地が減少し、個体数を減らしています。コウリンカの場合は、草原に咲く濃いオレンジの個性的な花が、よく人目につくことも、少なからず、その存続を数奇なものにしているのかもしれません。コウリンカも絶滅が危惧される植物の1つなのです。

【和名】コウリンカ [紅輪花]
【学名】Tephroseris flammea subsp. glabrifolia
(Senecio flammeus ssp. glabrifolius)
【科名】キク科 COMPOSITAE (ASTERACEAE)
【撮影日】2005/09/11
【撮影地】山梨県

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2005年09月10日

オオアワガエリ

オオアワガエリ Phleum pratense
2005/08/17

オオアワガエリは、ヨーロッパ原産の多年草です。特に冷涼な地域を中心に世界的に広く牧草として栽培され、野生化しています。日本に入ってきたのは、明治の初めごろのことでだそうで、やはり、牧草として「チモシー」という名前で導入されています。

茎(稈)は無毛、草丈は50cm〜1.2mくらいになります。葉は長さ20cm〜60cm、幅は5mm〜1cmくらいの線形で、触るとザラザラします。

オオアワガエリ Phleum pratenseオオアワガエリ Phleum pratense
2005/08/17

花期は5月〜8月。稈の先から花穂をまっすぐ伸ばします。花穂の長さは数cm〜15cmくらいの円柱形です。そして、長さ3mm程度の「小穂」が密生します。小穂は淡い緑色で、ほとんど柄はなく平べったいです。1つの小穂には1つの「小花」がつきます。雄しべの「葯」は黄白色で、花の最盛期には花穂が白っぽいですが、後に茶色に。

オオアワガエリ Phleum pratenseオオアワガエリ Phleum pratense
2004/07/02

同じ大きさの2つの「苞頴」があって、それぞれ、中肋で2つに強く折れています。そして中に小花を包んでいます。また、中肋には長い毛が生えていて、先は少し長く伸びて、長さ2mmくらいの「芒」になります。その芒が角のように見えます。ハサミムシのハサミのような、クワガタのような形で、「ひっつき虫」の1つ、「コセンダングサ」の種子の形にも似ているかな。

また、在来種の「アワガエリ」だと、苞頴の先は少しとがっても芒にはならないし、中肋の毛もほとんどわからないくらいです。こちらは、オオアワガエリよりは全体に小型です。

【和名】オオアワガエリ [大粟返り]
【別名】チモシー(timothy)、キヌイトソウ[絹糸草]
【学名】Phleum pratense
【科名】イネ科 POACEAE
【撮影日】2005/08/17、2004/07/02
【撮影地】東京都日野市

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2005年09月09日

オオセンナリ

オオセンナリ Nicandra physalodes


オオセンナリは、南アメリカの主にペルー原産の一年草です。北アメリカやアジアなど世界中で広く、観賞用として栽培されています。そして、しばしば野生化しています。日本でも江戸時代から栽培されています。ナス科オオセンナリ属(Nicandra)の植物です。

茎はよく枝分かれして、草丈は30cm〜80cmくらい、ときに1m程度になります。茎にははっきりとした「稜」があります。葉は互生。先のとがった卵形〜長楕円形で、長さは5cm〜10cm。縁には不規則に粗いギザギザ(鋸歯)が入ります。葉身は付け根の苞は葉柄につながって少し流れる感じです。毛がまばらに生えています。

オオセンナリ Nicandra physalodes


花期は7月〜9月。花は葉の脇(葉腋)から細長い花柄を出して、その先に1つずつつきます。花冠は直径3cm〜4cmくらいの釣鐘形。先は浅く5つに裂けています。裂片は淡い青紫色、筒部は白色。花時期のガクの色は緑色で、つけ根のほうには黒っぽいような、紫色っぽいような斑点を散りばめたような模様があります。ガクは5つに深く裂け、基部には尾状の突起があったりして、すでにその独特な形が目につきます。そのガクは花後に大きくなってよく目立つようになります。

果実は球形の「液果」で、花後に肥大してくる「ガク」に包まれます。ガクの脈が目立つところは、「ホオズキ」にもちょっと似ている感じ。ガクには横に大きくはりだした翼があります。液果は熟すと光沢のある茶褐色になって、表面には茶色の斑点があります。中にはたくさんの種子ができます。

【和名】オオセンナリ [大千成]
【別名】ニカンドラ
【英名】Apple of Peru
【学名】Nicandra physalodes
【科名】ナス科 SOLANACEAE
【撮影日】2005/09/08
【撮影地】東京都日野市

