2005年04月12日

フタバアオイ

フタバアオイ Asarum caulescens


フタバアオイは、本州、四国、九州の山地の林内に生える多年草です。草丈は10cm〜20cmくらい。茎は土や落ち葉などに埋もれたりしながらも地をはって伸びていき、葉はその茎の先端に2枚出て、対生状についています。その状態は、二又に分かれているように見えます。茎は分枝して伸びていくので、生えている場合は、だいたいそのあたりにひとかたまりの株立ち状になり、しばしば群生します。

葉は長さ4cm〜8cmのハート形。両面に白っぽくて短い毛がたくさん生えています。先はとがり、逆に基部は深く湾入して心形になっています。徳川家の家紋になっている「三葉葵」は、このフタバアオイの葉を3枚組み合わせて図案化したものだといわれています。また、京都の賀茂神社の神紋で、5月15日に行われる「葵祭」の飾りにも使われるのだとか。

カンアオイの仲間は常緑ですが、このフタバアオイやウスバサイシンは地上の葉を落として越冬します。写真の状態は、まだ葉や蕾が出てきたばかりで、葉はまだしっかり展開していませんでした。おかげで、葉の両面の短い毛はよく目立ち、蕾もよく見えました。

フタバアオイ Asarum caulescens


花期は3月〜5月。花は二又状になっている部分、つまり葉柄の基部から柄のある花が1つ出ます。花は直径1cmちょっとくらいで、下向きに咲きます。色は内側は紫褐色や茶褐色、ときに白っぽくなり、いずれも地味な色あい。3つのガク片は先端から半分くらいが三角形に切れ込んでいて、その部分が花の外側に折り返されて、ピッタリくっつくので、下から見ると円形に見えます。ガク片や花柄には白くてやや長めの毛があります。

学名の「Asarum」は、カンアオイ属の学名で、同属の1種のギリシャ名からきているそうです。種小名の「caulescens」は、「茎のある」という意味です。

【和名】フタバアオイ [双葉葵]
【別名】カモアオイ [賀茂葵]
【学名】Asarum caulescens
【科名】ウマノスズクサ科 ARISTOLOCHIACEAE
【撮影日】2005/04/03
【撮影地】東京都八王子市

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2005年04月11日

タチイヌノフグリ

タチイヌノフグリ Veronica arvensis


タチイヌノフグリは、ヨーロッパ原産の越年草です。日本で最初に帰化が認められたのは、明治の中ごろのことだったそうです。現在では各地でごくふつうに見られます。

草丈は10cm〜30cmほど。小さい個体では茎はほぼまっすぐに直立します。大きめの個体になると、茎の株の方はよく枝分かれしてやや地面をはうように斜めに伸び、途中から直立します。全体に短い毛がたくさん生えています。

葉は卵形でほとんど柄がなく対生します。長さ5mm〜1cmほど、幅は1cmあるかどうかっていう程度です。茎の上の方の葉は次第に小さくなって、特に花のついている花序のあたりでは細くとがった「苞」になっています。

花期は4月〜6月。花は茎の上部の葉の脇(葉腋)に、1つずつつきます。同じ茎に同時に咲いているのはせいぜい2つ〜3つのことがほとんどですが、株が生長してくると、たくさん分枝して、それなりに花をつけていることもあります。

花色は青紫色、直径は3mm〜4mm。花柄はほとんどなく、苞やガクの間にチョコチョコと咲きます。同じクワガタソウ属(Veronica)の「オオイヌノフグリ (Veronica persica)」をすごく小さくしたような花です。同じような場所に生えるので、よく隣同士で「タチイヌノフグリ」と「オオイヌノフグリ」が咲いています。大きさを比較した写真は、一度は撮影したくなるものでしょう。

果実の形はやはり、オオイヌノフグリに似た形で、長さや幅は3mm〜4mmで、縁には腺毛が生えています。中の種子は平べったい楕円形です。

タチイヌノフグリ Veronica arvensis


芽生えて間もないような幼植物では、葉の鋸歯が非常に少ないですが、それでもほんのちょっとだけある!というのがミソです。葉の縁がやや裏側に巻き気味みになるところもチェックポイント。とくに越冬中は、オオイヌノフグリよりもかなり小さいものが見られます。

4月上旬の、こちら関東の丘陵地では、まだ、小柄な個体が多いもので、草丈は数cmで、芽生えたばかりのようなものも見られます。大きくても10cm程度。

【和名】タチイヌノフグリ [立犬の陰嚢]
【学名】Veronica arvensis
【科名】ゴマノハグサ科 SCROPHULARIACEAE
【撮影日】2005/04/08
【撮影地】東京都日野市

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オオイヌノフグリ

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2005年04月09日

タケニグサ

タケニグサ Macleaya cordata


タケニグサは、本州、四国、九州に分布し、山野や都市部などの道路脇や荒れ地などにふつうに見られる大形の多年草です。高さは1m〜2mに達します。茎や葉の裏は粉を吹いたように白っぽく、葉は互生し、長さ20cm〜40cmにもなります。根生葉のときから、全体に白っぽいのですが、葉の裏をひっくり返してみると、特に真っ白です。

4月上旬の関東の丘陵地。すでにタケニグサの個性的な葉が目につくようになっています。生長が早いところも竹に似ているのでしょうか。ついこの間までは、こんなにあちこちに出ていなかったのに。もうかなり大きな葉を広げた個体も見られます。裏を見ると白くて長めの軟毛がモジャモジャと生えていました。

タケニグサ Macleaya cordata


茎が粉白色になることや、茎の中が中空になるところなど、「竹」に似たところがあるので、名前はそこからつけられたといいますが、葉の形はぜんぜん違います。タケニグサの葉は、「菊」を大きく分厚くしたような感じで、つけ根の部分はグッと湾曲するので、全体の輪郭としてはハート形。といってもずいぶん切れ込みの多いハート形ですけども。このとてもユニークな葉の形は、一度覚えたら、きっと忘れられないものになると思います。ただし、名前の由来には、ほかにもいろいろと説があるようですね。

ちなみに、学名にある種小名の「cordata」は、「心臓形の、心形の」という意味です。

茎を折ると、黄色い汁がでてきます。薬用にもなるそうですが、かなり強い成分が含まれているそうで「毒草」でもあります。注意した方がよいですね。

タケニグサ Macleaya cordata


春はまだ、大きめの葉が地面近くに広がっているくらいなのですが、夏が近づくにつれてぐんぐん生長して、7月〜8月には茎の先に大型の円錐花序を出して、たくさんの花をつけます。大きくてダイナミックな草ですが、その巨体の割には1つ1つの花は小さくて、花には花弁がなく2枚の白いガク片と多数の線形の雄しべがピラピラとついているだけです。蕾のときは白くふくらみのあるものなんですが、ガクは開くと早々に脱落してしまうので、雄しべばかりが目立ちます。その雄しべは、糸状の「花糸」とその先につく線形の「葯(花粉のあるところ)」からできていて、長さは1cm程度です。

