2006年01月10日

ガガイモ

ガガイモ Metaplexis japonicaガガイモ Metaplexis japonica


ガガイモは、北海道、本州、四国、九州に分布し、山野の日当たりのよい草地などに生育するつる性の多年草です。葉は対生。長いハート形。幅は3cm〜5cmくらい、長さは5cm〜10cmほど。先はとがっています。表面は光沢のある緑色、裏面はやや白っぽい緑色。

花期は8月。葉の脇(葉腋)から花序が出ます。花序は球状で、遠目には白っぽいような紅紫色の花が集まってつきます。1つ1つの花の直径は1cmほど。外側はほぼ白色、内側は紅紫色。白っぽく見えるのは、外が白いだけでなく、内側には白っぽい長めの毛が密生しているからなんですね。夏の咲くのでケバケバは温かすぎかな。花冠の先は5つに分かれて星型、結構ぶ厚くみえます。

花の中央に見えているのは、雄しべと雌しべがくっついた「ずい柱」です。その先には柱頭が突き出しています。ガガイモ科の花では花冠ののどの部分に「副花冠」というものがあります。その副花冠はふつうずい柱の基部をとりまいています。咲いている花の中心部分をまじまじと見ると、副花冠の存在が見えてくるはずです。

果実は長さ10cmくらいの「袋果」で、先のとがった披針形。表面にはブツブツの突起があります。その果実の中には楕円形の種子ができます。この種子には翼がある上によく風にのる「種髪」もあります。種髪は、絹のような毛で、タンポポの綿毛(冠毛)のようなものです。袋の中から出た種子の種髪はパッと開いてなかなか美しいものです。

【和名】ガガイモ
【学名】Metaplexis japonica
【科名】ガガイモ科 ASCLEPIADACEAE
【撮影日】2006/01/08
【撮影地】山梨県

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posted by hanaboro at 20:44| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(1) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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