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ネズミノオ

ネズミノオ Sporobolus fertilis


ネズミノオは、本州、四国、九州に分布し、イネ科ネズミノオ属の多年草です。道ばたや日当たりのよい草地に生育しています。日本以外にも中国、台湾などに分布しています。

茎(稈:かん)は根もとから「そう生」して、株立ちになります。草丈は花穂がのびた状態で、30cm〜80cm。稈は細いですがなかなか強靭です。葉は根生します。長さ20cm〜50cm、幅は2mm〜5mm程度の細長い線形です。縁が少し内側に巻いています。毛は付け根のあたりに少しある程度、あまり目立つものではないです。稈も無毛です。

ネズミノオ Sporobolus fertilisネズミノオ Sporobolus fertilis


花期は9月〜11月。円錐形の花穂がほぼまっすぐのびて、細長いシッポのような形になります。その様子を「ネズミ」のシッポに見立てて、「ネズミノオ」といいますが、ネズミのシッポにしては太くてボソボソしてますけれど。花穂の花がついている部分の長さは15cm〜40cm、幅は5mm〜1cm。灰色っぽいような淡い黄緑色の「小穂」が密につきます。1つ1つの小穂の長さは2mmくらいのものです。小穂の小枝は中軸にくっついているので、花序はただまっすぐの花穂に見えます。

小穂をルーペなどで見ると、ツブツブの小花の外側に、先のとがった薄い膜質の「外頴(または護頴)」や「内頴」が見えます。さらにその外側には外頴や内頴よりも短い「第一苞頴」や「第二苞頴」がありますが、芒(のぎ)はありません。

【和名】ネズミノオ [鼠の尾]
【学名】Sporobolus fertilis
【科名】イネ科 GRAMINEAE (POACEAE)
【撮影日】2005/09/08
【撮影地】東京都日野市

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2005年09月08日

コゴメガヤツリ

コゴメガヤツリ Cyperus iriaコゴメガヤツリ Cyperus iria


コゴメガヤツリは、本州、四国、九州に分布し、日当たりよい草地や湿り気のある場所にごくふつうに見られる一年草です。カヤツリグサ科カヤツリグサ属(Cyperus)に分類され、同属の特に「カヤツリグサ (Cyperus microiria)」とはよく似ています。茎(稈)は三角形で細長く、ややそう生します。途中で枝分かれせず、まっすぐのびて、草丈は30cm〜60cmくらいです。

葉は下部に数枚つきます。幅5mm程度の細長い線形で、表面にはやや光沢があります。茎の先には数枚の細長い葉状の「苞」があります。苞は長短あって、長いものは花序よりもずっと長くなります。そして、苞のある部分からは3本〜5本の枝が出ます。この枝はさらに3つくらいの小枝に分かれて、その先に「小穂」がたくさんつきます。このあたりの構成は、この仲間ではみなだいたい同じなのですが、言葉で書くと何だか複雑になってしまいますね。

コゴメガヤツリ Cyperus iriaコゴメガヤツリ Cyperus iria


花期は8月〜10月。茎の先から出た枝がさらに枝分かれして、その小枝に小穂がつきます。小穂の色は薄い黄色〜黄褐色。小穂の形は線状長楕円形で、長さは5mm〜10mmくらい。10個〜20個の米粒のような小さな花がつきます。

花は「鱗片」に包まれていて、「花被」はなく、小穂の軸に2列に並んでいます。鱗片の先がカヤツリグサより丸いのが区別するポイントです。そして緑色の中肋の部分の先端はほとんど突き出ていません。「チャガヤツリ (Cyperus amuricus)」ではその部分が芒状に長く突き出ます。カヤツリグサでは少しだけ突き出ています。3種の中では、コゴメガヤツリの花が一番丸くて、お米っぽい形です。

カヤツリグサの場合は、小穂がそれぞれ広がってついていますが、コゴメガヤツリの方は、小穂が短い小枝にペッタリくっつくようになります。何だかギュッと絞ったような感じがします。また、コゴメガヤツリは、果実の時期には花序が傾いて、先が垂れ下がるようになります。カヤツリグサは垂れ下がらない点もポイントの1つ。ただし、カヤツリグサ、コゴメガヤツリ、チャガヤツリは雑種を形成することも知られていて、しばしば、その区別の難しいことがあります。

【和名】コゴメガヤツリ [小米蚊帳吊]
【学名】Cyperus iria
【科名】カヤツリグサ科 CYPERACEAE
【撮影日】2005/08/29、2005/09/08
【撮影地】東京都日野市