花が終わると平たいマメ科のような形の果実(さく果)ができて、それがたくさんぶら下がるようにつきます。果実の長さは2cm〜3cmくらいで、秋には、ちょっと独特の色合いのオレンジがかったような褐色になります。

【和名】タケニグサ [竹似草]
【別名】チャンパギク [占城菊]
【学名】Macleaya cordata
【科名】ケシ科 PAPAVERACEAE
【撮影日】2005/04/09
【撮影地】東京都日野市

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2005年04月08日

ミヤマカタバミ

ミヤマカタバミ Oxalis griffithii


ミヤマカタバミは、本州、四国に分布し、山地の林内に生育する多年草です。全体に軟毛が多くて、茎や葉の裏、ガクや苞にまで密生しています。「カタバミ」や園芸種の「オキザリス」などと同じカタバミ科カタバミ属(Oxalis)の植物です。

葉は、角の少し丸い三角形をした3つの小葉からなっていて、長い柄の先についています。小葉の先端は少しへこんだ形になっています。葉の裏にも軟毛が密生していて、特に3小葉が芽吹いてくるときには、3小葉が内側に畳み込まれていて、ちょうど裏が見えているので、軟毛におおわれて白っぽく見えます。

同属の園芸種「オキザリス・バーシーカラー」のような縁取りはないのでわかりにくいですが、蕾をよく見ると、傘をたたんだときのように花弁が巻いています。

花期は3月〜5月。花柄にも軟毛があって、長さは5cmくらい、先端に1つだけ花をつけます。直径3cm〜4cmほどの白色の5弁花。しばしば、淡い紫色の筋が入っています。果実は長さ2cmほどの細長い卵形です。中には小さな種子が数個入っています。さらに花期が終わると、閉鎖花によっても果実をつけます。

ミヤマカタバミ Oxalis griffithii


また、関東西南部〜東海に分布し、葉の裏の毛が少なく果実の小さいタイプを「カントウミヤマカタバミ (Oxalis griffithii var. kantoensis)」といいます。「コミヤマカタバミ (Oxalis acetosella)」の場合は、全体に小型で小葉の角はさらに丸みがあります。こちらは花期が6月〜8月です。そういえば、日本海側には、「コミヤマカタバミ」の変種の「ヒョウノセンカタバミ (Oxalis acetosella var. longicapsula)」というのがありました。全体的に大きくて、小葉の幅は3cm〜5cmにもなります。花は白色か淡い紅紫色です。

ミヤマカタバミ Oxalis griffithii


根もとの方には何やら妙なものが見えます。これは葉がついていたところで、葉柄の基の部分が残っているものです。

【和名】ミヤマカタバミ [深山傍食]
【学名】Oxalis griffithii
【科名】カタバミ科 OXALIDACEAE
【撮影日】2005/04/03
【撮影地】東京都八王子市

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カタバミ
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2005年04月07日

ヘラオオバコ

ヘラオオバコ Plantago lanceolata


ヘラオオバコは、ヨーロッパが原産の帰化植物で、多年草または一年草です。日本には江戸時代の末期に入ってきたのだそうで、現在では各地の道ばたや空き地などで見られます。

葉はすべて根生葉で、長さ10cm〜20cm、幅は1cm〜3cmの細長いヘラ形。表面にはまばらな毛がありますが、大きく生長した葉では表面がほとんど無毛のこともあります。葉柄の部分には長い毛があります。根生葉はしだいに立ち上がってきて花のころには、ほぼ直立します。

花期は6月〜8月。葉の間から高さ20cm〜50cm以上になることもある花茎を伸ばして、先端に花序をつけます。花序は長さ2cm〜8cm、幅7mm〜15mm。ふつうの「オオバコ」よりもずっと背丈は高くなり、花もユニークで目立ちます。

花序を伸ばしながら舌から上へと咲きあがっていきますが、黄白色のピラピラが見えているのは雄しべで、その部分が花序に輪っかをつけたようになります。全体的に見るととんがり帽子をかぶったような状態で、とても個性的。帰化植物ではありますが、わかりやすく立体的な動きを見せるので、おもしろいものです。

このピラピラと雄しべが目立つ部分の花は、雄性期ということになります。咲き進むにつれて輪っかの部分は上へ上がっていきます。帽子よりも顔の方が長くなっていくわけです。雄性期の花も終わると、茶色の棒のようになります。

雌しべはというと、雄しべのある輪っかの部分より上で、雄しべよりも先に成熟しています。雌しべはごく短くて細長い棒状のもので目立ちませんが、よく見るとチラチラと見えているはずです。雌性期の花は、雄しべが見えている部分のすぐ上あたりにあります。このように、オオバコの仲間は、雌しべの方が雄しべよりも先に成熟する「雌性先熟(雌しべ先熟)」です。

雄しべが目立つので、なかなかその存在は目に入りづらいですが、一応、花びらに相当するものがあります。その花冠は白っぽくて4つに裂けて平らたく開きます。

ヘラオオバコ Plantago lanceolata


オオバコ類の場合、いろいろと帰化種があるのですが、特に困ってしまうのは、在来種の「オオバコ (Plantago asiatica)」と帰化種の「セイヨウオオバコ (Plantago major)」がとてもよく似ている点だと思います。セイヨウオオバコの方がオオバコよりも全体的に大柄で、できる種子の数が多いです。

似た種類がいろいろとある場合、幼植物の状態で見分けるのはなかなか難しいのともあるのですが、今のところ、「ヘラオオバコ」は、わかりやすい方かもしれません。「葉が細身で、葉柄や葉にはやや長めの軟毛が生えている」というのを手がかりに、他種との違いをおさえます。

市街地などで、今回の写真のような根生葉を見つけたときは、まず、葉の幅が広くなりそうな「オオバコ」などは、消去できると思います。候補としては、いずれも帰化植物のヘラオオバコ、ツボミオオバコあたりになるでしょう。「ツボミオオバコ (Plantago virginica)」の場合なら、全体に短い毛が密生しているので、白っぽく見えるはず。葉はもっと丸みがあって細長くはならず披針形で、縁にはあまり目立ちませんが、ギザギザ(鋸歯)があります。ヘラオオバコの場合はほとんど全縁です。では、「ムジナオオバコ (Plantago depressa)」はどうかというと、こちらはほとんど葉に毛がないはず。ということで写真のものは、全体の幅で5cmくらいの小さな株ですが、まず「ヘラオオバコ」でOKでしょう。

