2005年05月15日

ミツデカエデ

ミツデカエデ Acer cissifolium


ミツデカエデは、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地に生える落葉高木です。高さは10mをこえるぐらいまでなります。

カエデ科カエデ属ですが、葉の形が特徴的。一般的なカエデの掌状の葉とはちょっと違っています。葉は3つの小さい葉(小葉)でできた「3出複葉」です。小葉の形は細長い楕円形で先が細く伸びます。長さは5cm前後で縁には粗めのギザギザ(鋸歯)があります。

ミツデカエデ Acer cissifolium


葉には白っぽい毛が多く、特に新葉が展開してくるころには、白い毛が目立ってフサフサしています。若葉は柔らかな感じ。薫風にフワフワとそよぎます。

葉柄の赤いのも特徴です。新緑の若葉とのコントラストはとても美しい。こういうときに、写真が上手に写せたらと思うのです。努力しましょう。

ミツデカエデ Acer cissifolium


花期は4月〜5月。長さ10cm前後の花序が垂れ下がって、黄色の小さな花がたくさん咲きます。雄花と雌花が別の株につく雌雄異株。花のつく様子も非常にさわやかです。カエデ属なので、花後にはやっぱりプロペラのような果実、「翼果」ができます。翼果の長さは2cm〜3cm。2つずつつきますが、2つの間はあまり開かない感じになります。

カエデの仲間も、種類によっていろんな葉や翼果の形があって、それを見比べるのもおもしろい。そして秋には紅葉も楽しめます。

【和名】ミツデカエデ [三手楓]
【学名】Acer cissifolium
【科名】カエデ科 ACERACEAE
【撮影日】2005/05/04
【撮影地】東京都八王子市

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2005年05月13日

イタドリ

イタドリ Polygonum cuspidatum


イタドリは、北海道、本州、四国、九州に分布し、山野にごくふつうに見られる多年草です。特に日当たりがよく、他の草が侵入していないような場所にはいち早く入り込み、道路脇のちょっとした隙間にもどんどん生えてきます。草丈は50cm〜1mを越え、開花するころには大きいものでは人の背丈ぐらいまでなります。ちょっとした斜面に生えていたりすると、はるか上から覆いかぶさってくるような迫力で、背の低い筆者なんぞは圧倒されてしまいます。地下の根茎は横に長く伸び、あちこちから芽を出して群生します。花期は7月〜10月。葉の脇(葉腋)から花序を出して小さな花がたくさんつきます。雄花と雌花が別の株につく雌雄異株。

イタドリ Polygonum cuspidatumイタドリ Polygonum cuspidatum


イタドリの葉の付け根には丸くてくぼんだような「腺体(蜜腺)」があって、そこにはアリがやってきます。実際に、イタドリを眺めているとあちこちで、茎を行ったり来たりするアリの姿が見られます。アリは葉の付け根にたどり着くと蜜腺のところで少し立ち止まって、蜜をなめます。しかし、大型のアリは、一か所にじっと留まらず次々と葉の付け根を渡り歩いて、せわしなく茎を移動していきます。それに比べると小型のアリは1つの蜜腺でじっくり味わっているようです。

この蜜腺は花の中にある蜜腺に対して、「花外蜜腺」と呼ばれます。花外蜜腺は、イタドリに限った構造ではなく、サクラ類の葉柄やカラスノエンドウの托葉など、いろいろな植物で見られます。

イタドリ Polygonum cuspidatumイタドリ Polygonum cuspidatum


大型のアリは蜜腺を渡り歩く途中で、アブラムシの集団に立ち寄ったり、別のアリに出会って何かモゾモゾやったりと忙しい。「ヒメオドリコソウ」のエライオソームつきの種子を探すときもせわしない様子だったなぁ。そういえば、今までアリの名前は調べてなかったので、そろそろ調べようかとも思うのだが。さて、どうしましょう。。。

【和名】イタドリ [虎杖]
【学名】Fallopia japonica (Polygonum cuspidatum)
【科名】タデ科 POLYGONACEAE
【撮影日】2005/05/12
【撮影地】東京都日野市

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2005年05月12日

マルバフジバカマ

マルバフジバカマ Ageratina altissima


マルバフジバカマは、北アメリカ原産の多年草です。日本に入ってきたのは明治の中ごろのことだったそうです。神奈川県の箱根で見つかったということで、現在もその付近には多く見られるようです。太い地下茎が伸びて、それによって増えるので群生することがあります。

茎はまっすぐに伸びて、草丈は30cm〜1mくらいになります。茎はほとんど無毛ですが、上部には毛が生えています。葉は卵形で、長さは10cm内外。縁のギザギザは鋭く、はっきりとした鋸歯です。葉脈がよく目立ちます。葉の表面はカサカサした感じで、キク科というよりは、どこかイラクサ科を思わせるような葉です。葉柄は2cm〜5cmくらいで、対生します。

