2005年05月10日

ヒルザキツキミソウ

ヒルザキツキミソウ Oenothera speciosaヒルザキツキミソウ Oenothera speciosa
2005/05/10

ヒルザキツキミソウは、北アメリカ原産の多年草です。日本へは大正の終わりごろ、観賞用に入ってきたのだそうです。現在でも各地で栽培され、それが野生化したものも各地で見られます。草丈は20cm〜30cmくらいでも開花していますが、60cmくらいまでなります。地下の根茎が横に広がって、そこからたくさん茎を伸ばすので、よく群生しています。白い毛がたくさん生えた茎もよく枝分かれします。

葉には短い柄があって互生します。長さ5cm内外の細長い披針形です。「披針形」というのは、先はとがっていて、基部は鈍く、最も幅が広くなる位置が中央部より少し下にある形です。アカマンマで知られる「イヌタデ」の葉がちょうどよくその形が表われています(←といっても、当ブログの写真ではよくわかりませんけども)。ヒルザキツキミソウの場合は、縁がギザギザと切れ込んでいたり、ウネウネと波打っているので、ちょっと形がわかりづらいですね。

ヒルザキツキミソウ Oenothera speciosa
2005/04/26

根生葉のころは、どちらかというと、「ユウゲショウ」よりも「コマツヨイグサ」に似ているかもしれません。

ヒルザキツキミソウ Oenothera speciosa
2005/05/10

花期は春から秋。直径5cmほどの4弁花。淡い桃色〜白色です。「ユウゲショウ」よりもかなり大ぶりです。蕾が垂れ下がった状態で茎が伸びてきますが、花は斜め上向きくらいに開きます。雄しべは8本。雌しべの先の柱頭は4つに裂けて平たく開きます。

マツヨイグサ属の花は、しばしば、花がしぼむとオレンジ色っぽくなるものが見られます。ヒルザキツキミソウの場合は、しぼむと淡い紅色になります。また、初めから淡い紅色のタイプを「モモイロヒルザキツキミソウ (Oenothera speciosa var. childsii)」ともいいます。

【和名】ヒルザキツキミソウ [昼咲月見草]
【学名】Oenothera speciosa
【科名】アカバナ科 ONAGRACEAE
【撮影日】2005/05/10、2005/04/26
【撮影地】東京都日野市

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posted by hanaboro at 20:05| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 蕾図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
hanaboroさん、こんにちは!(^-^)
これ私の大好きなお花なんです。
実は数年前大病をしたときに
病院からみえる風景の中に
このお花がいっぱいみえて、かわいいピンクで元気をもらえました。
室内に飾ったバラよりも魅力的にみえました。
ほんとに大好き。
またこのお花の季節になりましたね(^-^)
めしべがこんな風だなんておもしろいな〜
Posted by sof at 2005年05月15日 03:25
*sofさん*

こんにちは!
ヒルザキツキミソウ。やわらかなピンク色がかわいいですよね〜。開いたときの丸い感じもほんわかしてて。いま、ちょうどきれいに咲いています。虫の目線で近づくと、お花のちょっと違った面も見られて楽しいです。

お花から元気をもらうって、そういうこと本当、ありますよね。人ってみんなそれぞれに、きっと、心に残る大切な花があるんでしょうね。

わたしの場合だと、以前、気持ちがずいぶん弱っていたときがあって、他のことは何も手がつかなかったのですが、鉢植えのガーデンシクラメンの世話をひっしでやっていたことがあります。そのおかげで助けられて。その鉢植えはとってもたくましく、今日もまだ花をつけています。
Posted by hanaboro at 2005年05月15日 10:23
コメントありがとうございます。

かわいらしいけれど生命力たくましい花ですよね。
外来種は動物にしろ植物にしろ生命力が強いものが
多いのでしょうか?

花を身近に楽しめる環境って良いですね。
またお邪魔させていただきます(^^)
Posted by Setsuko(今野節子) at 2005年06月22日 17:26
*Setsukoさん*

こんばんは。こちらこそ、ご訪問いただいて、ありがとうございます。

生命力の強さは、外来種といっても種類によるのではないでしょうか。外来種にとっては日本は異国の地ですので、やはり原産地の方が棲みやすい場合も多いと思います。園芸種として入ってきたものでも人の手を離れてしまうとたちまち育たなくなってしまうこともありますし。

外来種の中でも日本の環境によくあっていたものは、確かに、どんどん分布を広げて、もともと日本にあった在来種の生育を妨げてしまう場合もあります。そうなると困った存在になってしまうのですよね〜。

そういうことをちゃんと考えるのも大事ですが、純粋に花を楽しめる気持ちのゆとりみたいなものも持っていたいですね。
Posted by hanaboro at 2005年06月22日 19:44
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ヒルザキツキミソウ
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