2004年09月15日

クズ

クズ Pueraria lobata


クズは、北海道〜九州の山野にごく普通に生育し、大型のつる性植物ということで、真夏の暑苦しいブッシュの構成要員として活躍します。8〜9月、赤紫色の花を穂状につける様子はなかなかの見ごたえ。秋の七草の一つとして取り上げられ、『万葉集』でも数多くの歌が詠まれたほどの植物。身近な植物だけに、この花を見ると親しみがわくのはいつの時代も変わらないということでしょうか。筆者でさえ幼い頃、家で飼っていたウサギにこの葉を食べさせたこと、父が出張の土産に買ってきた葛湯のこと、そんな昔を思い出したりしましたが。。。

しかし、現在の筆者が写したものといえば、ボロボロになったクズの花。秋の野山に感じる郷愁はどこへやら。かなり傷んでしまった花は、どうやら、吸汁性の虫にやられてしまったようですね。一番上の蕾までは咲ききれないかもしれません。この房一つにゾウムシらしき昆虫が3匹、アブラムシ多数、それにアリも。ここだけでもちょっとした生態系が営まれておりました。

【和名】クズ [葛]
【学名】Pueraria lobata
【科名】マメ科 LEGUMINOSAE
【撮影日】2004/09/15
【撮影地】東京都日野市

posted by hanaboro at 20:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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