2005年03月19日

イベリス・センペルヴィレンス

イベリス Iberis sempervirensイベリス Iberis sempervirens


イベリス属の植物は、西アジアや地中海沿岸、北アフリカなどの主に石灰岩地に40種ほど知られています。1〜2年草のタイプと多年草のタイプがあって、特に多年草のタイプは乾燥に強くロックガーデンによく植えられます。写真の「センペルヴィレンス (Iberis sempervirens)」は多年草ですが、「ウンベラータ (Iberis umbellata)」や「アマラ (Iberis amara)」は一年草として栽培されています。

センペルヴィレンスは、常緑の多年草。「トキワナズナ」や「宿根イベリス」とも呼ばれます。草丈は15cmほどで、地面をはうように広がります。花期は3月〜5月。花は小さな花が蜜に集まってつき、まったく別の植物ですがパッと見た感じでは、「マツムシソウ (スカビオサ)」に似たような花序に見えます。色は白色、1つのかたまり(花序)の直径は2cm〜3cmほどです。アマラも色は白色ですが、センペルヴィレンスよりは大柄、秋まき一年草で特に芳香があります。ウンベラータは草丈がやや高めで茎をまっすぐ伸ばし、花色は白以外に桃色、紫色、赤色などがあります。

また、イベリスの仲間は、茎の先にかたまって咲く花の姿が砂糖菓子を思わせることから、「キャンディタフト (candytuft)」とも呼ばれます。

イベリス Iberis sempervirens


写真は、越冬したイベリス(センペルヴィレンス)ですが、茎は濃い紫褐色で細くヒョロヒョロと伸び、葉のついていたあとが残っています。その姿は低木のようでもあり、多肉植物のようでもあって、葉もちょっと分厚くなっています。葉は紫褐色に染まり、茎の先に集まってついています。その先端部分からは小さなツブツブがのぞいています。蕾です。霜よけも特にされていない露地植えですが、どうやら無事に越冬し開花の季節を迎えられたようです。

【一般名】イベリス・センペルヴィレンス
【別名】キャンディタフト、トキワナズナ、宿根イベリス
【学名】Iberis sempervirens
【科名】アブラナ科 CRUCIFERAE (BRASSICACEAE)
【撮影日】2005/03/18
【撮影地】東京都日野市

posted by hanaboro at 13:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 蕾図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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