2005年05月12日

マルバフジバカマ

マルバフジバカマ Ageratina altissima


マルバフジバカマは、北アメリカ原産の多年草です。日本に入ってきたのは明治の中ごろのことだったそうです。神奈川県の箱根で見つかったということで、現在もその付近には多く見られるようです。太い地下茎が伸びて、それによって増えるので群生することがあります。

茎はまっすぐに伸びて、草丈は30cm〜1mくらいになります。茎はほとんど無毛ですが、上部には毛が生えています。葉は卵形で、長さは10cm内外。縁のギザギザは鋭く、はっきりとした鋸歯です。葉脈がよく目立ちます。葉の表面はカサカサした感じで、キク科というよりは、どこかイラクサ科を思わせるような葉です。葉柄は2cm〜5cmくらいで、対生します。

マルバフジバカマ Ageratina altissima


花期は秋。頭花は白色で、直径5mmくらい。茎の先にたくさん咲かせます。1つの頭花は多数の小さい花(小花)が集まった「集合花」で、マルバフジバカマの場合はすべて筒状花です。ふつう花びらのように見える「舌状花」はありません。20個前後ある筒状花の先は、5つにわかれて開き星のような形です。

葉も花も、「フジバカマ (Eupatorium japonicum)」や「ヒヨドリバナ (Eupatorium makinoi)」にはあまり似てません。花の雰囲気としては「フジバカマ」というよりは「アゲラタム」、それよりずっと背が高くなったものという感じです。

といってもまったく似てないわけではなく、実際、一般的な図鑑では、学名が「Eupatorium rugosum」となっていて、フジバカマと同じヒヨドリバナ属になっていることが多いです。ただし、マルバフジバカマは1つの頭花につく筒状花の数が多かったり、総苞片の長さがほとんど同じだというところなど、フジバカマやヒヨドリバナとは異なっています。

【和名】マルバフジバカマ [丸葉藤袴]
【学名】Ageratina altissima (Eupatorium rugosum)
【科名】キク科 COMPOSITAE (ASTERACEAE)
【撮影日】2005/05/12
【撮影地】東京都日野市

■Trackback People : 帰化植物

posted by hanaboro at 21:04| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 葉っぱ図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。