【和名】ヘラオオバコ [箆大葉子]
【学名】Plantago lanceolata
【科名】オオバコ科 PLANTAGINACEAE
【撮影日】2005/04/06
【撮影地】東京都日野市

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ネジバナ

ネジバナ Spiranthes sinensis var. amoena
2005/04/06

ネジバナは、日本全土に分布し、日当たりのよい草地や芝生に生えます。もっとも身近な場所で見られる野生のラン科植物です。草丈は花茎が伸びた状態で30cm〜40cmくらいまでなります。といっても、もっと小さい個体でも花を咲かせていますけども。ネジバナの花序には毛がありますが、奄美大島〜沖縄に分布し、花序に毛がないものを「ナンゴクネジバナ (Spiranthes sinensis var. sinensis)」といいます。

根もと付近からは数枚の根生葉が出ていて、その根生葉は長さ5cm〜20cm、幅は1cmもないくらいの細長いもので、先端はとがっています。花茎はこの根生葉の間からのびてきます。花茎には鱗片状になった細長く先のとがった葉が1枚〜3枚あって、茎にはりつくようにくっついています。冬には地上部がなくなって、春に地際から根生葉を出してきます。塊根は細長い紡錘形です。

ネジバナ Spiranthes sinensis var. amoena
2004/05/01

花期は5月〜8月。花序は長さ5cm〜15cmで、毛があり、名前のとおりねじれているように見えます。それによって、小さな花は花序の下から上へらせん状に咲いていきます。花はふつうは紅紫色か白色、個体によって花色の濃淡があります。といっても、紅紫色のものも花全体が紅紫色なのではなくて、ふつうは「紅紫色弁白舌」。1枚だけ白い「唇弁」には縁に細かいギザギザ(歯牙)があります。2枚の横に水平に開いている花びらは「側ガク片」です。

小さな花の基の部分には子房がありますが、それが、小さくて先のとがった卵型の「苞」に包み込まれています。花はその苞から顔を出して咲く感じです。ラン科の植物によく見られる「距」とよばれるシッポのようなものは、ネジバナにはありません。

ラン科植物の花にはふつう、「外花被片(ガク片)」3枚と、「内花被片(ふつうはこれが花弁)」3枚があって、外花被片3枚のうち一番てっぺんにある1枚を「背ガク片」、他の2枚を「側ガク片」といいます。そして、内花被片3枚のうち背ガク片と反対位置にある1枚を「唇弁」、他の2枚を「花弁(側花弁)」といいます。ラン科の唇弁はふつう舌のような形や、袋のような形をしています。

ネジバナの場合は、「背ガク片と側花弁」つまり、上の方に位置する3枚の花びらはあまり開かずに、前方にかぶさったような感じで、先は少し反り返っています。その3枚(背ガク片と側花弁)はほぼ同じ大きさで同じ形です。

こんなにいろいろ書いていても、花の図解がないと、何のことだかよくわかりませんね。花の各部の名前は、何が何だかめんどくさいので、筆者の場合は、昔、唇弁を「舌」、そのほかを「弁」といっておりました。今でもそういってますけども。。。

【和名】ネジバナ [捩花]
【別名】モジズリ [捩摺]
【学名】Spiranthes sinensis var. amoena
【科名】ラン科 ORCHIDACEAE
【撮影日】2005/04/06、2004/05/01
【撮影地】東京都日野市

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2005年02月24日

ヒヤシンス

ヒヤシンス Hyacinthus orientalis


ヒヤシンスは、20cm〜30cmほどの草丈で、甘いかおりのあるロウ細工のような花を穂状につける、おなじみの秋植え球根ですね。鉢植えや庭植えのほか、水栽培にも適していて、きっと子どものころ学校でみんなで育てた経験ある方も多いのではないかと思います。あの紫色っぽい玉ねぎのような球根(鱗茎)から、あんなに根がたくさん出て、あんなに派手な花の塊が出てくるなんて、すご〜い!と思ったものです。

同じ属の仲間は、主に地中海沿岸〜中央アジアに30種ほどが知られています。現在ふつうに見られるヒヤシンスは、もともとはギリシャ原産の「Hyacinthus orientalis」を改良したもので、日本に入ってきたのは1800年代後半、江戸時代末期のことだったそうです。現在、ヒヤシンスの品種は「ローマンヒヤシンス」と「ダッチヒヤシンス」という2つの系統に大きくわけられていますが、園芸品種として栽培されているのは、花の美しいダッチヒヤシンスの方が多いということです。ダッチヒヤシンスの方が、より大きな花がたくさん密につきます。

花色は白、ピンク、赤、黄、紫、青など、どちらかというと強烈なイメージでしたが、最近では、「シティーオブハーレム」とか「ジプシークイーン」など、オレンジやクリーム色の中間的なやや淡い色合いのものも見かけますね。逆に「ウッドストック」のような真っ赤なものや豪華な八重咲きもあって、正直もう覚えきれません。

ふつう、ヒヤシンスの球根は自然に分球しにくいので、ふやしたい場合は球根に傷をつけるといいます。しかし、一番上の写真のものは、どうやら勝手に分球してたくさんの芽が密集して、1つ1つの芽が小さくなっています。今のところ、まだ蕾は見えていません。

ヒヤシンス Hyacinthus orientalis
2005/01/20 撮影
ヒヤシンス Hyacinthus orientalis
2005/02/22 撮影


左は、ほぼひと月前の状態です。まだ、地面からようやく先が出てきたところですね。多肉植物を思わせるような分厚い芽の先には、独特のツヤツヤとした光沢があって何ともいえない形状です。植えてある場所は、とある広場の花壇なのですが、特に霜よけなどの対策はされていませんから、その後、ちょっとだけ雪がふったり、霜が降りたりで、芽の先は次第に傷んでしまったようです。葉は肉質の幅の広い線形で、長さは20cm程度。球根から叢生(そうせい)します。「叢生」というのは、茎や葉などが、地ぎわから束のように集まって出ている状態のことです。右の写真では、叢生している葉の先は傷んでしまったものの、中央からはちゃんと蕾がのぞいています。花開くまで、あともうちょっと。

【一般名】ヒヤシンス [風信子]
【学名】Hyacinthus orientalis
【科名】ユリ科 LILIACEAE
【撮影日】2005/02/22
【撮影地】東京都日野市

■Trackback
はなだより」さんの「4年もののヒヤシンス」にトラックバックさせていただきます。濃いピンクのヒヤシンス「ヤンボス」が紹介されています。同じ植物を長く育てることの素晴らしさが感じられます。

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2005年02月07日

ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウ Vinca majorツルニチニチソウ Vinca major