マルバフジバカマ Ageratina altissima


花期は秋。頭花は白色で、直径5mmくらい。茎の先にたくさん咲かせます。1つの頭花は多数の小さい花(小花)が集まった「集合花」で、マルバフジバカマの場合はすべて筒状花です。ふつう花びらのように見える「舌状花」はありません。20個前後ある筒状花の先は、5つにわかれて開き星のような形です。

葉も花も、「フジバカマ (Eupatorium japonicum)」や「ヒヨドリバナ (Eupatorium makinoi)」にはあまり似てません。花の雰囲気としては「フジバカマ」というよりは「アゲラタム」、それよりずっと背が高くなったものという感じです。

といってもまったく似てないわけではなく、実際、一般的な図鑑では、学名が「Eupatorium rugosum」となっていて、フジバカマと同じヒヨドリバナ属になっていることが多いです。ただし、マルバフジバカマは1つの頭花につく筒状花の数が多かったり、総苞片の長さがほとんど同じだというところなど、フジバカマやヒヨドリバナとは異なっています。

【和名】マルバフジバカマ [丸葉藤袴]
【学名】Ageratina altissima (Eupatorium rugosum)
【科名】キク科 COMPOSITAE (ASTERACEAE)
【撮影日】2005/05/12
【撮影地】東京都日野市

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2005年05月09日

ジャニンジン

ジャニンジン Cardamine impatiens


ジャニンジンは、日本全土に分布し、山野のやや湿り気の多い林内、林縁などに生える一年草または越年草です。アブラナ科タネツケバナ属の植物。個体差はありますが、花弁の小さい個体などは、遠めには白っぽいような黄緑っぽいような状態で、花はちょっと地味な方かも。それに比べると、葉は独特の細かい切れ込みのある葉なので、特に若い時期、まだ他の草も小さめなころだと個性的で異彩を放っていると思います。

ジャニンジン Cardamine impatiens


草丈は20cm〜50cmほど。茎や葉には細かい毛が生えています。葉は互生。てっぺんの小さい葉(小葉)が1枚の、「奇数羽状複葉」で、小葉の数は7枚〜19枚。小葉はさらに裂けます。葉の付け根には托葉のようなものがあって、茎を抱きこむような状態になっています。質はごく薄く柔らかな印象。葉の色も明るめです。小葉の形にはやや変異があるようで、もっと小葉の幅が狭いのももあります。細い方がふつうなのかもしれません。

ジャニンジン Cardamine impatiens


花期は4月〜5月。枝先の総状花序に小さな花をたくさんつけます。花は白色の4弁花。花弁の長さは3mmくらい。時折、花弁が退化してしまっていることもあります。ガク片も4枚あります。果実は、長さ2cm程度の「長角果」。

ちなみに、属名の「Cardamine」はタガラシの1種のギリシャ名「kardamon」にちなんでいるといいます。また、種小名の「impatiens」には「忍耐のない」という意味があって、果実が熟して種子がはじけとぶ様子からきているそうです。和名の「蛇人参」は、蛇が食べるようなニンジンという意味なんだとか。葉の切れ込みがニンジンに似ているといえば、まあ似ているのかも。

【和名】ジャニンジン [蛇人参]
【学名】Cardamine impatiens
【科名】アブラナ科 BRASSICACEAE (CRUCIFERAE)
【撮影日】2005/05/04
【撮影地】東京都八王子市

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2005年05月06日

ホオノキ

ホオノキ Magnolia hypoleuca


ホオノキは、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の雑木林やコナラ、ミズナラ、ブナなどの落葉樹の多い林に生える落葉高木です。高さは15m〜30mほどにまでなります。また幹の直径も1mにもなる非常に大きな木ですが、数多くの個体がまとまって生えているようなことはなく、他の樹種が多い中にポツポツと見られます。モクレン科モクレン属で、同属の植物は、日本国内には6種知られています。モクレン、コブシ、タムシバ、オオヤマレンゲ、シデコブシなどです。漢方薬に利用される中国原産の「厚朴 (Magnolia officinalis)」は、ホオノキに近縁だと考えられています。

大きな葉を広げ、他の植物を圧倒するかのように、枝は上へ上へと向かって伸びていきます。葉は枝の先の方に集まってつき、まるで車輪のようです。実際には、輪生しているわけではなく、らせん状についている「偽輪生状」。形は卵を逆さにして細長くしたような大きく長い楕円形。長さは20cm〜40cmもある巨大な葉。1枚1枚が大きい分、枚数としては少なめ。

風に揺れてベランベランとしていますが、しっかり展開した後の葉はそれなりに厚みもあり、少しかたくなってきます。葉の裏や葉柄には長めの軟毛がたくさん生えていてフサフサします。さらに裏面は白っぽく、枯れて落ち葉になっても、林床でよく目立ちます。その様子は何だかちょっと異様な光景で、大量のレジ袋が落ちているのかと、目をこすって確かめたことがあります。こんなにも高く天を目指す大きな木。その地下の根は一体どんなだろうかと思います。

