2004年09月14日

キバナシャクナゲ

キバナシャクナゲ Rhododendron aureum


キバナシャクナゲは、国内では北海道、本州中部〜上越の高山帯に生える常緑低木です。10cm〜30cm。茎は鱗片におおわれていて、黒褐色。砂礫地にハイマツとともに生育していることが多く、茎の下部は地面をはいます。葉は互生ですが、枝先に集まってつきます。長楕円形で分厚く、長さは5cm前後。表面はシワシワしています。縁にギザギザ(鋸歯)はなく全縁です。

ツツジ科ツツジ属の植物で、花冠やガクより後に果実になる子房が上にある「子房上位」です。雄しべは10本、先の方はやや上向きに曲がります。雄しべの長さはまちまちです。雌しべは1本。シャクナゲといえば、おなじみの花木で、とても人気が高い植物ですよね。ふつう庭によく植えられる「ホンシャクナゲ」や「西洋シャクナゲ」などの多くはピンク色の花ですが、キバナシャクナゲの花(花冠)はクリーム色です。花冠は直径3cm前後。果実は長楕円形の「さく果」で、長さ1.5cmくらい、まっすぐ上を向きます。

花期は6月〜7月。高山のハイマツ林の中などで咲いています。普通シャクナゲは花が漏斗のような形をしていてあまり平たく開きませんが、キバナシャクナゲは、割と花びらを開かせます。この花を見たくて高山まで登る人もいるかもしれない、高嶺の花です。ただ、筆者が見るのはだいたい花の終わった、写真のような状態ばっかりですけどね。来年はぜひ、梅雨の晴れ間に高山へ。。。

【和名】キバナシャクナゲ [黄花石楠花]
【学名】Rhododendron aureum
【科名】ツツジ科 ERICACEAE
【撮影日】2004/08/27
【撮影地】長野県長谷村

posted by hanaboro at 19:12| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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