ツルニチニチソウは、地中海沿岸地方原産の常緑のツル性植物です。ツルの長さは10cm〜50cmほどですが、ツル植物といっても他の植物に絡まって伸びていくというわけではありません。伸びはじめのころは上に立ち上がっていますが、しだいに地にはうようになります。長く伸びた茎の途中からは根をおろして、地面をはうように広がります。日本の風土になじんで旺盛に生育し、時折野生化していることもあります。葉は対生してつき、少し分厚くロウ細工のような質感で、濃い緑一色の品種や斑入りの品種があります。葉の縁にギザギザ(鋸歯)はありません。

花の時期には、花茎だけが立ち上がる感じになります。日陰でもよく育つのですが、花は日当たりがよい方がたくさん咲くかもしれません。主な花期は4月〜6月、葉の脇(葉腋)から上に伸びた花茎に、直径2cm〜3cmほどの淡い青紫色の花を1つずつ咲かせます。花冠は5つに裂けてプロペラのような形に見えます。花の中心には五角形の溝のような部分があって、中を見ると細かい毛がたくさん生えています。

プロペラ状に5つに裂けた花や、葉や茎に毛がなくツルツルしている様子などは、キョウチクトウ科の植物だな〜と思わせます。「キョウチクトウ (Nerium indicum)」は花や葉がたくさんつく常緑低木なので、ずいぶんパッと見たときの姿は違うんですけどね。

青紫色の花がもっともふつうだと思いますが、他にも、白やワインカラーの品種などがあります。また、花や葉が小さめのものは「ヒメツルニチニチソウ (Vinca minor)」とされています。

ツルニチニチソウ Vinca majorツルニチニチソウ Vinca major


比較的温暖な地域では葉を残したまま越冬しますが、寒さが厳しいと葉は枯れてしまいます。こちらは関東でもそれほど寒さの厳しい地域ではありませんが、長く伸びた茎についていた葉はほとんどなくなってしまいました。ところが、2005年立春の日、たまたま見かけたツルニチニチソウは、ちょっと早めに伸びてしまった芽は少し傷んでいても、さらに新しく瑞々しい新芽も見られました。この時期の新芽はかなり赤いものなんですね。

【和名】ツルニチニチソウ [蔓日々草]
【別名】ビンカ、ツルキキョウ [蔓桔梗]
【英名】Greater Periwinkle
【学名】Vinca major
【科名】キョウチクトウ科 APOCYNACEAE
【撮影日】2005/02/04
【撮影地】東京都日野市

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2005年01月27日

ユキノシタ

ユキノシタ Saxifraga stolonifera


ユキノシタは、北海道、四国、九州に分布し、日当たりのあまりよくない湿り気のある岩の間などに生える多年草です。根もとから赤みを帯びた細長い匐枝を伸ばして、先に新しい株ができて増えるので、群生していることが多いです。先端にできた小さな苗は、はじめはふさふさした小さい丸い葉がかわいらしいのですが、すぐに大きくなってどんどん増えます。庭に植えて油断していると、そこらじゅうユキノシタだらけになってしまいます。子どものころ、その日の晩ごはんが天ぷらだとわかると、庭にこの葉をとりにいってました。

茎や葉は長い赤褐色の粗い毛でおおわれていてふさふさしています。葉は根もとから根生し、長い柄があります。大まかな形は腎円形で縁は浅く裂け、つけ根の方は心形です。葉の色はちょっと表現が難しいところがあるのですが、パッと見ると表面は暗い緑紫色を帯びて、緑や白の筋が入っているという感じでしょうか。別の言い方をすると、葉脈に沿った部分が緑色または白っぽい色で、葉脈と葉脈の間の部分が赤紫色になっているという感じです。裏面は暗紫色を帯びていて、独特の光沢があります。

花期は5月〜6月、20〜50cmほどの長い花茎を伸ばしてたくさんの花を咲かせます。花序の形は円錐形に近いですが、花はだいたい同じ方向に向かって咲きます。花には5つの花弁ありますが、上3枚と下2枚で大きさや色が異なっていておもしろいです。上の3枚は小さくて先のほうが桃色を帯び紅色の模様がありますが、下の2枚は大きく垂れ下がっていて白色です。さらに、10本の長い雄しべの先にある赤い葯(花粉のある部分)も目立ちます。中心部には雌しべが2本ありますが、根もとの子房の部分を黄色いもの(花盤といいます)が上半分にかぶさったようについています。という具合に、遠くから見ると白いものがピラピラと下がっているだけに見えますけれど、詳しく見るとなかなかユニークな形や色彩が楽しめます。

名前の由来には諸説があるようで、葉にある白い模様を雪に見立てたという説や、白い花を雪に見立ててその下に緑の葉がある様子をあらわしたとする説、雪の下でも葉が残っているところからきたとする説などいろいろです。

いずれにしても、「雪」というのは変わらないようで、寒さには強いようですね。こちら、関東では雪はないものの、霜柱がずっとたったままです。午前中だと、葉や葉柄の毛に霜やそれがとけた露が残っているのが見られます。緑の少ない寒々とした景色の中でも、ユキノシタはかろうじて緑色でした。雪と一緒の写真を撮りたかったのですが、降る気配がないし、一応、霜がとけたしずくつきでがまん。まあ、アップした写真じゃそれすらわからないですけど。しかし、手がかじかんでしょうがなかった。冷え性〜。

【和名】ユキノシタ [雪の下]
【学名】Saxifraga stolonifera
【科名】ユキノシタ科 SAXIFRAGACEAE
【撮影日】2005/01/27
【撮影地】東京都日野市

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2005年01月22日

クロッカス

クロッカス Crocus vernus


クロッカスは、地中海沿岸地域を中心に80種ほどが分布しています。秋咲きや冬咲き、春咲きと開花時期の違うさまざまな品種がありますが、早春のまだ寒いころ真っ先に咲く球根植物という印象が強いと思います。ふつう、秋咲き種は10月〜11月ごろ花が咲きますが、夏の終わりに球根を植え付ける夏植えの球根植物です。薬用や香料、染料として使われる「サフラン (Crocus sativus)」はその代表種です。冬咲き種や春咲き種は10月ごろに植えつける秋植え球根で、品種も数多くあります。

一般的には「球根」といいますが、クロッカスの場合は「球茎」で、これは茎がギュッと短く縮まって球状になったものなんです。クロッカスの球茎はちょっとつぶれたような球形で、外側の皮の部分には繊維があります。チューリップの球根だとまわりには茶色の薄皮があるので、クロッカスの球根はちょっと変わった感じがするかもしれません。芽が出始めるとふつうはまず葉が見えてきますが、程なくして葉の間から蕾が出てきます。葉は松の葉のように細くて、中心にスッーと白い筋が入っています。

