2005年09月10日

オオアワガエリ

オオアワガエリ Phleum pratense
2005/08/17

オオアワガエリは、ヨーロッパ原産の多年草です。特に冷涼な地域を中心に世界的に広く牧草として栽培され、野生化しています。日本に入ってきたのは、明治の初めごろのことでだそうで、やはり、牧草として「チモシー」という名前で導入されています。

茎(稈)は無毛、草丈は50cm〜1.2mくらいになります。葉は長さ20cm〜60cm、幅は5mm〜1cmくらいの線形で、触るとザラザラします。

オオアワガエリ Phleum pratenseオオアワガエリ Phleum pratense
2005/08/17

花期は5月〜8月。稈の先から花穂をまっすぐ伸ばします。花穂の長さは数cm〜15cmくらいの円柱形です。そして、長さ3mm程度の「小穂」が密生します。小穂は淡い緑色で、ほとんど柄はなく平べったいです。1つの小穂には1つの「小花」がつきます。雄しべの「葯」は黄白色で、花の最盛期には花穂が白っぽいですが、後に茶色に。

オオアワガエリ Phleum pratenseオオアワガエリ Phleum pratense
2004/07/02

同じ大きさの2つの「苞頴」があって、それぞれ、中肋で2つに強く折れています。そして中に小花を包んでいます。また、中肋には長い毛が生えていて、先は少し長く伸びて、長さ2mmくらいの「芒」になります。その芒が角のように見えます。ハサミムシのハサミのような、クワガタのような形で、「ひっつき虫」の1つ、「コセンダングサ」の種子の形にも似ているかな。

また、在来種の「アワガエリ」だと、苞頴の先は少しとがっても芒にはならないし、中肋の毛もほとんどわからないくらいです。こちらは、オオアワガエリよりは全体に小型です。

【和名】オオアワガエリ [大粟返り]
【別名】チモシー(timothy)、キヌイトソウ[絹糸草]
【学名】Phleum pratense
【科名】イネ科 POACEAE
【撮影日】2005/08/17、2004/07/02
【撮影地】東京都日野市

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posted by hanaboro at 18:32| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(1) | 茎など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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