2005年01月06日

クズ (No.2)

クズは、国内の各地の山野にふつうに分布しているほか、東アジアや東南アジアに分布する大型でつる性の多年草です。

人家近くの道路の法面などは決まって秋ごろに草刈が行われます。その後しばらくすると、これまで夏草に覆われていて十分に光を受けられなかった小さな草が花をつけ、越年草の種子が芽生えます。同じころ、クズもまた株元や地面をはっている多年生の茎から新たに葉を出して、つるを伸ばし始めました。夏草がなくなった状態では、他につかまるものもなく自分自身に捕まったりしてこじんまりとしたクズの丘ができていました。といっても、夏の勢いはなく小さな塊なんですが、それが法面のあちこちにできて、やはり他の草よりも生育が旺盛なのだと感じさせられました。

クズ Pueraria lobata

2004/12/08 撮影

上の一枚目の写真は草刈後に伸びてきたもので、11月中はもうちょっと瑞々しかったんですが、ちょっと茶色くなってきています。それでも、まだ、茎頂は上に伸びていきそうにも見えます。

クズ Pueraria lobata

2004/12/24 撮影

師走も終わりに近づくとさすがに寒くなって、クズの塊も枯れてしまいそうな雰囲気をかもしています。さらに、このクズのある場所は年末に2度の積雪に見舞われ、そのころには葉は枯れてしまいました。しかし、地面をさがすと太い茎が見えます。その太い茎はしっかり冬を越して、初夏ごろには再び芽を出し旺盛に伸びてゆくはずです。

クズ Pueraria lobata

2004/12/30 撮影

やっぱり、地上部を出して越冬するのは厳しかったようですね。秋に出てきてしまった茎は上へ伸びるタイプのもので冬には枯れてしまい、地面をはうしっかりとした茎とはならないようですね。短い間でも葉を広げて少しでも地下部に養分を貯蔵しようとしていたのでしょうか。

【和名】クズ [葛]
【学名】Pueraria lobata
【科名】マメ科 LEGUMINOSAE
【撮影日】2004/12/08、2004/12/24、2004/12/30
【撮影地】東京都日野市

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posted by hanaboro at 19:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 葉っぱ図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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