草丈は10cmほど、花は直径4cm〜5cm、花弁は6枚。色は白、黄、紫、または白と紫の絞りなどです。春咲き種で最もよく見かけるのは「ベルヌス (Crocus vernus)」をもとにつくられた園芸品種群で、細長い葉にふっくらとした花。その姿はとても美しいものです。花が咲くのは日中だけで夜は閉じます。あまりの美しさに朝、花が開くとつい鉢を持ち上げていろんな角度から何度も見てしまいます。

冬咲き種は主に「クリサンツス (Crocus chrysanthus)」という種をもとに改良された品種群で、2月下旬ごろから開花が始まります。春咲き種に比べるとだいたい1ヶ月ほど早く花が咲き、スノークロッカスとか、寒咲きクロッカスとも呼ばれています。こちらは春咲き種より花は小さく黄色やクリーム色、外花被片の外側が褐色や紫色になる品種もあってなかなか多彩です。

クロッカス Crocus vernus写真のものは、1月20日の段階の春咲き種ですが、ちょっと芽の生長が早い感じですね。これだとスノークロッカス並みの勢いです。

2005/01/20 撮影


【一般名】クロッカス (春咲きクロッカス)
【別名】ハナサフラン[花泊夫蘭]、ハルサフラン[春泊夫蘭]
【英名】Dutch crocus
【学名】Crocus vernus
【科名】アヤメ科 IRIDACEAE
【撮影日】2005/01/20
【撮影地】東京都日野市

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2005年01月14日

カラスノエンドウ

カラスノエンドウ Vicia sativa subsp. nigra


カラスノエンドウは、本州、四国、九州、沖縄の日当たりのよい草地や道ばた、畑などにふつうに生える越年草です。秋に種子から芽生え冬を越し翌年の春に開花結実します。花期は3月〜6月ですが、パッと咲いていつの間にかなくなっているという感じで、ほぼ春のうちに一生を終える短い生活型といえます。小葉の先が3つほどに分岐した巻きひげになる一応「つる性植物」なんですが、夏のころ大繁茂するつる性植物のようにどこまでもからまって伸びていくようなことはありません。

花は葉の脇(葉腋)に1個〜3個つき、紅紫色のマメ科植物らしい蝶形花です。花が終わると長さ2cm〜5cm程度の豆(豆果)ができ、中には5〜10個の種子が入っています。豆果は熟すと黒色になって2つにさけ種子がはじき出されます。草むらで一人ごそごそやっていたとき知らないうちに触ってしまっていて、これがパチンとはじけてビックリしたことがあります。

秋も深まり冬を迎えるころには夏草はすっかり枯れ、草刈も終わると、いろんな越年草の芽生えが見られるようになります。その中に何やらマメ科らしい幼植物があるんですが、その小葉の形が何だかいろいろあってそれが同じものだと判明するまでは、少々首を傾げたくなります。

カラスノエンドウ Vicia sativa subsp. nigraカラスノエンドウ Vicia sativa subsp. nigra


葉は互生してつき、小葉が4対〜7対(枚数にすると8枚〜14枚)ほどの羽状複葉です。花が咲くころの上部につく葉の小葉は細長く幅の狭い形(狭倒卵形)ですが、幼植物のころの葉はより丸い傾向があるようです。だいたい丸っこい葉が目立つのですが、ところどころに右上の写真のように先のとがった葉が混じって見えるんですよね。これは何なんでしょうか。幼植物のときはこういう葉の形みたいですね。

検索表つきの図鑑などでは「ヤハズエンドウ」となっていることが多いようですが、一般的なフィールド図鑑では断然「カラスノエンドウ」で登場していることが多のではないかと思います。日本の野生植物の標準和名については、現段階では鳥類のように1つの学名に対して1つの標準和名を定めるというような決まりがあるわけではないので、今回は個人的により一般的だと思う「カラスノエンドウ」の方で表記しました。

「カラスノエンドウ」は、豆果が黒く熟すので「カラス」に例えてつけられ、「ヤハズエンドウ」の方は、小葉の先端が矢筈のようにくぼむところからつけられています。

また、学名は一般的な図鑑では「Vicia angustifolia」や「Vicia angustifolia var. segetalis」となっているのを見ますが、
米倉浩司・梶田忠 (2003) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList),http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/bgplants/ylist_main.html
(2005年1月14日).
によると「Vicia sativa L. subsp. nigra」が標準だとされています。こちらでは和名は「ヤハズエンドウ」となっていました。

【和名】カラスノエンドウ [烏野豌豆]
【別名】ヤハズエンドウ
【学名】Vicia sativa subsp. nigra
【科名】マメ科 LEGUMINOSAE
【撮影日】2004/12/08
【撮影地】東京都日野市

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2005年01月13日

コナラ

コナラ Quercus serrata


コナラは、国内では北海道、本州、四国、九州に分布し、日当たりのよい山野にふつうに見られる落葉高木です。高さは15mから大きいものでは30mほどにもなることがあります。里山の雑木林の構成樹種としておなじみの木です。樹皮は灰色っぽい暗褐色で、縦に裂け目が入っています。冬芽は長さ5mmほどの卵形で、濃い赤褐色です。

花期は4月〜5月で、秋には長さ2cmほどの長楕円形の果実(堅果)ができます。いわゆる「ドングリ」です。「ドングリ」というのは、コナラだけではなくブナ科の植物の果実の総称です。シイ類、ナラ類、カシ類など一口にドングリといっても様々なものがあります。
ドングリの代表種
マテバシイ、スダジイ、ミズナラ、コナラ、クヌギ、ウラジロガシ、シラカシ、アラカシ、ウバメガシなど。

コナラ Quercus serrataドングリの帽子の部分は「殻斗(かくと)」といって、これは総苞が発達したものです。ドングリは熟しても果実が裂けるわけではなく堅い殻(果皮)に覆われていているので、「堅果」といいます。種子には胚乳がなく、子葉に養分を蓄えています。


コナラ Quercus serrata果皮は木質化して堅い。しかし、堅い果皮と中の種子は異質な感じで離れやすくなっています。芽生えたときも殻は外れて付近にころんと転がっています。その殻は丸まっていて何ともいえない曲線的なもので、微妙に光沢が残こりどことなく海岸で拾うツメタガイの貝殻を連想してしまいました。


発芽するとき果皮から先に出てくるのは根で、根を地中に伸ばし水や養分などを吸収しながら、果皮をやぶって真っ赤な子葉が出てきます。その子葉の付け根からはすでに新芽の先が見えています。白っぽい長い毛に覆われていて形はよくわかりませんが、暖かくなってくると、ここからスーッと真上に1本細長い茎が伸び、白っぽい黄緑色の葉が数枚、展開してきます。

