2005年07月27日

ヒペリカム・アンドロサエマム

ヒペリカム・アンドロサエマム Hypericum androsaemum


ヒペリカム・アンドロサエマムは、ヨーロッパ南西部〜中近東原産の半常緑小低木です。ヨーロッパでは古くから薬草として利用されてきたそうです。高さは60cm〜1mくらいになります。オトギリソウ科オトギリソウ属の植物で、同じ属の他種や園芸品種も含めて属の学名の「ヒペリカム」または「ヒペリクム」と呼ばれています。オトギリソウ属の植物は世界的に見ると500種ほど知られていて、日本にもいくつかの種が分布しています。日本の種についてだけ見ても、結構、同定の難しい分類群だと思います。

葉は大きいですが、花はビョウヤナギよりはずっと小さく、キンシバイよりも小さめ。黄色い花は美しいのですが、果実が主に観賞の対象となっているようで、切花にもよく利用されます。最近では、それなりの耐寒性があることから、鉢植えなどで栽培されているのを見かけるようになりました。葉は対生。葉の縁にはギザギザ(鋸歯)はなく全縁です。葉は大きく、長さは5cm〜10cm近くになります。幅の広い長楕円形です。

ヒペリカム・アンドロサエマム Hypericum androsaemum


花期は6月から7月。茎の先端と上部の葉の脇(葉腋)から出た花序に、黄色い花をたくさん咲かせます。直径は2cm程度。花弁は5枚です。多数の雄しべがありますが、長さは長短いろいろ混じっていて、花弁より長かったり短かったり。「ビョウヤナギ (Hypericum chinense)」の場合はふつう雄しべが花弁より長く、「キンシバイ (Hypericum patulum)」では雄しべが花弁より短くなっています。花の中央には雌しべがあって丸い子房が花弁の上に見えています。

ガクは、円形〜楕円形の緑色で、開花中は花弁の下にかくれてしまいますが、蕾のときや花後にはよく目立ちます。果実の時期にもガクはしっかり残って、やや下垂して、果実を引きたてているようです。花後の果実は長さ1.5cmくらいで、色は赤色から熟すにしたがって濃い色に変化します。「コボウズオトギリ」という和名、あまり浸透していないようですが、それなりにかわいい響きがあると思います。

【一般名】ヒペリカム・アンドロサエマム
【別名】ヒペリクム・アンドロサエムム(学名の読み方が違うだけ)
【英名】Tutsan
【和名】コボウズオトギリ [小坊主弟切]
【学名】Hypericum androsaemum
【科名】オトギリソウ科 CLUSIACEAE (GUTTIFERAE)
【撮影日】2005/07/25
【撮影地】東京都日野市

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posted by hanaboro at 19:37| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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花図鑑のボロボロブログ 管理人様

はじめまして。
京都にある佐川印刷株式会社の浅田と申します。
このたび、ホームページの写真をお借りしたく
メールさせていただきました。

現在弊社にて、
「いけばな流派 嵯峨御流」という冊子を
編集しております。
その中で連載中の「春夏秋冬 いけばな手帳」というページで、
「ヒペリクム」を特集することになりました。

つきましては、
http://boroboro.seesaa.net/article/5403448.htmlに掲載されております
「ヒペカリム・アンドロサエマム」の実の写真をお借りしたいのですが
ご検討願えますでしょうか。

以下に、冊子の概要を掲載させていただきますので
ご確認くださいませ。

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【冊子名】
いけばな流派「嵯峨御流」
http://www.sagagoryu.gr.jp/

【概要】
発行所 大本山大覚寺出版部
発行人 黒髪寛延
編集人 山川竜舟
制作・印刷 佐川印刷株式会社
発行部数 1,5000部
発行日 毎月1日
発行所 大本山大覚寺出版部
    京都市右京区嵯峨大沢町4
    075-871-0071
制作・印刷 佐川印刷株式会社
      京都府向日市森本町戊亥5-3
      075-934-8002

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今回ご依頼させていただいております
写真の掲載号は11月号(11/1日発行)になります。

お忙しい中大変恐れ入りますが、
ご検討の程、どうぞよろしくお願いいたします。


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佐川印刷株式会社 企画制作事業部 京都制作課
浅田 早紀
TEL:075-934-8011
FAX:075-924-2355
MAIL:sak-asada@spcom.co.jp
Posted by 浅田早紀 at 2011年10月03日 09:36
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