2005年05月31日

ヒナスミレ

ヒナスミレ Viola takedana


ヒナスミレは、北海道、本州、四国、九州に分布し、主に太平洋側の山地の林内に生える多年草です。日当たりのあまりよくないようなところでよく見かけます。といっても株はよく見るのですが、花はやや早めなこともあって、なかなか開花中の個体に出会えなかったりもします。

ヒナスミレ Viola takedanaヒナスミレ Viola takedana


草丈は開花中でも10cmに満たないくらいで、葉は地面に平たく横に広がります。葉の長さは5cmくらいで、葉柄があります。葉の形は先の細いハート型で、基部は深く湾入する心形。縁のギザギザ(鋸歯)は、比較的しっかり鋭く入ります。両面ともに毛がたくさん生えています。裏面は紫色を帯びることが多いです。

花期は4月〜5月。直径1.5cm〜2cm。淡い紅紫色。花柄は短めなので、よく地面近くで開花しています。下の1対の花弁は「側弁」といいますが、側弁の内側の基部、つまり花の中心付近は無毛かまたはまばらに毛が生えています。

葉の表面に白い斑が入るタイプを「フイリヒナスミレ (Viola tokubuchiana var. takedana f. variegata)」といいます。

【和名】ヒナスミレ [雛菫]
【学名】Viola tokubuchiana var. takedana
【科名】スミレ科 VIOLACEAE
【撮影日】2005/05/29、2004/04/21
【撮影地】神奈川県藤野町、東京都八王子市

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posted by hanaboro at 18:04| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | スミレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
また頼ってしまいましたm(__)m。
スミレの仲間は、実にも特徴があるので、
今年は実の画像を撮ってまわろうと思っています。
実行できるかはまだわかりませんが。
お入り用なら日頃のお返しに提供させていただきますね(^^)。
え、花の画像を寄越せって?(^^ゞ。
Posted by ごまのはぐさ at 2005年06月05日 09:54
*ごまのはぐささん*

こんにちは。いつもお世話になってます。

閉鎖花の果実ならまあ、年中どこかにあるはずだから、長〜い目でみてユルユルやってってもなんとかなるかも。果実が弾けて種子が見えているところに出会えればいいのですが、やっぱり、山の暗いとこのものなんかはなかなかですね〜。

えっ。本当にいいんですか。それなら、花も実もくださ〜い!欲張りなんですよね〜。スミレの実シリーズ、楽しみにしてます。
Posted by hanaboro at 2005年06月06日 10:45
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ヒナスミレ
Excerpt:    山地の湿った林下や路傍で見られるやや小型のスミレです。花見のシーズンより少し早く咲くので、町の人間が花を見る機会は少ないかも知れません。  ヒナスミレは地際から上向きに伸びた葉柄から、く..
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Tracked: 2005-06-05 09:45
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