2005年03月05日

ミカヅキグサ

ミカヅキグサ Rhynchospora alba


ミカヅキグサは、国内では北海道、本州、九州の主に低山〜高山の湿原に生育しますが、海岸近くの低地にも稀に生育しています。高さは20cm〜60cmほどの多年草です。葉は端が内巻きになっていて、糸状でごく細く幅は1mmぐらいです。

花期は7月〜10月。茎の先に白くて小さな小穂がいくつか集まってつきます。白い塊の部分をさらに細かく見ると、まずある程度1つのまとまりに見えるのが小穂です。その小穂には数個の鱗片があって、ミカヅキグサの場合は、上2つの鱗片にのみ小花がつきます。その小花には刺針状になった花披片が10〜15本ほどあります。同じカヤツリグサ科でもスゲ属の植物には、この花披片が見られません。とはいっても、ミカヅキグサの花披片の長さは5mmにも満たないものですし、ごく細〜いですから、なかなかその数まで数えるのは大変です。それに、写真には細かい点は何も写っていませんから、いろいろ書いていてもここでは何のことかわからないですね。。。

丈の低い植物ですが、白い小穂は湿原の中でよく目立ちます。結構、きれいなんです。花が終わった後もやや濁るくらいで白っぽく、果実も薄い茶色です。名前は小穂が三日月に似ているところからきているそうです。

【和名】ミカヅキグサ [三日月草]
【学名】Rhynchospora alba
【科名】カヤツリグサ科 CYPERACEAE
【撮影日】2004/08/12
【撮影地】福島県檜枝岐村

(注) 今回の写真、残念ながら花は特に終わっているわけではありません。

posted by hanaboro at 20:15| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(1) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
とても繊細できれいなミカヅキグサに感激しました。
このブログの発想で周囲を見るのも興味深いです。今後も楽しみにしています。
TBさせていただきました。
Posted by ミントのみん at 2005年03月06日 11:36
ヒメオドリコソウに辿りつけずご迷惑をかけた、“天国の夫へ”のikukoです。
はじめまして!!
nonohanaさんのお蔭様でこのページを知り、無断で進入・・・色々お勉強させていただいております。ありがとうございます。o(^-^)o
私にとって、この花図鑑のページはnonohanas
Posted by ikuko at 2005年03月06日 12:28
ごめんなさい。
途中で飛んでいってしまいましたので続きを・・・
私にとって、この花図鑑のページはnonohanaさんのページと共に感動の連続で、これからも目が離せません。
今後ともどうぞよろしく!!
Posted by ikuko at 2005年03月06日 12:34
*ミントのみんさん*

こんにちは。トラックバック、無事お受け取りしました。ご家族でキクの花を大切に楽しんでおられたご様子、とても微笑ましい記事を拝見できて嬉しいです。終わった花というのも、見た目はきれいではないですが、いろいろ感慨深いところがありますね。たまには、そういう観察もいいかな〜と思います。


*ikukoさん*

こんにちは。進入していただいてありがとうございます。いろいろお褒めいただいて、照れくさくなっておりますが、nonohanaさんのおかげで、ikukoさんともお知り合いになれて嬉しいです。

ここのフォーム、すぐ下にボタンがあって、ちょっとしたことで送信されてしまうようなんです。どうにか改善したいのですが、そのあたり詳しくないもので。。。どうぞ、お気になさらないでくださいね。

こちらこそ、どうぞよろしくお願いします!!
Posted by hanaboro at 2005年03月07日 11:31
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