2005年01月27日

マーガレットコスモス

マーガレットコスモス Steirodiscus euryopoides


マーガレットコスモスは、南アフリカ原産の半耐寒性の常緑低木です。「マーガレットコスモス」…この名前はとてもまぎらわしい。花色は黄色や橙色で、マーガレットやコスモスとは似ているかというと、そうでもない。まあ、それはそれでよいとしても、困るのは草姿のよく似た「ユリオプスデージー」の仲間と混同してしまう点です。

ということで、まず、ユリオプスデージーの仲間について簡単に整理してみます。ユリオプスデージーという名前で広く親しまれているものは、ユリオプス属の「Euryops pectinatus」の品種群です。ユリオプス属の植物は、主に南アフリカを中心に100種程度が分布していますが、代表的な園芸品種としては、「Euryops virgineus 'Golden Cracker'」や斑入りの「Euryops chrysanthemoides 'Oostvaria'」があります。そのうち、最も話をややこしくしているのが、後者のクリサンセモイデスで、これが、「マーガレットコスモス」という名前で呼ばれていることがあります。

一方、今回の「マーガレットコスモス」は、ユリオプス属ではなく、ステイロディスカス属(Steirodiscus)の植物です。Gamolepis属に分類されることもあって、別名は「ガモレピス」です。ユリオプスデージーと比べると、やや葉の切れ込みが浅く、表面には毛がなく光沢のある緑色で、花柄がヒョロリと長いです。主な花期は7月〜11月で、ユリオプスデージーの方は10月〜翌年の5月です。

マーガレットコスモス Steirodiscus euryopoidesマーガレットコスモス Steirodiscus euryopoides


左上の写真では花が終わりに近づいて、花びらに見える黄色の舌状花は、茶色に変色し縮れて垂れ下がっています。そのまま縮れて落ちていくのかと思いましたが、同時に右上の写真のように、茶色に変色した花びらが中央に集まって丸まっているものもありました。種子はできるのだろうかと思って見守っていましたが、2004年の年末の雪や連日の霜の影響でしょうか、今はずいぶん弱ってしまっていまい、種子を形成するどころではなさそうです。半耐寒性で0℃〜-5℃ぐらいなら屋外でも耐えられるようなので、何とか越冬はできそうですけれど。。。真冬のマーガレットコスモスの姿を見ると、なるほどユリオプスデージーとは別物だなと実感。

【一般名】マーガレットコスモス
【別名】ガモレピス
【学名】Steirodiscus euryopoides (Gamolepis chrysanthemoides)
【科名】キク科 COMPOSITAE
【撮影日】2004/12/16
【撮影地】東京都日野市

posted by hanaboro at 16:09| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 葉っぱ図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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