2005年11月22日

ウリハダカエデ

ウリハダカエデ Acer rufinerve


ウリハダカエデは、本州、四国、九州に分布し、山地のやや湿り気のある雑木林などに生育する落葉小高木です。一本の幹がまっすぐにのびた縦に長い樹形になります。高さは10m前後。若い枝には滑らかで毛はありません。

樹皮は緑色っぽくて、黒っぽい縦じま模様があります。ウリハダカエデという名前は、この樹皮の様子を「マクワウリ」の実のはだに見立てたものです。そして大きな木になってくると、「皮目」がひし形の裂け状になって、斑模様になります。ウリカエデに似た樹皮です。

ウリハダカエデ Acer rufinerve


葉は対生。質は少し厚め。長さと幅ともに6cm〜15cmほどで、五角形に近いような形です。ふつうは縁が3つに裂けて、その裂けた裂片の先が少し尾状にとがっています。そして縁には細かいギザギザ(鋸歯)があります。この鋸歯は不規則な「重鋸歯」です。付け根から出る3つの葉脈が目立ちます。カエデの仲間のチェックポイントの1つに「葉裏の脈の付け根の毛の様子」というのがありますが、ウリハダカエデの場合は、ふつう3本脈の付け根のほか、主だった葉脈の脇には茶色っぽい毛が見られます。葉柄は長さ2cm〜5cmくらい。

花期は5月。葉の展開と同時に、総状花序を下垂させ、黄色の小さな花をたくさんつけます。花の直径は1cmあるかないかくらい。花弁とガク片は5つずつ。雌雄異株。果実はカエデ類に特有のプロペラのような「翼果」で、長さは2cmくらい。

秋には紅葉してとても美しいものです。色はオレンジ色っぽい紅色かまたは黄色。色づく前は、表面が濃い緑色、裏面は淡い緑色。

【和名】ウリハダカエデ [瓜膚楓]
【学名】Acer rufinerve
【科名】カエデ科 ACERACEAE
【撮影日】2005/11/20
【撮影地】東京都八王子市

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posted by hanaboro at 18:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 樹皮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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