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| 2004/11/23 撮影 | 2004/12/08 撮影 |
夏の間に盛んに開花結実していたキバナコスモスも秋の深まりとともに勢いがなくなって、とある公園の花壇に植えられていた個体も、いつの間にか別の花の苗に植え替えられていました。日本では一般に春や秋は、種子の発芽や生育に適した気候となりますが、2004年の秋〜初冬は特に温暖で、秋に種子から発芽したものが開花するようなものも見られました。
11月の終わりごろ、公園の隅で数十本の幼いキバナコスモスの苗を発見(写真左上)。すぐそばには蕾をつけた個体もありました。夏の間付近でたくさん咲いていた個体の種が落ち勝手に芽生えてきたものの可能性が高く、だとすれば本来は背丈が50cmほどになるタイプのはずです。品種名まではわかりませんが、花色はオレンジ色でした。
しかしいくら暖かいとは言っても、もともと発芽や生育にやや高温が必要なキバナコスモスにとっては、やっぱり低温だったといえるでしょう。12月はじめには、葉の先が傷んでチリチリになり、地面に倒れこんでいるものもありました(写真右上)。個の姿を見て、もうこれで開花はないだろうと思っていたら、12月半ば、上とは別の個体ですが再び息を吹き返したかのように、蕾を膨らませているものがあったんです(写真左下)。
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| 2004/12/16 撮影 | 2005/01/12 撮影 |
でも、膨らんだ蕾も結局それ以上開くことはありませんでした。2004年の年末から続くこのところの寒波にはやっぱり耐え切れなかったようです。ついに本日(2005/01/12)、その公園で秋に芽生えたキバナコスモスのほぼすべての個体が枯れてしまったことを確認しました。
【一般名】キバナコスモス [黄花秋桜]
【英名】yellow cosmos
【学名】Cosmos sulphureus
【科名】キク科 COMPOSITAE (ASTERACEAE)
【撮影日】2004/11/23、2004/12/08、2004/12/16、2005/01/12
【撮影地】東京都日野市
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