2005年11月17日

エノキ

エノキ Celtis sinensisエノキ Celtis sinensis


エノキは、本州、四国、九州に分布し、山野に結構ふつうに生育するニレ科エノキ属の落葉高木です。高さは15mほど、幹の直径は1m以上にまでなります。大きくなった木を遠めに見ると、比較的下のほうからよく枝分かれして、横にも大きく広がって、こんもりと丸く豊かな感じの樹形。同じニレ科の「アキニレ」や「ケヤキ」に似ているところがあります。樹皮はアキニレの場合は、不規則によくはがれるし、ケヤキも大きくなればはがれますが、エノキの樹皮ははがれません。色は灰黒色で、ツブツブの模様があって滑らかではないです。

エノキ Celtis sinensis


葉は互生。葉の形は幅の広めの卵状楕円形で、ちょっとひし形っぽいです。長さは4cm〜10cm、幅は2.5cm〜5cmくらい。縁のギザギザ(鋸歯)が、葉の上半分にだけあるのがポイント。そして、しばしば鋸歯は先にほんのちょっとだけになったり、全縁になったりします。この点はケヤキなどとは大きく違っています。

また、葉の付け根の部分に注目すると、3本のはっきりとした葉脈が出ているのが目立ちます。その付け根から出ているものも含めて、側脈は3対〜4対です。表面には少し光沢があります。裏面はやや色が薄く、脈上に毛があります。表面にも脈上に少し毛が見られます。

花期は4月〜5月。その年にのびた若い枝に小さな花がつきます。花は淡い黄緑色で、枝のより上の部分には両性花がつき、より下部には雄花がつきます。果実はやや縦長の球形、直径は8mmほど。秋に熟すとオレンジ色〜赤褐色になります。

葉は秋には黄色に色づいて、やがて落葉します。冬芽は小さな三角形で枝にはりついたような感じ。濃い褐色の毛のある数枚の「芽鱗」に包まれています。「葉痕」は枝からちょっと張り出して、上向きになっています。

【和名】エノキ [榎]
【学名】Celtis sinensis
【科名】ニレ科 ULMACEAE
【撮影日】2005/11/11、2005/11/17
【撮影地】東京都日野市

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posted by hanaboro at 18:15| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 葉っぱ図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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