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ナンバンギセル。まず、やっぱり「ナンバンギセル」というその名前が変わっていますよね。長さ10〜20cmほどの長い柄の先に一つ、下向きかげんについている花の様子を煙管の先に見立てて、その姿の不思議な雰囲気とあわせて「南蛮煙管」と名づけられています。オランダギセル、キセルソウという別名も。さらに万葉集では「オモイグサ(思い草)」で登場。
ナンバンギセルは、山野の草地に生える一年草です。日本全土に分布するほか、東アジアにも広く分布しています。葉緑素を持たず自分で光合成をせずに生活している寄生植物です。写真の場所では刈り込まれたススキの脇から出ていたので、寄主(寄生されている方)は「ススキ」でしょう。地下を掘り起こせば、きっとススキの根にナンバンギセルがくいこんでいるはずです。他にもサトウキビやミョウガ、ショウガなどにも寄生するそうです。
熱帯のサトウキビ畑では、ナンバンギセルが大量に出て、被害が出ることがあるそうで、害草として嫌がられているそうです。国内ではどうなのでしょうか。姿が変わっているので、園芸用に栽培されたりもしますが。。。
花は8月〜10月で、色は紅紫色です。写真ではすでに濃い茶色になっている部分が花。その茶色の部分に、かぶさったようになっているところがガクです。ガクはボートをひっくり返したような形で先はとがっています。ガクには紅紫色のすじ状の模様がはいっていて、さらに、異様な雰囲気が漂いますね。
【和名】ナンバンギセル [南蛮煙管]
【学名】Aeginetia indica
【科名】ハマウツボ科 OROBANCHACEAE
【撮影日】2004/10/07
【撮影地】東京都日野市
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先日は「落葉」にコメントを頂きましてありがとうございました。
ナンバンギセル
日本全土に分布しているのですか?
私もぜひ、写して見たい植物です。
ようこそ!お越しくださってうれしいです。
ナンバンギセル。分布は、どの図鑑もだいたい「日本全土」となっています。自分自身、北海道でこれを見たことがなかったもので、ちょっと調べてみました。具体的な場所まではわかりませんでしたが、北海道の植物のリスト↓にはのっていました。
http://www.hinoma.com/maps/checklist.htm。
ススキの原っぱの根元あたりを観察すると見つかるかもしれません。こちらでは、住宅地周辺の人手がよく加わるような道路脇のちょっとした草地で、ススキの根元に結構ふつうに見つかるのですが。。。
それから、花時期についてですけれど、うちの地域(東京の多摩)では、まだ咲いていますがちょっと終わり気味です。なるべくお早めに。素敵なお写真、撮れるといいですね!