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リョウブは、日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地や丘陵地の雑木林、日当たりのよい尾根などに多く生える落葉高木です。高さは3m〜10m。茎はだいたいまっすぐのびますが、萌芽性に富んでいるので、下部の方から株立ち状になっていることもあります。樹皮がはがれて斑模様になり、その様子は「サルスベリ」や「ナツツバキ」、「ヒメシャラ」などに似ています。
葉は互生。枝の先の方にかたまってつきます。長さ10cm前後の先のとがった倒披針形で、より先端に近い部分で幅が一番広くなっていることが多いです。縁のギザギザ(鋸歯)は細かくて、しっかり入って目立ちます。鋸歯の先は少し細く伸びる感じ。また、しばしば、葉柄や主脈が赤みを帯びていることがあります。表面は濃いめの緑色になってきますが、裏面は白っぽく脈状には毛がたくさん生えています。
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花期は7月〜9月。枝先の総状花序にたくさん小さな花を咲かせます。円錐形になった花序は、咲き進むにつれて垂れ下がってきます。花軸の部分には毛が密生。花は白色で、直径5mm程度。花冠は先が深く5つに裂けます。雄しべは10本で内側に5本、外側に5本配置されています。雌しべは1本で花柱の先は2つに裂けています。
果実(さく果)は上向きにつき、直径5mmくらいのほぼ球形で、毛がたくさん生えています。熟すと褐色になり、中にはたくさんの種子が入っています。
【和名】リョウブ [令法]
【学名】Clethra barbinervis
【科名】リョウブ科 CLETHRACEAE
【撮影日】2005/05/08、2005/06/05
【撮影地】東京都あきる野市、山梨県塩山市
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