コナラ Quercus serrataコナラ Quercus serrata


2004年の秋、写真のドングリを落とした木はなかなかの豊作だったようで、横の道を歩いていると上から頭を直撃したり、落ちたものを踏んで滑ってしまいそうなほど大量に落ちていました。この場所は丘陵地の公園の脇でまわりは人家です。ドングリを捕食する鳥やネズミなどはあまりいないのでしょうか、それともできたドングリが大量だったからでしょうか、真冬でも地面にたくさん転がっています。本当は、冬の間の食料として土に埋めて貯蔵する習性のある動物によって、どこかに運んでほしかったのでしょうけど。。。現在のところ、地表に残されていたドングリがなんとか乾燥に耐え、あちこちで芽生えています。樹肌や冬芽に加えて真っ赤な芽生えも楽しめます。

【和名】コナラ [小楢]
【別名】ハハソ、ホウソ、ナラ
【学名】Quercus serrata
【科名】ブナ科 FAGACEAE
【撮影日】2005/01/12
【撮影地】東京都日野市

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2005年01月12日

キバナコスモス (No.2)

キバナコスモスは、主に秋に咲く一般的な「コスモス (Cosmos bipinnatus)」と同じ属の別種「Cosmos sulphureus」の品種群です。花期は6月〜11月と長めですが、全部の品種がその期間中ずっと咲きつづけるというわけではないようで、やはり早咲きの品種と秋咲きの品種があります。またそれに加えて種のまく時期をずらすことによって、長い期間花を楽しむことができ、園芸的な取り扱いはふつうは春まきの一年草です。

キバナコスモス Cosmos sulphureusキバナコスモス Cosmos sulphureus
2004/11/23 撮影2004/12/08 撮影


夏の間に盛んに開花結実していたキバナコスモスも秋の深まりとともに勢いがなくなって、とある公園の花壇に植えられていた個体も、いつの間にか別の花の苗に植え替えられていました。日本では一般に春や秋は、種子の発芽や生育に適した気候となりますが、2004年の秋〜初冬は特に温暖で、秋に種子から発芽したものが開花するようなものも見られました。

11月の終わりごろ、公園の隅で数十本の幼いキバナコスモスの苗を発見(写真左上)。すぐそばには蕾をつけた個体もありました。夏の間付近でたくさん咲いていた個体の種が落ち勝手に芽生えてきたものの可能性が高く、だとすれば本来は背丈が50cmほどになるタイプのはずです。品種名まではわかりませんが、花色はオレンジ色でした。

しかしいくら暖かいとは言っても、もともと発芽や生育にやや高温が必要なキバナコスモスにとっては、やっぱり低温だったといえるでしょう。12月はじめには、葉の先が傷んでチリチリになり、地面に倒れこんでいるものもありました(写真右上)。個の姿を見て、もうこれで開花はないだろうと思っていたら、12月半ば、上とは別の個体ですが再び息を吹き返したかのように、蕾を膨らませているものがあったんです(写真左下)。

キバナコスモス Cosmos sulphureusキバナコスモス Cosmos sulphureus
2004/12/16 撮影2005/01/12 撮影


でも、膨らんだ蕾も結局それ以上開くことはありませんでした。2004年の年末から続くこのところの寒波にはやっぱり耐え切れなかったようです。ついに本日(2005/01/12)、その公園で秋に芽生えたキバナコスモスのほぼすべての個体が枯れてしまったことを確認しました。

【一般名】キバナコスモス [黄花秋桜]
【英名】yellow cosmos
【学名】Cosmos sulphureus
【科名】キク科 COMPOSITAE (ASTERACEAE)
【撮影日】2004/11/23、2004/12/08、2004/12/16、2005/01/12
【撮影地】東京都日野市

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→自分で育てたわけではありませんが、公園の土や雨水、太陽が育てたということで。。。ダメかな?

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2004年12月31日

クリサンセマム・パルドサム

クリサンセマム・パルドサム Chrysanthemum paludosum


クリサンセマム・パルドサムは、北アフリカ原産の耐寒性の強い越年草で、園芸的には秋播きの一年草という扱いです。「クリサンセマム」というのは本来はキク属(Chrysanthemum)のことですが、一般的には「クリサンセマム・パルドサム (パルドスムまたはノースポール)」と「クリサンセマム・ムルチコーレ (Coleostephus multicaulisまたはChrysanthemum multicaule)」のことを「クリサンセマム」と呼ぶことが多いです。最近では、「クリサンセマム・マウイ (またはRhodanthemum gayanum)」もよく見かけます。ムルチコーレの方は耐寒性があまりなく、花色も鮮やかな黄色で葉は切れ込みが少なくそれほど似ていないので、両者を間違えることはないでしょう。

学名の取り扱いは諸説あるようで、日本で流通する名前も含めてちょっとややこしい感じです。パルドサムは園芸店では「ノースポール」という名前で売られていることが多いですね。草丈はそれほど大きくならず20cm程度なんですが、非常に花つきがよくて株全体を覆いつくすように白い花を咲かせます。それで「ノースポール(北極という意味)」という名前がつけられたといいます。

花時期は3月〜5月。マーガレットを小さくしたような典型的なキク科の「お花」って感じの花です。直径は2cm〜3cmくらい、真っ白な舌状花と黄色の筒状花で構成されてさわやかな印象。

写真の個体はこぼれダネから勝手に芽生えたもので、すでに双葉はありませんし本葉が何枚も出ています。少々心もとない感じはありますが、耐寒性があるので何とか越冬できるのではないでしょうか。

【一般名】クリサンセマム・パルドサム、クリサンセマム・ノースポール
【和名】ノースポールギク
【学名】Leucoglossum paludosum
【異名】Leucanthemum paludosum (Chrysanthemum paludosum)
【科名】キク科 COMPOSITAE
【撮影日】2004/12/08
【撮影地】東京都日野市

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2004年12月30日

ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウ Lamium purpureum


ヒメオドリコソウは、ヨーロッパ原産の越年草ですが、東アジアや北アメリカなど日本以外でも広く帰化しています。日本では明治の中ごろの発見で場所は東京だそうです。当初は関東を中心に比較的ひっそりと生育していたといいますが、現在はほとんど全国的に見られ、春の野草の定番的存在になっています。帰化植物で畑や果樹園などでははびこる雑草ですが、その姿は比較的好まれているようです。関東では特に勢いがあるらしく、至るところで見られます。個人的には隙間に生える植物として見るたびに撮影。といっても葉っぱばっかりですが。

