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トウカエデは、中国原産の落葉高木です。日本に最初に入ってきたのは長崎で、18世紀のはじめのことだったそうです。性質が丈夫で、紅葉がとても美しことから、街路樹としてよく植えられています。高さは20mほどにもなります。
葉は長さ3cm〜4cmで、基本的には3つに裂けます。ただし、ほとんど裂けないものや、切れ込みの深いもの浅いもの、5裂するものまで出てきてしまいます。表面には光沢があって裏面はやや白っぽく見えます。十分生長した木では、葉にギザギザ(鋸歯)はほとんどなくなってしまいますが、若い木では鋸歯があります。葉の形や鋸歯には変異が多いので、おやっ?と思うこともありますが、あわせて、樹皮を見ると確実になると思います。
樹皮は黒っぽい灰色で短冊状に縦に激しくはがれます。はがれた部分の先はやや反り返るような状態になっています。
花期は4月〜5月。枝先の散房花序に小さい淡い黄色の花をつけます。カエデの仲間の果実には翼があって、2つの「翼果(よくか)」がくっついたプロペラのような形をしています。この翼によって木から離れるとクルクルと回転しながら落ちていきます。その途中でやや強めの風を受けると風に乗り種子は親の木から離れた場所へ運ばれます。
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冬芽は、長さ5mm以下くらいの小さなもので、先はとがっています。芽を包むうろこ状の鱗片(芽鱗)が4列に並ぶので、角ばって見えます。芽鱗の縁には毛が生えていて、たくさん重なった芽鱗が強調される感じです。冬芽のすぐ下のあたりには、葉のついていた痕跡の「葉痕」があります。葉痕は横長のV字形で、葉は対生なので葉痕も対生して残っています。葉痕にある養分や水分の通り道のあとの「維管束痕(いかんそくこん)」は、小さな点々となって残っています。その維管束痕は3つです。
ちなみに、カナダの国旗に描かれている「サトウカエデ (砂糖楓 Acer saccharum)」は、同じカエデ科カエデ属ですが、まったく別の種です。
【和名】トウカエデ [唐楓]
【英名】trident maple
【学名】Acer buergerianum
【科名】カエデ科 ACERACEAE
【撮影日】2005/03/24
【撮影地】東京都日野市
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一億人が集まるブログの管理人一億と申します。
日ごろは、トラバ、ありがとうございます。
このたび、貴サイトが「ブログ大賞ビジュアル賞」に選ばれました。
今後とも有意義な情報たっぷりのブログをトラバされることを期待しております。
それでは失礼いたします。
一億さんのところに、トラックバックさせていただいたことは事実ですが、常日ごろからトラックバックをさせていただいているわけではなく、4ヶ月ほど前にたった1度だけトラックバックさせていただいたのみです。それなのに、賞に選んでいただいたということで、正直なところかなり困惑しております。
とは、申しましてもそんなに前のたった1つのトラックバックにまでさかのぼって、当ブログを選出していただいたことについては、ご厚意として受け止め、感謝したいと思います。
自分はトラックバックを苦手としておりますので、今後もトラックバックさせていただくことはないと思います。このまま受賞させていただいてもよろしいのでしょうか。自慢できるようなビジュアル性も持ち合わせてはおりませんし。。。