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2005年09月07日

マツバボタン

マツバボタン Portulaca pilosa subsp. grandiflora
2005/08/17 蕾

マツバボタンは、南アメリカ原産の多年草です。スベリヒユ科スベリヒユ属の植物です。同属には、「ハナスベリヒユ」や「スベリヒユ (Portulaca oleracea)」などがあります。「ポーチュラカ」というのはスベリヒユ属の学名ですが、ふつうは「ハナスベリヒユ」をさしていることが多いです。マツバボタンは耐寒性がないので、春まき一年草として扱われることが多いのですが、本来は多年草なので、室内に取り込むなどして温度を保つことができれば越冬します。

茎は細かく枝分かれして、地面をはうように広がります。草丈は5cm〜15cmほど。葉は互生。細長い線形ですがほとんど葉柄はありません。先のとがった平べったい棒のような感じです。花のすぐ下にはとくに集まってつきます。そしてつけ根には白い毛があります。何だかまとわりつくような毛だ。

マツバボタンという名前は、葉が細長くマツの葉のようで多肉質、花が「ボタン」に似ていることからきています。夏の高温乾燥にとても強いことから、「ヒデリソウ(日照草)」と呼ばれたり、枝先を爪で切って挿しておけば簡単に発根することから「ツメキリソウ (爪切草)」ともいいます。また、ハナスベリヒユよりは種子ができやすく、こぼれダネでもよくふえます。

マツバボタン Portulaca pilosa subsp. grandifloraマツバボタン Portulaca pilosa subsp. grandiflora
左は蓋がとれて種子が見える、右はまだ蓋がある

花期は5月〜10月。花の直径は2.5cm〜3cm程度、もう少し大きい品種もあります。花色は赤、黄、紫、白、桃色など豊富です。花は日が当たる日中だけ開く一日花。一重咲きと八重咲きがあります。一重咲きなら花弁は5枚です。果実は長さ7mmくらいの「蓋果(がいか)」。熟すと横に割れて、上半分が蓋のようにとれてしまいます。中には金属的な光沢のある黒色の小さな種子がたくさん入っています。

【和名】マツバボタン [松葉牡丹]
【別名】ヒデリソウ、ツメキリソウ
【英名】Rose moss
【学名】Portulaca pilosa subsp. grandiflora
【科名】スベリヒユ科 PORTULACACEAE
【撮影日】2005/08/17
【撮影地】東京都日野市

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マツバギク

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ニガウリ

ニガウリ Momordica charantia


ニガウリ(ツルレイシ)は、インド〜熱帯アジア原産のつる性のウリ科ニガウリ属の植物です。耐寒性がないので、ふつうは春まきの一年草として栽培されています。日本へ入ってきたのは江戸時代のことだそうで、中国経由でもたらされたとか。熟す前の青々とした果実は「ゴーヤ」または「ゴーヤー」と呼ばれ、沖縄の代表的な野菜です。最近では沖縄に限らず、特に夏野菜の定番的存在になってきたと思います。好き嫌いはあるでしょうけど。

ニガウリ Momordica charantia


葉の脇(葉腋)から出た「巻きひげ」で、他のものにからまってのび、茎は数mになります。この巻きひげは葉の変形したものです。茎や葉柄、花序などには白くて長い軟毛がたくさん生えています。葉は互生。5つ〜7つ、掌状に裂けます。切れ込んだ部分はさらに切れ込んだり、縁の「鋸歯」は不規則にギザギザしています。葉柄は数cm、長いものでは10cmほどです。

ニガウリ Momordica charantiaニガウリ Momordica charantia


花期は7月〜9月。葉腋から数cm〜10cm前後の細長い花序をのばして、先に淡い黄色の花を咲かせます。花序には腎円形〜ハート形の「苞」が1つついています。花は直径2cmくらい、花冠の先は5つに裂け、裂片の先は丸みがあります。

果実は開花後20日ぐらいで、食用に収穫できるほどになります。果実の長さは15cm〜長いものでは50cm、細長い紡錘形で、表面にはコブ状の突起がたくさんあります。ちなみに、ニガウリ属の学名「Momordica」には、「噛んだ」という意味があって、このデコボコとした果実の表面の様子を噛んだ跡に例えての命名だそうです。また、「ニガウリ」と呼ばれるとおり、強い苦味がありますが、苦味の成分は属の学名にちなんで「モモルデシン」。さらに、ビタミン、ミネラル類が豊富に含まれるので夏バテ防止によいとか。筆者もこの夏、お世話になりました。

