2005年11月04日

キヅタ

キヅタ Hedera rhombea


キヅタは、北海道の一部、本州、四国、九州に分布し、山野の林内などに生える常緑のつる性の植物です。茎からはひげのような「気根」が密に出て、それによって他の樹木などに付着して這い登っていきます。ウコギ科キヅタ属(Hedera)の植物で、園芸植物としておなじみの「アイビー(フイリセイヨウキヅタ Hedera helix ’Argenteo-variegata’)」と同じ仲間です。キヅタは大きく成長して、花期のころに花の近くに見られるような葉は切れ込みがありませんが、若い茎につく葉などは先が3つ〜5つに裂けて、アイビーみたいです。

葉は互生。楕円形〜卵形で、先はとがっています。時にひし形っぽくて、長さは5cm前後。縁にはギザギザ(鋸歯)はなく、全縁です。革質で厚く、色は濃いめで、表面には光沢があります。斜めに並行して走る葉脈がよく目立ちます。花期には花序の下の部分に集まってついているような感じになります。

花期は10月〜11月。球形の「散形花序」を出してたくさんの花をつけます。花序の直径は3cmくらいで、柄の部分には褐色の鱗状の毛が見られます。同じくらいの時期に花を咲かせる「ヤツデ」も、属は違いますが同じウコギ科で花序が球形ですね。球形の花序では、軸の先から放射状に出た柄の先に花がついています。花色は黄緑色。1つ1つの花には小さな5つの花弁があります。

果実は球形で、直径は7mmくらい、熟すと黒くなります。冬枯れの野山で、すっかり葉を落とした落葉樹に絡まる常緑のキヅタ。そんな光景が目に付く季節も間近に迫ってきているのだなと感じます。

【和名】キヅタ [木蔦]
【別名】フユヅタ
【学名】Hedera rhombea
【科名】ウコギ科 ARALIACEAE
【撮影日】2005/11/02
【撮影地】東京都日野市

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posted by hanaboro at 20:25| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 蕾図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by christianlouboutin at 2013年07月22日 17:48
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