花期は4月〜5月、長さ1cm程度のピンク色の唇形花で、上部の葉の脇(葉腋:ようえき)に数個ずつ咲きます。花も小さくてかわいらしいのですが、この植物が注目を浴びるのは花よりも上部の葉の色や全体的な形でしょうね。上部の葉は幾重かに重なって暗紅紫色を帯び、群生している場所では紅紫色の絨毯を広げたようで、なかなかエキゾティックな光景となります。下部の葉には長めの柄がありますが、上部の葉にはほとんど柄がなくより密集してつきます。

草丈は10cm〜25cmぐらい。シソ科の植物なので茎には4つの角があり、これを4稜があるといったりします。葉は三角形っぽい卵形で対生します。縁には鈍いギザギザ(鋸歯:きょし)があって、両面に軟毛が目立ちます。もう1つ目につくのは葉脈です。葉の上面から見ると網目状の葉脈はくぼんで、葉が縮れた縮緬状に見えます。

写真は秋に種子から芽生えた幼植物が、狭い範囲に密集して生えているところです。芽生えてしばらくは、多くの個体が互いにくっつくぐらいまで同じ程度に生長しするようです。大きく生長するにしたがって、寒さの訪れや日照などいろいろな条件によって、一旦個体数が減ったりより下部の葉が枯れたりして個体同士の間が開いてきます。しかし、生育の順調な個体は茎の下部で枝分かれし、花時期にはまた密集した状態となります。

近年(1992年)、よく似た「モミジバヒメオドリコソウ(キレハヒメオドリコソウ Lamium hybridum)」が神奈川県横浜市で発見されています。その後、本州の関東以西、九州で確認されているとか。ヨーロッパ原産で生育環境もよく似ているようですね。比較的新しい帰化植物、「モミジバヒメオドリコソウ」。やはりようこそいらっしゃいましたといってあげるわけにはいかないんですね。

【和名】ヒメオドリコソウ [姫踊子草]
【学名】Lamium purpureum
【科名】シソ科 LABIATAE
【撮影日】2004/12/08
【撮影地】東京都日野市

■Trackback
私のお気に入り」さんの記事「ヒメオドリコソウ」にトラックバックさせていただきました。2005年3月3日、nonohanaさんのところではもう開花しているそうです。

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2004年12月15日

ツメクサ

ツメクサ Sagina japonica


ツメクサは、日本全土に分布し、道ばたや人家周辺でふつうに見られるナデシコ科の一年草または越年草です。特に他の植物が生育しにくい狭い隙間で見かけることが多く、都市部の人工的な階段の隅っこや歩道の脇など、わずかな土壌で生育しています。踏みつけの少ない場所なら草丈20cmぐらいまで伸びますが、よく見るのは茎が上にはあまり立ち上がらず横に広がった状態です。したがって高さでいうなら、2cm〜5cm程度で地面にはりついた感じです。株元でよく枝分かれするのでちょっとした緑のかたまりができ、花がついてなければ「コケ」のように見えることがあります。

葉の形は細長い線形で、長さは1cm内外です。この葉の形が鳥の爪のようだということで、「爪草」といいます。「ツメクサ」というと、クローバーという呼び方でおなじみの「シロツメクサ (白詰草 Trifolium repens)」あたりを思い浮かべるかもしれませんが、まったく別の植物で「ツメクサ」という名前の由来も違います。シロツメクサの方はマメ科の植物で、オランダからの荷物の詰め物として使われたことから「詰草」と呼ばれています。

花期は3月〜7月。花はごく小さくて直径3mm〜4mm、ふつう花弁は5枚で白色、ガク片も5枚あり色は緑色です。その花柱の数も5個ですが、これはルーペで見ないとわかりにくいでしょう。ツメクサは子房が花弁やがくよりも上にある子房上位(しぼうじょうい)の花なのですが、花の中央にある丸っこい子房の上に5個のとても小さな花柱があります。結実すると子房の部分には種子ができます。種子が熟すと、果実の先が5つに裂けてごく小さく茶色の種子がたくさん見えます。

よく似た帰化種に「アライトツメクサ(Sagina procumbens)」がありますが、こちらはガク片の数が4枚で、花弁がないことがほとんどです。

写真は、12月中旬の公園の植え込みの脇で写したものです。この個体で草丈1.5cm程度です。ツメクサはほぼ年中生育しているので、他にもこの周辺には、葉っぱが4枚ぐらいで全体の幅が5mmあるかないかの本当に小さな苗もたくさんありました。

【和名】ツメクサ [爪草]
【学名】Sagina japonica
【科名】ナデシコ科 CARYOPHYLLACEAE
【撮影日】2004/12/13
【撮影地】東京都日野市

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2004年12月14日

ハキダメギク

ハキダメギク Galinsoga quadriradiata


ハキダメギクは、熱帯アメリカ原産の一年草です。茎は次々に二又に分かれていく性質があって、草丈は15cm〜生育のよいものでは50cmを越えるようなこともあります。

花期は初夏〜晩秋まで長い期間、開花が見られますし、条件さえ整えば冬でも見かけます。頭花は直径5mmほどで、5枚の白い舌状花がまばらな感じでついています。舌状花の先は3つに切れ込みが入っていて、いわゆる花びらに見えます。それ以外は黄色い筒状花です。遠くからでは小さくてよくわかりませんが、近寄ってまじまじと眺めてみるとその形はなかなか整っていて見どころがあります。

近縁種の「コゴメギク (Galinsoga parviflora)」とはそっくりですが、花に注目すると、ハキダメギクの場合だと舌状花と筒状花の両方に冠毛があるのに対して、コゴメギクの場合は舌状花に冠毛がない点で区別できます。とはいうものの、これを観察するにはルーペが必要ですね。全体的に見た印象では、コゴメギクの方が細長くヒョロヒョロした感じで、葉も細く小さくギザギザ(鋸歯:きょし)も目立たないといえるでしょう。

通常ならその年の最初の種子の発芽は、春から初夏のころです。それこそ、一帯にびっしりと芽生えができることがあります。条件が整えば、芽生えて開花結実までひと月ちょっとで可能なのだそうで、一年のうち何世代も発生しているといいます。

温暖な冬となっている関東では、今もハキダメギクの開花が続き、写真のような幼植物にも蕾がついています。写真の個体は草丈3cmぐらいですが、冬だからなのか開花を急いでいるようです。周辺にはこの個体よりもさらに小さな芽生えがありましたが、そちらはどうなることやら。

「ハキダメギク」…この植物もかわいそうな名前がつけられた代表種の1つといえるでしょうね。なんでも、最初に発見されたのが東京都で、掃溜めのような場所に生えていたのだとか。この命名者については一般的な図鑑にも出ていて、やはり(といっては失礼ですが)牧野富太郎さんでした。