果実は熟すと赤黄色に変わり、柔らかくなります。中には赤い仮種皮に包まれた「種子」が入っています。熟すと甘くなり仮種皮は赤く、野生の状態だと種子は鳥に食べられて運ばれるそうです。写真は人家近くの道路脇ですが、どう見ても食用に誰かが栽培しているようには見えず、勝手に生育しているようでした。

【和名】ニガウリ [苦瓜]
【別名】ゴーヤ、ツルレイシ[蔓茘枝]、レイシ
【英名】Bitter melon、Balasam Pear
【学名】Momordica charantia (狭義 Momordica charantia var. pavel)
【科名】ウリ科 CUCURBITACEAE
【撮影日】2005/08/17
【撮影地】東京都日野市

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2005年09月06日

ストケシア

ストケシア Stokesia laevis


ストケシアは、北アメリカ南部原産のキク科ストケシア属(ルリギク属 Stokesia)の多年草です。茎はよく枝分かれして、草丈は30cm〜50cm程度になります。耐寒性があり、種子はだいたい秋まき。鉢植えや花壇で観賞用に栽培されます。

「根生葉」は長さ10cm〜20cmほどの幅が広めの披針形。付け根の方は細く縁に毛が生え、長い葉柄があります。上にのびた茎に生える「茎葉」には柄がなく、付け根の方は茎を抱いています。ふつう縁に鋸歯(ギザギザ)はありません。

花期は6〜10月。よく分枝した枝の先にそれなりに大きめの頭花をつけます。花は青紫色のものが多く、花びら(筒状花)の先が切れ込んでいるので、「ヤグルマギク (Centaurea cyanus)」にも似た感じがあります。花色は青紫色のほかに白色、赤色、桃色、黄色などがあります。

頭花の直径は8cmくらい。キク科の植物なので、1つの頭花はたくさんの小花によってできています。キク科の花によくあるパターンは、花の周辺部分にいわゆる花びらに見える「舌状花」があって、中心部分には「筒状花(管状花)」があるというものです。しかし、ストケシアの場合は「舌状花」はなく、小花はすべて筒状花からなります。つまり、ふつうだったら花びらに見えるのは「舌状花」ですが、ストケシアでは「筒状花」が花びらに見えています。ストケシアの筒状花は周辺部分にあるものは大きくで、中心部分のものは小さくなります。先は5つに裂けているので結構ギザギザです。

花の外側にある「総苞」は球形で淡い緑色、そこには細長い楕円形〜披針形の緑色の「総苞片」があります。総苞片は葉状で付け根の方の縁にはトゲのような目立つ毛があります。写真はすでに花は終わって、筒状花はもう残っていませんが、総苞片の様子はよくわかります。よく見れば、もう1度、花が咲いているようでもあり、何ともおもしろい形です。

学名の「Stokesia」は、イギリスの植物学者「Jonathan Stokes」という人の名前からきているそうです。また種小名の「laevis」には、「平滑の」という意味があります。少なくとも総苞片の縁を見て命名されたものではないでしょうね。

【一般名】ストケシア
【和名】ルリギク (瑠璃菊)
【英名】Stokes' aster
【学名】Stokesia laevis
【科名】キク科 COMPOSITAE (ASTERACEAE)
【撮影日】2005/08/17
【撮影地】東京都日野市

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2005年09月05日

ママコノシリヌグイ

ママコノシリヌグイ Persicaria senticosa


ママコノシリヌグイは、日本全土に分布し、山野の道ばたや林縁部などのやや湿り気の多いところに生育する一年草です。草丈は1mほど。タデ科タデ属(Polygonum)、またはイヌタデ属(Persicaria)に分類されています。また、花や葉の形など、「ソバ」に似ているところもあるので、「トゲソバ」の別名もあります。

茎や葉にトゲがあって、これがあるのに気づかずに草むらに入ると、ガリッと切り傷を作ってしまいます。茎のトゲは下向きですから要注意。茎はトゲがあることによって、よく他のものに寄りかかってのびています。よく枝分かれもするので、この植物の生育地は何がどうなっているのかわかんないような草やぶになります。名前の由来はこのトゲによるものですが、なかなかこんな名前は思いつかないですよね。実際にそのように利用したわけではないでしょうけど。使う方も痛そうだし。ちなみに、学名の種小名「senticosa」には、「トゲの密生した」という意味があります。

ママコノシリヌグイ Persicaria senticosaママコノシリヌグイ Persicaria senticosa


葉は互生。長さ5cm前後の三角形。先はとがっています。よく似た種の「アキノウナギツカミ」の場合は、葉の形はつけ根がやじり形になった細長い披針形です。葉の質は薄く、緑色で、しばしば赤みを帯びています。茎や葉柄も赤みを帯びることが多く、葉柄や葉の裏面の脈上にもトゲがあります。

