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オオマツヨイグサは、北アメリカ原産の種がヨーロッパで改良された園芸品種だといわれています。多くの場合、二年草と記述されています。日本に入ってきたのは、明治の初期のころで、やはり観賞用として導入されました。その後、逸出、野生化して、日本全国に広がったそうです。しかし、現在ではオオマツヨイグサはやや減少し、少し遅れて渡来したといわれる「メマツヨイグサ」の方がふつうに見られるようになっています。
草丈は80cm〜1.5m以上。全体に開出した毛が密生。毛はしばしば、根元が膨らんで赤みを帯びた突起状になっているので、茎をよく見ると赤い点々がみられます。この毛がかたいので、茎はざらつきます。冬に見られる根生葉は、メマツヨイグサの場合、先がとがるのに対して、オオマツヨイグサの場合は先が丸くなる傾向があります。のびた茎の葉ではどちらも先がとがりますが、オオマツヨイグサでは葉の表面がより強く波打ちます。中央脈は白っぽい。葉は長さ10cm前後、卵状披針形。縁には浅いギザギザ(鋸歯)があります。
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花期は7月〜9月。花は、茎の上部の葉の脇(葉腋)に1つずつつきます。鮮黄色の大きな4弁花。直径は6cm〜8cm。メマツヨイグサよりも大きく華やかに見えます。夕方、開花し、翌日の午前中にはほとんどしぼんでしまいます。雄しべは8本。雌しべは1本ですが、先端の柱頭が4つに裂けて目立ちます。花がしぼんでも、先からのぞいていることも。メマツヨイグサはしぼむと赤みが強くなりますが、オオマツヨイグサはあまり赤くならず白っぽくなります。
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花には長い柄があるように見えていますが、これは花柄ではありません。蕾の状態でみると、少し赤みがかっていて長い毛が目立つ部分は、「ガク片」で、4つあります。ガク片の先は細長くとがっていて、蕾の時点で、ほんの少し開いた状態になっています。
そして、ガク片の下の部分が3cm〜5cmくらいの細長い筒になっています。さらに、その下のつけ根の少し色が濃く、ちょっとだけ太くなっている部分には「子房」があります。果実はこの部分が大きくなってできます。
果実は円柱形の「さく果」で、長さは2cm程度。熟すと4つに裂けますが、裂片の反り返り方は少なめ。
【和名】オオマツヨイグサ [大待宵草]
【学名】Oenothera glazioviana
【科名】アカバナ科 ONAGRACEAE
【撮影日】2005/07/07
【撮影地】東京都日野市
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