2005年04月01日

カキノキ

カキノキ Diospyros kaki
2005/03/30

カキノキは、もともとは中国原産のものが朝鮮半島を経て日本に入ってきたものといわれていて、日本各地で栽培されているおなじみの落葉高木です。高さ5〜10mくらいで、秋の紅葉もなかなか美しいものです。日本国内の山地に自生し、葉や枝、雌しべの子房に毛が多く生えているものを「ヤマガキ (Diospyros kaki var. sylvestris)」といいます。しかし、葉や枝の毛の状態は変異が多くてあまり決め手にはならず、ヤマガキが本来の国内の野生種かどうかもあいまいなようです。

花期は5〜6月。葉の裏に下向きに咲くので咲いていてもほとんど目立ちません。同じ木に雄花と雌花をつける雌雄(異花)同株。雄花は数個が集まってつき、長さは1cmくらいです。雌花は黄白色で、雄花よりも大きく、長さは1cm以上。雌しべの先の柱頭は4つに分かれています。花弁は4枚、ガクも4枚、雄しべは8本。

果実は液果で10月〜11月、黄赤色に熟します。一般に「甘柿」と「渋柿」がありますが、甘柿は国内で数多くの品種が生まれて、代表的な品種としては「富有」や「次郎」などが有名ですね。熟す前の果実には多量の渋のもと「タンニン」が含まれていて、昔はこれから防腐剤などに利用されていたそうです。

カキノキ Diospyros kaki
2005/03/08

冬芽は、長さ5mm程度の丸みのある三角形〜円錐を平べったくしたような形。芽を包む芽鱗には毛が目立ちます。枝には皮目(ひもく)という小さて隆起した点々状のものがあります。冬芽の下の部分にある葉がついていたあとの「葉痕」は半円形で、「維管束痕」は口を「いーっ」としたような形や大口を開けて笑ったような形のものが1つだけ。

【和名】カキノキ [柿の木]
【学名】Diospyros kaki
【科名】カキノキ科 EBENACEAE
【撮影日】2005/03/08、2005/03/30
【撮影地】東京都日野市

posted by hanaboro at 18:05| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 冬芽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
つられてこちらも笑ってしまいそう。
(^o^)
実家に柿の木が5,6本ありましたが、まじまじと見たことはありませんでした。
ただ、枝が折れやすいので、木登りして枝から枝へ飛び移ろうとすると、枝ごと落っこちたりしました〜。
Posted by ひなっぺた at 2005年04月01日 19:16
hanaboroさん
こんばんは〜 柿の渋は我が家では桶や家具に塗ったりしてまだまだ使っています。
私はやりませんけど。というか、家族はやりませんが、叔父が好きなので柿の渋をとって日常的に使っているようです。
木が腐らなくて良いらしいし、ワビサビの世界っぽく演出できるようですね。
それにしてもこの柿の木。どうしても私には顔に見えてしまうのです。
スピルバーグの映画に出てくる宇宙人のようですね。(爆)
Posted by すぅ at 2005年04月01日 20:34
私のブログも見てくださったんですね^^
ありがとうございます♪
中学生で修学旅行がイギリス・・・。私立中学なのでそれも目玉なのかもですが、引率する叔母はぐったりだったそうです^^;

>柿。
自宅の土地を買ったとき、昔からあった柿の木も付いていまして、せっかくだから伐らずに残しています。
毎年アメシロとかイラガの消毒大変ですが、青々とした葉や、オレンジの実、そして色づいた葉。
四季の贈り物をもらっています。

残念な事に渋柿なので、干すか渋抜きするかしてからでないと食べられません。
もぎたてを、ガブッとやりたいものです。
Posted by 実桜 at 2005年04月01日 20:50
*ひなっぺたさん*

こんばんは。
そうそう、カキノキって折れやすいんですよね。「危ないから登っちゃいけないよ〜」って言われる木ですよね。5〜6本もあったんですか〜。それは、登らずにいられませんね。

カキノキは葉痕がとってもはっきりしていて、わかりやすいですよ。こちらでは、今、ちょうど写真のような状態ですから、ひなっぺたさんのところでも、どこかで見られるかもしれませんね。芽によってちょっとした個性もあったりして、もっと笑えるのがあるかも。


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*すぅさん*

こんばんは〜。

叔父さま、柿の渋を日常的にお使いなんて、ビックリしましたけれど、そういう古くからの知恵を大切になさっておられて、素敵ですね〜。わたしが思い浮かぶのは、干し柿とか柿の葉ずしくらいで。もうちょっと、ワビサビ感じられる人だったらなぁ〜と思います。

冬芽や葉痕はやっぱり顔に見えますよね。あっ、宇宙人っぽいかも。そういう感じありますね。


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*実桜さん*

こんばんは。本日はたくさんコメントいただいて、どうもありがとうございます。

叔母さま、たくさんの生徒さんを海外で引率されるのは、とてもご苦労なさったでしょうね。時代が違うんですね。自分らのころは、近場でしたけどね〜。

柿の木つきだったんですか。渋柿といえども。いいなぁ〜、ちゃんと実がなる木で。自分の子どものころ住んでいた家にもあったんですが、まったく咲く気配すらありませんでしたよぉ。消毒してなかったからなのかな。

季節を感じられる木が身近にあるっていいものですね。
Posted by hanaboro at 2005年04月01日 22:04
昨年はじめておいしーい実をつけた実家の柿の木、親が体調が悪かったので剪定するのが遅くなってしまい、数日前に、新芽が出始めているにもかかわらず私が剪定を決行しました。
剪定するとじーっと近くで見つめますから、よく見えるものですね。
それにしても柿の渋をつ
Posted by ミントのみん at 2005年04月01日 22:51
hanaboroさん グッジョブ!!!
ちょっとアメコミに出てきそうな顔ですねー。

うちの近所(大阪・十三)に渋柿を発酵させて柿渋を作っている工場がありまして、これが半端じゃなく臭いんです。
で、それをリポビタンみたいに瓶詰めして売ってるんです。健康飲料として飲むらしいんですが、あまりの渋さに寿命が縮みます・・・。
Posted by ごまのはぐさ at 2005年04月01日 23:11
*ミントのみんさん*

初めて実ったときは、感動しますよね。柿の剪定はちょっと遅めでも大丈夫だそうですね。花が咲いて実がなるのは新しい枝だそうで。それにしても、もう新芽が伸びているんですね。こちらは、ちょっと芽吹きが遅いようで、まだ、記事のような状態ですよ。

芽の様子、近くでご覧になりましたかぁ。ミントのみんさんのところの柿の木では、どんな顔が見られました?

親御さんのお体ご心配でしょうね。春の暖かさとともに調子を回復されることを、かげながらお祈りいたします。


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*ごまのはぐささん*

こんにちは。
サンキューです!カキノキの冬芽も受けてもらって、さらに個性的なものを見せてくれるかもしれません。写真の場所では、後ろの常緑のマテバシイがうまく演出している感じで、おもしろかったです。

しかし、ギョギョッ!柿渋工場なんてあるんですね。そんなに臭いんですかぁ。そっか、発酵してるんですもんね、おぉ〜。健康になれるんですかね。寿命が縮まっては元も子もないですね。

ミチタネツケバナ、今のところ、鳥取産の標本が最古なんですね〜。
Posted by hanaboro at 2005年04月02日 14:54
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