タデ科の植物には、「托葉」が鞘状になった「托葉鞘(鞘状托葉)」という葉の付け根の付属物があります。托葉鞘は茎を抱き込むようについていますが、ママコノシリヌグイの場合は、上部は緑色の葉状で、腎円形をしています。その部分は幅は1cmくらい、葉の付け根にある丸っこいものがそれです。アキノウナギツカミの場合は托葉鞘が葉状にならず、「イヌタデ」などと似たような筒状、かなり長い筒です。

花期は5月〜10月。枝先に10個前後集まってつき、「金平糖」のような状態になります。花序の下の部分にも何か生えているのですが、それはトゲではなく、「腺毛」です。花被は5つ、先の方は紅紫色、下の方は白色です。1つ1つの裂片は楕円形で、長さは3mm〜5mm程度。「イシミカワ」だと花被片は淡い緑色で、ごくわずかにしか花が開きませんが、ママコノシリヌグイはそれなりに花被が開きます。花被は花が終わった後、閉じて果実を包み込みます。果実は「そう果」で長さは3mm。黒色で丸みのある3稜形です。

【和名】ママコノシリヌグイ [継子の尻拭い]
【別名】トゲソバ
【学名】Persicaria senticosa (Polygonum senticosum)
【科名】タデ科 POLYGONACEAE
【撮影日】2005/08/17
【撮影地】東京都日野市

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センニンソウ

センニンソウ Clematis terniflora


センニンソウは、日本全土に分布し、山野の日当たりのよい場所に多く、道ばたなどによく見られるつる性の半低木です。キンポウゲ科センニンソウ属(Clematis)の植物。花の時期に見る茎はほとんど無毛です。つる性ですが、センニンソウの場合は、主軸となっている茎自体は巻きつかず、だからといって「巻きひげ」を出すという感じでもないです。複葉の中軸(小葉柄)の部分が長くなって、曲がりくねって他のものに巻きつきます。

葉は対生。1つの葉は3つ〜7つの「小葉」からなる「羽状複葉」です。小葉は長さ5cm前後の卵形。分厚くて表面には光沢があります。色は濃いめの緑色。先の方はやや丸みがありますが、一番先の部分は小さくポチッと突起状にとがっています。縁は時折切れ込むことはありますが、ふつうは鋸歯(ギザギザ)はありません。

花期は8月〜9月。葉の脇(葉腋)から出た「円錐花序」に、白色の花をたくさん咲かせます。一面真っ白になるくらい一斉に多数、上向きに平たく開いてよく目につきます。1つ1つの花は直径2cm〜3cmほど。花弁のように見えているのは「ガク片」で、4枚あります。ガク片の縁にはたくさんの細かい毛が生えていますが、毛も白色なので、近づいてよく見ないとわからないかもしれません。

花弁状のガク片より上で、細長くてヒラヒラとたくさん出ているのは、雄しべです。その雄しべの「花糸」の部分は長さ7mm〜9mm、先端の「葯」の部分は長さ3mmほど。雌しべは数本、細長い「花柱」があります。この花柱は花後には3cmくらいまでのびてきます。この部分は果実の時期にも残っていて、のびた花柱には白くて長い毛がたくさん生えて羽毛状になります。果実は「そう果」で、平べったい卵形、長さは7mm程度、風によって運ばれます。

「そう果」という果実の種子は、ごく薄い「果皮」に包まれていて、「種皮」とはあまり区別がつきにくくなっています。そのためそう果自体が「種子」のように見えてしまいます。綿毛のあるタンポポの種子も、ふつう種子といっているものは「そう果」です。実際は、種子はそう果の中に1つだけ入っていますが、果皮は熟しても裂開しないのです。

【和名】センニンソウ [仙人草]
【学名】Clematis terniflora
【科名】キンポウゲ科 RANUNCULACEAE
【撮影日】2004/09/15
【撮影地】東京都日野市

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2005年09月03日

ルコウソウ

ルコウソウ Ipomoea quamoclit


ルコウソウは、熱帯アメリカ原産のつる性の一年草です。以前はヒルガオ科ルコウソウ属(Quamoclit)に分類されていましたが、現在はサツマイモ属(イポメア属 Ipomoea)に分類されています。日本に入ってきたのは江戸時代初期のことで、現在でも観賞用に栽培されるほか、時おり人家周辺で逃げ出しています。茎はよく枝分かれして、他の草などに巻きつきます。長さは4m〜5mにもなります。

