2005年11月21日

カゴノキ

カゴノキ Litsea coreana


カゴノキは、本州関東以西、四国、九州に分布するクスノキ科ハマビワ属の常緑高木です。高さは10m〜15mくらいにまでなります。幹の太さは50cmくらいのものを見かけますが、1.5mに達することもあるそうです。樹皮は黒褐色。成木の樹皮は丸っこく鹿の子状にはがれて、そのはがれたところが薄黄色〜白っぽい色になるところが大きな特徴です。樹皮だけでもそれとわかる木です。「カゴノキ(鹿子の木)」という名前はこの樹皮の様子からきています。

樹皮がはがれてまだら模様になる木といえば、「モミジバスズカケノキ」、「サルスベリ」や「ナツツバキ」、そして「リョウブ」あたりが代表的ですが、このカゴノキは、特にはがれていない部分の樹皮の色が濃くて林の中で一際異彩を放ちます。

カゴノキ Litsea coreanaカゴノキ Litsea coreana


葉は互生。枝先に一見輪生状に集まってつきます。葉は長さ5cm〜10cmほどの倒披針形。先端に近い位置で幅が最大になります。革質で、形はタブノキに似ていますがちょっと小さめです。縁にはギザギザ(鋸歯)はなく全縁で、少し波打ちます。表面は濃い深緑でちやや光沢があります。裏面は白っぽく、若い葉には毛が見られますがやがて脱落してしまいます。葉柄は細長く、長さ8mm〜15mm。

花期は8月〜9月。黄色の小さな花が葉腋に集まってつきます。果実が熟すのは開花から一年後のこと。つやのある真っ赤な果実で、長さ8mmくらいの球形です。冬芽は先のとがった長楕円形で、芽鱗は毛に覆われています。

【和名】カゴノキ [鹿子の木]
【学名】Litsea coreana (Actinodaphne lancifolia)
【科名】クスノキ科 LAURACEAE
【撮影日】2005/11/20
【撮影地】東京都八王子市

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posted by hanaboro at 18:26| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 樹皮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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