2004年12月28日

イワヒゲ

イワヒゲ Cassiope lycopodioides


イワヒゲは、国内では北海道と本州中部以北の高山帯に生えるツツジ科の常緑矮性低木です。高山帯でも特に岩場の隙間に多く生えています。茎は針金状で地をはいますが、その茎には魚の鱗のような葉が対生します。といっても鱗片状の葉は重なり合うように、ほとんど葉柄がない状態で十字に対生しますから、茎や葉を全体的に見るとボコボコした細長い棒が岩に散らばっているような感じです。

花期は7月〜8月です。花柄は鱗片状の葉の間から伸びてきます。花柄はとても細くて長さは1.5cm〜3cmぐらいです。その花柄の先に1つ白色で鐘形の花を下向きにつけます。花冠(鐘に見える部分)の長さは8mmぐらいで、ときどき淡いピンク色を帯びていることがあります。花冠の先端は5つにさけて少し反り返り、チューリップを逆さにしたような形です。

生育環境などによる形態の違いがいろいろ見られるということですので、詳しく調べると何か地域的なまとまりがあるのかもしれませんね。

花の時期は下を向いているのですけれど、花が終わると花柄は直立してきて、実は上を向いてつきます。写真では、果実は赤く色づいていて、中心から突き出ている細い棒は花柱です。

【和名】イワヒゲ [岩髭]
【学名】Cassiope lycopodioides
【科名】ツツジ科 ERICACEAE
【撮影日】2004/08/27
【撮影地】長野県長谷村

posted by hanaboro at 12:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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