葉は互生。輪郭は長楕円形ですが、中肋の部分まで深く羽状に切れ込んで、裂片は糸状。羽毛のような魚の骨のような状態です。葉柄はほとんどありません。Quamoclit属としたときの種小名「pennata」は「羽状の」という意味です。朱色の花をつける「マルバルコウ (Ipomoea coccinea)」の葉は先のとがったハート形。ルコウソウとマルバルコウの交配によってできた「モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ Ipomoea x sloteri)」は、ギザギザと掌状に切れ込んだ葉です。

花期は8月〜10月。葉の脇(葉腋)からヒョロリと細長い花序を出して、先に1つか2つ花をつけます。花冠は「高杯形」で、下部は細長い筒状で、上部は5つに裂け、直径2cm〜3cmくらいの星型に開きます。色は濃い紅色、白色、桃色。マルバルコウの場合は花冠の先は五角形に見えます。雄しべは5本、雌しべは1本。花冠より外に突き出ます。

【和名】ルコウソウ [褸紅草]
【学名】Ipomoea quamoclit (Quamoclit pennata)
【科名】ヒルガオ科 CONVOLVULACEAE
【撮影日】2005/08/17
【撮影地】東京都日野市

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タカサゴユリ

タカサゴユリ Lilium formosanum
2005/08/29

タカサゴユリは、もともとは台湾に自生しているユリ科ユリ属の多年草です。日本に入ってきたのは1924年のことだそうで、テッポウユリとの交配種もつくられ、観賞用に栽培されてきました。主に種子によって繁殖し、種子には薄い膜のような翼があるので風によって運ばれ、発芽するとだいたい2年目には開花しますが、早いものでは半年ほどでも開花可能なんだとか。非常に旺盛に繁殖するため、各地で野生化し、空き地や道ばたなどにふつうに見られるようになっています。生育範囲は台湾でも低地〜かなり標高の高いところまで幅広いそうです。

地下にはいわゆる百合根状の「鱗茎」ができます。地上の茎はまっすぐにグングンのびて小さいものでは30cmほどで開花、大きいものでは1.5mから、ときにそれ以上になります。葉は長さ15cm、幅1cm程度の細長い線形で、たくさん密につきます。茎の上部の方では茎に沿うような感じでつくことが多いですが、茎のやや下部の方では、節間がつまって葉がたくさんつき横に広がっている傾向があります。

タカサゴユリ Lilium formosanumタカサゴユリ Lilium formosanum
2005/08/02

花期は8月〜9月。テッポウユリよりは遅めの開花です。茎の上部に総状に花をつけ、横向きかやや下向きに開きます。花冠は筒の部分が細長いラッパ形で、花被片は6つ。長さは15cm〜20cmくらい、直径は10cm〜15cm。花冠は乳白色で、外側には紫褐色の筋模様があります。花被片の先はとがっていて結構シャープな感じ、そして外側に反り返ります。

雄しべは6本、先の「葯」は赤褐色を帯びていますが、花粉は黄色でした。1本長く突き出した雌しべの柱頭には、すでに花粉がついていました。自家受粉によって結実可能なようですね。果実は長い円柱形で上向きにつき、中には大量の種子ができます。

タカサゴユリ Lilium formosanumタカサゴユリ Lilium formosanum
2005/08/29

沖縄などに生育する「テッポウユリ」によく似ていますが、タカサゴユリの方が草丈が高く、より花が細長く、外側が紫褐色を帯びていること、花期が遅いこと、葉が細いことなどが違っています。香りもほとんどありません。

また、「シンテッポウユリ」は、テッポウユリとタカサゴユリの交配によってできた「ロンギフローラム・ハイブリッド」で、発芽から一年以内に開花し、切花用にも多く栽培されます。シンテッポウユリの花は、タカサゴユリのような紫褐色の筋がなく純白です。

【和名】タカサゴユリ [高砂百合]
【別名】タイワンユリ[台湾百合]、ホソバテッポウユリ
【英名】Taiwan lily、Formosa lily
【学名】Lilium formosanum
【科名】ユリ科 LILIACEAE
【撮影日】2005/08/29、2005/08/02
【撮影地】東京都日野市

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2005年09月02日

イヌビエ

イヌビエ Echinochloa crus-galli var. crus-galli


イヌビエは、本州、四国、九州に分布し、田畑や道ばた、草地などに生育する一年草です。イネ科ヒエ属の植物で、栽培される「ヒエ」に似ているけれど食用にならないということで、「イヌビエ」といいます。草丈は60cm〜1.2m。茎は根元の方で枝分かれします。葉は長さ20cm〜50cm、幅は1cm前後の線形で、先は次第にとがります。イネ科植物の「葉鞘」の縁によく見られる膜のような「葉舌」という部分は、イヌビエにはありません。

