2005年01月01日

ベニバナボロギク(No.3)

ベニバナボロギク Crassocephalum crepioidesベニバナボロギク Crassocephalum crepioides
2004/12/30 撮影


ベニバナボロギクはもともとはアフリカ原産の一年草といわれていますが、アフリカ以外にもアジア、オーストラリアなどの温帯から熱帯にかけて分布しています。時々、同じ帰化植物の「ダンドボロギク (Erechtites hieracifolia)」に似ているといわれますが、両者は別属で生長した個体では葉も花もあまり似ていません。似ているのは花後に冠毛がほうけてボロボロになるところと名前ですから、特に花時期には両者を間違えることはなさそうです。幼植物のころはちょっとえっ?と思うこともありますが。

とはいうものも両者が別属とされる根拠はもっと細かいところにあるようです。ベニバナボロギクの花(花冠)はオレンジ色ですが、先からは花柱がちょこちょこと飛び出してきます。そして花柱の先端は2つに裂けてクルッと巻いてくるんです。ダンドボロギクの場合も花柱の先はやはり2つに裂けますが、左右に分かれるだけでクルッと巻いたりしない点が違っています。

上の写真の株は年末の寒波で急激に傷んでしまったようで、もうほとんど花柱のようすはわかりませんでした。もっと瑞々しい花を見つけたときには、オレンジ色の部分をよく観察してみてください。

ベニバナボロギク Crassocephalum crepioidesちなみに2004年12月上旬は暖かで東京ではまだベニバナボロギクが咲いていました。蕾のある株もたくさん見られましたが、年末に地上部を確認できたのは上の写真の2個体のみ。他は雪で埋もれてしまいました。

2004/12/08 撮影


ついこの間まではした2つの写真のようにまだこれからどんどん生長して花もたくさん咲きそうな様子だったんですけれど。。。

ベニバナボロギク Crassocephalum crepioidesベニバナボロギク Crassocephalum crepioides
2004/12/08 撮影


冬の穏やかな光をあびて暖かそうな感じ。上部の葉などは紅紫色がかってなかなか奥深い色を呈しておりましたが、やっぱり寒さには弱かったようですね。

【和名】ベニバナボロギク [紅花襤褸菊]
【学名】Crassocephalum crepioides
【科名】キク科 COMPOSITAE
【撮影日】2004/12/08、2004/12/30
【撮影地】東京都日野市

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posted by hanaboro at 00:21| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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