2005年06月16日

アワブキ

アワブキ Meliosma myriantha


アワブキは、本州、四国、九州に分布し、山地に生える落葉高木です。高さは8mくらいにまでなります。樹皮はなめらかですが、ブツブツと隆起した「皮目(ひもく)」が目立ちます。

若い枝には褐色の短毛がたくさん生えています。冬芽もまた、褐色の毛におおわれた「芽鱗」のない「裸芽」です。これは、特に冬だけでなく梅雨の今でも、褐色の毛におおわれた裸芽が見られました。

葉は互生。長さ10cm〜25cmの以外に大きな長い倒卵形〜楕円形。先端はキュッととがります。縁のギザギザ(鋸歯)は、低くて先の方だけがツンツンと突き出したような状態です。表面には毛はなく、裏面には毛が生えています。まったく違う植物ですが、「コナラ」の葉のようにたくさんの「側脈」が走っているのが、よく目立ちます。大きいので、コナラというよりは「ホオノキ」の方に少し似ているかもしれません。

アワブキ Meliosma myriantha


花期は、6月〜7月。枝の先の円錐花序に淡い黄白色の花をたくさん咲かせます。花序の長さは20cmくらい、1つ1つの花は直径2mm〜3mmくらいの小さなもの。花弁は5枚、ガク片も5枚、雄しべも5本。ただし、ふつう5本の雄しべのうち2本が完全で、残りは退化しています。これは、同じアワブキ科アワブキ属の「ミヤマハハソ (Meliosma tenuis)」と同様です。

その花の様子がブクブクと泡だっているように見えることで、その名前なのだと思い込んでおりました。そうではなく、名前は、これを燃やすと切り口から泡が出るところからきているのだそうです。

果実(核果)は、秋には赤く熟します。直径4mmくらいの球形です。

【和名】アワブキ [泡吹]
【学名】Meliosma myriantha
【科名】アワブキ科 SABIACEAE
【撮影日】2005/06/12
【撮影地】神奈川県津久井町

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posted by hanaboro at 18:08| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 葉っぱ図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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