イヌビエ Echinochloa crus-galli var. crus-galli


花期は8月〜10月。花序は10cm〜25cm。短い枝をたくさん出します。その枝にはたくさんの「小穂」が密につきます。小穂は長さ3mm〜4mmの卵形、先はとがっています。ふつう「芒」はないかごく短いです。小穂は緑色〜やや褐色を帯びますが、特に「ケイヌビエ」だと長い芒が濃い紫褐色を帯びます。小穂のつけ根には「総苞」が変化したごく細い針状の毛があります。

イヌビエは非常に形態の変異が大きく、いくつかの変種が認められています。例えば、やや大型で芒が長くて目立つタイプは「ケイヌビエ (Echinochloa crus-galli var. aristata)」といいます。また、葉の縁が厚くなって白い筋が入るタイプは「タイヌビエ (Echinochloa crus-galli var. oryzicola)」。このタイプは、ふつうイヌビエよりも小穂が大きく長さ5mmほどになります。そして、全体に小型で小穂に芒のないタイプは「ヒメイヌビエ (Echinochloa crus-galli var. formosensis)」です。しかし、これらの区別はなかなか難しいところで、区別する分類形質も少々不明確なところもあるのではないでしょうか。

写真の個体は、芒はなく小穂は小さめ、葉の縁の白い筋ははっきりしないタイプです。なんていっても、今回の写真では何にもわかんないですけど。

【和名】イヌビエ [犬稗]
【別名】ノビエ [野稗]
【学名】Echinochloa crus-galli var. crus-galli
【科名】イネ科 GRAMINEAE (POACEAE)
【撮影日】2005/08/29
【撮影地】東京都日野市

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カヤツリグサ

カヤツリグサ Cyperus microiria
2005/08/03

カヤツリグサは、本州、四国、九州に分布し、道ばたや畑などにごくふつうに生育するカヤツリグサ科カヤツリグサ属の一年草です。茎は3稜形で、単生または2〜3本がそう生し、草丈は20cm〜40cmほどまでなります。葉は根元の方に数枚。幅は2mm〜3mmほどの細長い線形です。

茎の先にほとんど葉と同じ形の細長い「苞葉」が3枚〜5枚つきます。そこから長短ふぞろいの枝が出て、たくさんの小穂がつきます。その枝はさらに2本〜3本の短い枝に分かれることが多いです。よく似た「チャガヤツリ」の場合はこの小枝がわかれないので、カヤツリグサよりは花序の形が単純です。

カヤツリグサ Cyperus microiria
2004/11/23

花期は8月〜10月。小枝につく「小穂」の長さは1cm〜1.5cm。1つの小穂に20個前後の「小花」がつきます。小花は左右2列になって、互い違いに並んでつきます。そして、「鱗片」が1つ1つの花を包んでいます。鱗片は黄褐色で、中心部分は緑色、先端はとがって少し突き出ています。チャガヤツリの場合は先が長くやや芒状になり、コゴメガヤツリでは先はほとんど突き出ず丸みを帯びています。

2枚目の写真はチャガヤツリのようにも見えますが、鱗片の先がそれほど長く突き出ていないので、遅い時期に生長のよくない状態で開花したカヤツリグサだろうと思います。昨年(2004年)の晩秋〜初冬は暖かい日が続いて、夏〜秋の花が年内ずっと見られたり、春の花が早くも開花したりというような状態が見られました。

【和名】カヤツリグサ [蚊帳吊草]
【別名】マスクサ [枡草]
【学名】Cyperus microiria
【科名】カヤツリグサ科 CYPERACEAE
【撮影日】2005/08/03、2004/11/23
【撮影地】東京都日野市

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2005年09月01日

シマスズメノヒエ

シマスズメノヒエ Paspalum dilatatum


シマスズメノヒエは、南アメリカ原産のイネ科スズメノヒエ属の多年草です。暖帯〜熱帯にかけて広く分布しています。日本で最初に見出されたのは1915年、小笠原でのことだったそうです。「ダリスグラス(Dallisgrass)」という名前で、特に乳牛用の暖地型牧草として栽培され、各地で逸出し、関東以南、四国、九州の暖かい地域で野生化しているのが見られます。

