2005年05月14日

コヒルガオ

コヒルガオ Calystegia hederacea
2005/05/14 2枚の大きな苞

コヒルガオは、本州、四国、九州に分布し、道ばたや日当たりのよい草地などにふつうに見られるつる性の多年草です。日本以外にも東南アジアにかけて分布し、比較的暖かい地方によく見られます。地下茎を長く伸ばして、広範囲に広がってよく増えます。名前は、「ヒルガオ」に比べて花や葉が小さいことからきているそうですが、ヒルガオよりもさらに乾燥に強く、道路脇にも多いし、田畑の雑草でもあります。

コヒルガオ Calystegia hederacea
葉はとがる感じ
コヒルガオ Calystegia hederacea
下部の葉は丸っこいことも
2005/05/14

葉はヒルガオよりも確かにしまった感じ、直線的なパキッとした輪郭です。形はほこ形で、長さは3cm〜7cm。つけ根の部分は横に張り出して、しばしば2つに裂けます。つる植物ですので、真夏のころにはもうどう絡まっているのか、よくわからないくらいに繁茂していることもあります。そんなブッシュ状に広がった状態でも、何となく鋭角の葉の先がツンツンと目立ちます。
コヒルガオ Calystegia hederacea
2005/04/27 地上部が出たばかりのころ

花期は5月〜9月。花(花冠)は、「アサガオ」と同じ漏斗型。直径5cmくらいの「ヒルガオ」より少し小さめで、直径3cm〜4cm。葉の脇(葉腋)から花柄を出して先に1つずつ咲かせます。花柄の長さは2cm〜5cm。ガクは2枚の大きな「苞」に包まれていて、注意してみないと、その苞がガクのように見えてしまいます。ガク2枚の苞の間から先のほうがのぞいて見えるぐらいです。苞もヒルガオよりは心もち小さくシャープな印象。

コヒルガオ Calystegia hederaceaコヒルガオ Calystegia hederacea
2005/05/14
花柄の部分にはウネウネとした翼。葉柄の付け根あたりの茎にも何となく翼が。

よく似たヒルガオとの区別点として重要なのが、花柄の翼。コヒルガオではデコボコした翼が見られます。真夏の昼間でもしおれず、よく花が見られます。

【和名】コヒルガオ [小昼顔]
【学名】Calystegia hederacea
【科名】ヒルガオ科 CONVOLVULACEAE
【撮影日】2005/05/14、2005/04/27
【撮影地】東京都日野市

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posted by hanaboro at 19:26| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コヒルガオの花柄の翼はわかりました。ありがとうございます。観察することにします。
Posted by kuz,s at 2005年06月04日 17:34
*kuz,sさん*

こんにちは。
花柄の翼、わかっていただけたんですね。地面に這いつくばったかいがありました。気の短いわたしにとっては、こういう細かい部分を写すのは、苦手で仕方なかったんです。ぜひ観察してみてくださいね。

kuz,sさんの植物写真集。いろんなどんぐりが見られて楽しいですね。海外のドングリサイトのリンク集もあるし。
Posted by hanaboro at 2005年06月04日 18:37
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