2006年01月04日

ジュウガツザクラ

ジュウガツザクラ Cerasus ’Autumnalis’ジュウガツザクラ Cerasus ’Autumnalis’


ジュウガツザクラは、コヒガンザクラ系の八重咲きの園芸品種で、春と秋に二回花を咲かせるバラ科サクラ属の落葉小高木です。桜といえばやっぱり春のイメージが強く、実際、多くの桜の開花は春ですよね。秋にこの桜の花を見ると、おや異常気象の影響でこんな時期に咲いてしまったのかと思ってしまうくらいですよね。でも、ジュウガツザクラの場合は秋にも花が咲くのはふつうのことで、間違って咲いてしまったわけではないんですよね。ちなみに、コヒガンザクラは、エドヒガンとマメザクラの雑種といわれています。花は春、3月〜4月です。

ということで、春と秋2度花が見られるジュウガツザクラですけれど、花はやっぱり春3月〜4月に咲く花のほうが大きくて、たくさん咲きます。秋は10月ごろから咲き始めて、冬の間もちらほら咲きつづけますが、花が小さくちょっとまばらな感じです。春の花は葉の展開よりも少し早く咲きはじめます。一方、秋から冬の花のころは、まだ葉が残っていることもあります。

樹皮は濃い灰褐色。葉は互生。長さ5cm〜10cmくらいの長楕円形。質は厚めです。先はとがり、縁のギザギザは先の鋭い「重鋸歯」です。葉柄の部分や葉の裏には毛がたくさんあります。ふつうポチポチの「腺体」は葉の付け根に1対あります。

ジュウガツザクラ Cerasus ’Autumnalis’


花弁は多少、枚数の違いがあるようですが、八重咲きで、だいたい10枚以上あります。同じころ、フユザクラの花も見られますが、そちらは一重です。ジュウガツザクラの花色は、淡い紅色〜ほとんど白色。直径は1.5cm〜3cmほど。雌しべは1本、弁化せずにちゃんとあって、たくさんある雄しべよりも長めです。八重咲きですが、いくらか果実ができます。

花柄は短く枝にくっつくような感じで、1輪〜数輪が1房に散形状につきます。ガク筒はツボ状で、長さ8mmくらい。小花柄の部分とともに細かな毛が多いです。

【一般名】ジュウガツザクラ [十月桜]
【学名】Cerasus ’Autumnalis’(Prunus×subhirtella ’Autumnalis’)
【科名】バラ科 ROSACEAE
【撮影日】2005/11/27
【撮影地】東京都新宿区

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posted by hanaboro at 18:21| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 蕾図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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