シマスズメノヒエ Paspalum dilatatumシマスズメノヒエ Paspalum dilatatum


茎(稈)は細くて堅く、そう生して株立ち状になり、草丈は50cm〜1mになります。根元の方は少し斜めにのびて、上部は直立します。葉は長さ10cm〜40cm、幅1cm前後の線形。色は淡い緑色。茎や葉、「葉鞘」には毛がありませんが、鞘口には長い毛が束のようになって生えています。

シマスズメノヒエ Paspalum dilatatumシマスズメノヒエ Paspalum dilatatum


花期は8月〜10月。花序の枝は5本〜10本、茎の上部のだいたい10cm〜20cmの間につきます。1つ1つの枝の長さは6cm〜10cmくらい。横に開いて多くはうなだれています。枝の付け根には長い毛が束生。ふつうは互生ですが、部分的に対生していることも。小穂は枝の下面に3列〜4列つきます。羽毛のような海藻のような形の「柱頭」や、ヒラヒラと細い糸の先にぶら下がったマメの鞘のような「葯」は黒紫色でよく目立ちます。枝にびっしりとつく小穂の、緑と黒の取り合わせは何とも奇妙な感じです。

「小穂」は長さ3mm程度の幅の広い卵形〜楕円形。先はツンととがっています。縁には長い白色の毛が密生しています。この点で、よく似た「スズメノヒエ」や「スズメノコビエ」とは区別できます。また、小穂の部分をよく見ると3本の線が見られます。この3本線がある部分は「苞頴(ほうえい)」といいます。中央の1本はまっすぐ中心に入り、両側の2本は縁に沿って入ります。

■在来種のスズメノヒエ
全体に少し小型で、葉や葉鞘に毛がたくさん生えていて、逆に小穂は無毛です。小穂は2列で先はやや丸みがあります。

【和名】シマスズメノヒエ [島雀の稗]
【別名】ダリスグラス (Dallisgrass)
【学名】Paspalum dilatatum
【科名】イネ科 GRAMINEAE (POACEAE)
【撮影日】2005/08/29
【撮影地】東京都日野市

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メヒシバ

メヒシバ Digitaria ciliaris


メヒシバは、温帯〜熱帯にかけて世界的に広く見られ、日本でも北海道、本州、四国、九州に分布しています。イネ科メヒシバ属(Digitaria)の一年草で、畑や道ばたなどにごくふつうに生育しています。茎(稈)は根もとのほうではやや地面をはうようにのびて枝分かれし、節からはひげ根を出します。後に上部は直立して、草丈は30cm〜90cmになります。

葉は長さ8cm〜10cm、幅は1cm前後の幅の広い線形。質は薄めでやわらかく、色も淡い緑色です。縁はちょっとしわがよったような感じ。表面はだいたい無毛、裏面の脈上に毛が生えています。そして、ふつう「葉鞘」の部分には粗い毛が生えています。毛の量は上部では少なく、根元の方ではたくさん生えていることが多いです。

メヒシバ Digitaria ciliarisメヒシバ Digitaria ciliaris


花期は7月〜11月。散房状に3本〜8本の枝がつきます。花序の枝が放射状に開いた様子は、花火のようです。枝は長さ5cm〜15cm、幅1mmほど。枝の縁は微細な鋸歯状の突起があって、ザラザラします。「小穂」は2つずつ並んでつきますが、1つはほとんど柄がないもので、もう1つの方は短いながら柄があります。小穂は披針形で、長さは3mmくらい。淡い緑色かしばしば紫褐色を帯びています。

アキメヒシバとはよく似ていますが、見分けるポイントは小穂の大きさや形。メヒシバの小穂は長さ2.5cm3cmくらいの披針形で、中央よりちょっとしたの部分の幅が最大になります。小穂の先はよりシャープな印象になります。それに対して、アキメヒシバの場合は、小穂の長さが1.5mm〜2mmで、中央の幅が最大になる楕円形です。そのため小穂はちょっと小さめで丸っこい感じになります。

また、小穂に長い毛があるタイプを「クシゲメヒシバ」とすることもあります。しかし、この仲間の葉や小穂の毛の状態は変異が多く、なかなか難しいところです。

名前は「オヒシバ (Eleusine indica 雄日芝)」に比べて、優しい感じのするところからで、「ヒシバ(日芝)」というのは、強い日差しの下でも旺盛に生育することからきているのだそうです。

【和名】メヒシバ [雌日芝]
【学名】Digitaria ciliaris
【科名】イネ科 GRAMINEAE (POACEAE)
【撮影日】2005/08/02
【撮影地】東京都日野市

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オヒシバ

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