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クスノキは、本州の関東以西、四国、九州の暖地に生える常緑高木です。高さはふつうは20mほどですが、巨木になったものでは50mくらいにもなります。樹形は丸くなります。古くから寺社に植えられたほか、現在は公園樹や街路樹としてもよく植えられています。かなりの高木となり、各地にご神木としてまつられるような名木があります。
![]() 2005/02/15 冬芽 | ![]() 2005/02/15 若い木の幹 |
葉は互生。楕円形で、先の方は急に細くなってシッポのように少し伸びます。葉の長さは6cm〜10cm。縁にはギザギザ鋸歯がなく、ゆらゆらと波を打ったような状態になります。革質で、表面には光沢があって、裏面はやや粉をふいたように白っぽくなっています。若い葉や葉柄は赤みを帯びることも多いです。葉をもむと「樟脳」のにおいがします。常緑樹ではありますが、葉は毎年入れ替わっています。
クスノキ科の仲間によく見られる特徴に、葉の「三行脈(さんこうみゃく)」があります。これは、葉脈が付け根のあたりから3つにわかれて、長く伸びる状態のことで、クスノキのほか、「シロダモ」や「ヤブニッケイ」などでも見られます。クスノキの場合は、表から見るとこの三行脈の分かれ目にふくらんだ部分があります。このふくらみは1mm程度の小さいものですが、中ではダニが生活しています。防虫剤としても使われるクスノキ。しかし、そこで生活するダニが数種いる。それらのダニには樟脳が必要不可欠ということのようです。
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何はともあれ、このダニ部屋があるかどうかで、よく似た他の種と区別することができます。日本産の樹木でダニ部屋ができるのは、クスノキだけだそうなので。ただし、まだ若い幼木では、葉の三行脈がはっきりしないことや、ダニ部屋ができていないこともあります。
花期は5月〜6月。葉の脇(葉腋)から花序を出して小さな花を咲かせます。色は黄白色で、直径は5mm程度の小さなものです。花被片は6枚で、雄しべは12本。果実は直径1cmに満たないくらいの球形で、秋に熟すと黒っぽくなります。
【和名】クスノキ
【別名】クス [楠、樟]
【学名】Cinnamomum camphora
【科名】クスノキ科 LAURACEAE
【撮影日】2005/02/15、2005/04/19
【撮影地】東京都日野市
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貴重なお話、ありがとうございました。
こんにちは〜。わたしも、このダニ部屋のことを知ったときは、もうビックリしたので、忘れられなくなりました。小さいものなんですが、近くで見ると、あればすぐわかると思いますよ。一度わかってしまうと、それからは、クスノキを見たときには必ずチェックしてしまいたくなるくらいです。
ネットの情報といえば、この「ダニ部屋」も、Googleのイメージ検索をするといろいろ出てきますよ。kuuさん、虫をみるの大丈夫ですかね。検索ではダニの姿も出てきますので、ご注意!
何のためにクスノキがダニを棲まわせているのかわからないというのが不思議です。普通なら植物の特化した特徴って種族保存のためでしょうから、ダニを食べる虫や鳥を集め、そのメリットを受ける(受粉のため)とか? クスノキにとって有害な何かをダニに追い出して(食べて)もらうため? と思うのですがそういうシロウトでも思いつくことではないのですよね。
大昔にお世話になったお礼ってわけでもないでしょうし、ダニの寄生知能が高いってのもヘンだと思うし…。(^_^;)
ダニにとっては暮らしやすそうな環境に思えましたけれども。
ずっと先でもいいので、ぜひ理由が知りたいですね。
興味深い話題をありがとうございました!
おお!ダニ写真、ご覧になりましたか。それにすごいなぁ、たくさん勉強されたみたいですね。
クスノキとダニの関係。本当、不思議ですね。クスノキは、一体何のためにダニに棲家を提供しているんでしょう。ダニがいることで特にメリットもなければ、害もないようで、クスノキがダニを嫌っているようなこともなく、ダニにとっては、暮らしやすそうなんだけど。。。
クスノキがダニにご恩返しっていうのが本当だったらおもしろいですね〜。実際がどうなのかは、まだわかってないようなので、わたしも理由が知りたい、と思います。
こちらこそ、どうもありがとうございました!
いぇーいい
死んで。
バカポンより。
いぇーいい
皆さん、こんな馬鹿な山根ですけど宜しくねえ!!
彼氏募集中っでぇーす!!
今から私死にまぁーす♪