【和名】ハキダメギク [掃溜菊]
【学名】Galinsoga quadriradiata
【科名】キク科 COMPOSITAE
【撮影日】2004/12/13
【撮影地】東京都日野市

posted by hanaboro at 18:20| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 芽生え・幼植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月11日

エノコログサ

エノコログサ Setaria viridis var. minor


エノコログサは、日本全土の道ばたや畑、空き地などにごくふつうに見られる一年草です。フサフサした花穂のようすを子犬のシッポに見立てて、「エノコログサ」といいますが、別名の「ネコジャラシ」という名前でもおなじみです。

草丈はふつうだと30cm〜70cmぐらいになります。花期は8月〜11月、茎の先に3cm〜6cmの花穂を出し、緑色の「小穂(しょうすい)」をびっしりつけます。小穂というのは、簡単にいうと穂についているツブツブのことです。ちょっと難しめにいうと、「小花」がいくつか集まって「包頴(ほうえい)」という一番外側の鱗片状のものに包まれたもののことです。

さらにイネ科の「小花」というのは、「護頴(ごえい)」、「内頴(ないえい)」、「鱗皮(りんぴ)」、「雄しべ」、「雌しべ」を含めたものをさしています。小さなツブツブですけれど、いろいろと複雑な構造をしているものなんですね。観察するにはルーペが必要です。特殊な用語もいろいろ出てきますので、なかなか難しいところかもしれませんね。

エノコログサの小穂は1つの小花からできているように見えますが、実際は2つの小花からできていて、下にある小花は退化して護頴だけになっています。小穂の基の部分からは長い剛毛が出ますが、これがフサフサの毛の部分なんです。この剛毛の色が紫褐色になるものを特に「ムラサキエノコログサ (Setaria viridis var. minor f. misera)」ということもあります。小穂が落ちた後も剛毛は残るので、冬の間もすっかり枯れて白っぽくなったネコジャラシを見かけることがあります。

写真に写っている個体は、草丈3cmぐらいです。このところの陽気で芽生えたものなのでしょうか、一応、花穂ができています。小穂は数個だけ、剛毛も何本かショボショボと伸びているだけですし、結実までいくかどうかはわかりません。でもなかなかの生命力の持ち主ですね。周囲には一度は枯れかけたような株でも、再び生育をはじめたらしく花穂をつけているものがちらほら見られます。

【和名】エノコログサ [狗尾草]
【学名】Setaria viridis var. minor
【科名】イネ科 POACEAE
【撮影日】2004/12/08
【撮影地】東京都日野市

posted by hanaboro at 18:48| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 芽生え・幼植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月10日

キュウリグサ

キュウリグサ Trigonotis peduncularis


キュウリグサは、日本全土の道ばたや人家周辺、田畑の縁などにふつうに生える越年草です。秋に種子が発芽して、地面にへばりつくようにロゼット状に葉を広げて越冬します。ロゼットで冬を越す植物は他にもいろいろありますが、真冬の間は葉が紫褐色や赤茶色になっているものが目立ってきます。キュウリグサのロゼットも赤紫がかっていることがあります。写真の個体はまだそれほど寒さにあっていないからでしょうか、葉は瑞々しい緑色です。

花期は3月〜5月、茎の先に花序を出して、小さくて可憐な花を咲かせます。咲き始めの花序は、渦まきのような、ゼンマイのような状態でクルリと巻いていて、咲き進むにしたがってだんだん長く伸びてきます。このように先が巻いた花序のことを「サソリ形花序」または「巻散花序(けんさんかじょ)」といい、下から順に咲いて次第に上に咲きあがっていきます。

茎はまっすぐ立ち上がるというよりは、斜め上に伸びるので地上からの高さはあまり高くなりません。ふつうは草丈15cm〜20cmぐらいのものをよく見ますが、花の終わりごろになると草丈が30cmぐらいになっているものもあります。

花はとても小さく直径は2mm程度ですが、園芸植物として栽培される「ワスレナグサ(勿忘草 Myosotis scorpioides)」にそっくりな花です。花(花冠)は5つに裂け5枚の花びらに見えます。裂片の色は淡い青紫色で、基の部分には淡い黄色の付属体があります。それによって、花の中央部に黄色い輪があるように見えます。キュウリグサの花は小さいながらも、ムラサキ科の特徴を十分備えているものなんですね。

葉や茎を揉むとキュウリのような青くさい感じのにおいがするので、キュウリグサと呼ばれています。

【和名】キュウリグサ [胡瓜草]
【学名】Trigonotis peduncularis
【科名】ムラサキ科 BORAGINACEAE
【撮影日】2004/12/08
【撮影地】東京都日野市

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2004年12月09日

オランダミミナグサ

オランダミミナグサ Cerastium glomeratum


オランダミミナグサは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、国内で最初に発見されたのは明治の末期なのだそうです。現在では日本各地の道ばたや田畑、人家周辺など日当たりのよい場所でごくふつうに見られます。秋に芽生えて越冬する越年性の一年草です。冬になり草丈の高い草もなくなった場所では、オランダミミナグサの小さな芽生えを見かけるようになりました。

写真では、まだ草丈1.5cm程度で一つ苗には一つしか芽がありませんが、根元の方でたくさん枝分かれすることが多いので、春には大きな株立ちに生長するかもしれません。草丈は10cm〜30cmほどになります。開花するのは3月〜5月ごろです。

茎は紫褐色になることが多いですが、全体に立ち上がった状態の毛が多いので、白っぽくてフサフサした印象を受けます。生えている毛は腺毛になっているものも多くて、触ると少し粘る感じがします。腺毛というとモウセンゴケのように毛の先に小さい丸い玉がつくのを思い浮かべますが、オランダミミナグサの腺毛は先に玉がついているわけではなく付け根の方がふくらんでいます。そしてすべてが腺毛というわけではなく軟毛も生えています。

在来種の「ミミナグサ (Cerastium caespitosum var. ianthes)」は、毛が少なく茎の紫褐色が目立ちます。葉の幅も細いので全体的に細身の印象です。オランダミミナグサよりは圧倒的に見られることが少なく、都市周辺ではごく稀に見られるぐらいです。また、最近では同じ属の園芸種、「セラスチウム」がよく栽培されています。葉が白い銀葉で、花もオランダミミナグサよりもずっと大きく直径2cmほどの白花の品種が主なようです。

【和名】オランダミミナグサ [和蘭耳菜草]
【学名】Cerastium glomeratum
【科名】ナデシコ科 CARYOPHYLLACEAE
【撮影日】2004/12/05
【撮影地】東京都日野市

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ミミナグサ

posted by hanaboro at 12:23| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 芽生え・幼植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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