2004年09月30日

テンニンソウ

テンニンソウ Leucosceptrum japonicum


テンニンソウは、北海道から九州に分布していて、山地の林内、林縁に生える多年草です。茎をさわると四角形で、なるほど、シソ科だなあと思います。シソ科の植物では茎が四角になっていることが多いですから、図鑑で調べるときのチェックポイントにもなりますね。また、葉の裏の「中肋(ちゅうろく:中央の脈)」に毛がたくさん生えているものを特に「フジテンニンソウ (Leucosceptrum japonicum f. barbinerve)」といって、富士山周辺に多いそうなんです。チェックしてませんでしたね〜、写真を撮ったのは山中湖の近くだったのですが、、、

草丈は30cm〜1mほど、花はちょうど今、9月〜10月ごろです。花色は淡いクリーム色で、遠目には太めの試験管ブラシのような形です。茎の先から花序が伸び、たくさん花を咲かせますが、下の方から上に咲きあがるにつれて、先に咲いた花がどんどん落ちていってしまいます。一番美しく見えるのは、やっぱり下の方の花が咲き始めてから数日間ではないでしょうか。花茎を伸ばしながら咲きあがるようで、ヒョロヒョロと花茎が曲がってしまうことも。写真の株はさらに、野生動物に踏まれたりしたのかもしれません。葉が数枚ちぎれていました。

撮影した周辺では、草丈の高い草が少なくて目に付く大きめの草といえば、タイアザミ、トリカブトとこのテンニンソウぐらいでした。登山道のところどころで、土がボコボコに掘られたような後もあり、どうやら、シカがいるんだろうなという感触でした。

【和名】テンニンソウ [天人草]
【学名】Leucosceptrum japonicum
【科名】シソ科 LABIATAE
【撮影日】2004/09/16
【撮影地】山梨県山中湖村

posted by hanaboro at 20:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 花後図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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