2005年05月30日

ミツバウツギ

ミツバウツギ Staphylea bumalda
2005/05/29 神奈川県

ミツバウツギは、日本では北海道、本州、四国、九州の山地の林内や林縁に生える落葉低木です。日本以外では、中国や朝鮮半島に分布しています。高さは3mくらい。

葉は対生。3枚の小さな葉(小葉)からなる「3出複葉」です。1つ1つの小葉は先の細くとがった幅の狭い卵形で、長さは5cm前後。真ん中の小葉(頂小葉)が他の2枚の小葉(側小葉)より大きめ。縁にはツンツンとトゲのように見える細かいギザギザ(鋸歯)があります。鋸歯の先が赤みを帯びていることが多く、この鋸歯の様子がかなり特徴的だと思います。表面の色は濃いめの緑色ですが、裏面はちょっと白っぽい。両面に細かい毛が生えています。

名前は、花が「ウツギ(卯ノ花)」に似ていて、葉が3小葉になっていることから、「ミツバウツギ」と呼ばれるという説と、「ウツギ」と同様に茎が中空であることきているという説があるようです。しかし、ウツギはユキノシタ科の植物ですが、ミツバウツギは「ミツバウツギ科」に分類されています。

ミツバウツギ Staphylea bumalda
若い果実
2005/05/29
ミツバウツギ Staphylea bumalda
若い芽
2005/05/04


花期は5月。今年伸びた枝の先に円錐花序を出して、白い花をたくさん咲かせます。花の直径は1cmに満たないくらい。花弁は5枚、ガク片も5枚あります。ガクは花弁とほとんど同じ形、色も白色なので、花弁がたくさんあるように見えます。花はあまりしっかりと開かないのですが、半分くらい開いているものをのぞくと、5本の雄しべと1本の雌しべが見えます。

果実(さく果)は、先が2つに割れた袋のような形です。花が終わってすぐのころは、まだ若い果実が上向きについていて、先がくっついた状態ですが、しばらくすると、くっついた部分がはずれ、果実は下に垂れ下がったような状態になってきます。そして、秋には褐色に熟して2つに裂けます。

【和名】ミツバウツギ [三葉空木]
【学名】Staphylea bumalda
【科名】ミツバウツギ科 STAPHYLEACEAE
【撮影日】2005/05/29、2005/05/04
【撮影地】神奈川県藤野町、東京都八王子市

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posted by hanaboro at 13:13| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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