ホオノキ Magnolia hypoleucaホオノキ Magnolia hypoleuca


葉が展開していると、ほとんど冬芽のころの芽鱗や托葉は落ちてしまっています。芽吹きのころ観察して、茶色くしっかりしているのもがあれば「芽鱗」、葉ののび始めのころ、はがれて白っぽくて薄い膜のようになっているのは「托葉」、はがれる前は薄茶色。ホオノキの場合は芽鱗も托葉に由来しているのだとか。樹皮には、ブツブツと隆起した「皮目(ひもく)」が目立ちます。特に若い枝などでは、托葉のついていた痕(托葉痕)が輪状に残っているのも見られます。

ホオノキ Magnolia hypoleucaホオノキ Magnolia hypoleuca


ホオノキには、基本的に花をつける枝と花をつけない枝があります。花をつけない枝は、途中で枝分かれしながらグングン上に向かって伸びていきます。花をつけるほうの枝はほとんど生長しないためそのうち陰になってしまい数年で枯れ、今度は花をつけない枝が花をつけ始めます。ホオノキは、こんなふうに枝を入れ替えながら、光の確保と繁殖をうまく両立させて生長を続けるのだそうです。

花期は5月〜6月。枝先に直径15cm〜20cmほどもあるクリーム色の花が上向きに開きます。丸くて優雅、そして艶やかな光沢のある花弁。花弁の数は8枚〜9枚。ガク片は3枚。赤く見えるのは花糸。葯の部分は黄白色。甘く強烈な芳香を放ち、かなりの数の虫たちが訪れるのですが、はるか天空の出来事のようで、その様子はなかなか見ることができません。

中央部分には、たくさんの雄しべがあって、雌しべもたくさん集まって円錐状についています。これら、雄しべや雌しべのつき方は、とても変わっていて、らせん状に並んでいるんです。このほかにも、ホオノキは、被子植物の祖先的な形質をいくつか持っていて、ホオノキを含めたモクレン科の植物は、被子植物の中でもっとも原始的だといわれています。

ホオノキの花には、雌の時期(雌性期)と雄の時期(雄性期)があります。まず、先に成熟するのは雌しべです。開花したその日の花には、まだ花粉出てなく、雌しべの先にある紫色の柱頭が反り返って目立ちます。雌しべが受粉できるのはこのときだけで、翌日にはもう雌しべはピッタリとはりついてしまい、今度は雄しべが開いてきます。またその翌日も雄しべだけが開き、およそ3日間で、ホオノキの1つの花の生殖期間は終了です。その後、花弁は落ちるまで、開ききった状態になります。雄しべも花弁の上に散らばります。

果実は「袋果」がたくさん集まった「集合果」、落葉のころに熟してきます。熟すと袋果が裂けて、中の赤い種皮に包まれた種子が、白い糸で吊り下げられたような状態になります。その白い糸は、胚珠の中を通っていた「導管」なんだそうです。

ホオノキ Magnolia hypoleuca
まだ30cmくらいの苗木。十分光を受けている。

「ホオノキ」と「オオヤマレンゲ (Magnolia sieboldii)」の雑種の「ウケザキオオヤマレンゲ (Magnolia X watsonii)」は、公園などに植えられることがあるようです。雑種だけあって、両者の中間的な花が咲きますが、ホオノキと比べると、花は少し小さめで、名前のとおり平たく開かないけれど、向きはだいたい上を向くようです。

属名の「Magnolia」はフランスの植物学者「マグノル (P.Magnol)」という人にちなんでいるとか、種小名の「hypoleuca」は「hypo(下)+leuca(白色の)」という意味です。葉の裏面が白っぽいことからきているそうです。

【和名】ホオノキ [朴の木]
【学名】Magnolia hypoleuca (Magnolia obovata)
【科名】モクレン科 MAGNOLIACEAE
【撮影日】2005/05/05
【撮影地】東京都日野市

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風茶房 日々雑記」さんの記事「朴の花。 > kuu
キラリとひかって生命力のある朴の花と蕾が堪能できます。

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2005年05月02日

オッタチカタバミ

オッタチカタバミ Oxalis stricta


オッタチカタバミは、北アメリカ原産の多年草で、日本以外にもアジア、中央アメリカ、オーストラリアなどに帰化しているといいます。日本国内で最初に認識されたのは、1960年代のことだそうです。現在では、道ばたや河川の周辺などで見かけます。草丈は10cm〜非常に大きいものでは50cmにもなります。全体に白い毛がたくさん生えていて、「カタバミ (Oxalis corniculata)」よりは白っぽい。

葉は3つのハート形の小さい葉(小葉)が葉柄の先についています。立ち上がった茎は、ほぼ直立して、葉の柄は長め。葉柄の付け根のあたりには小さな付属体(托葉)があります。長さは1mmくらいのもので、卵形。

オッタチカタバミ Oxalis stricta


主な花期は4月〜8月。茎の先に花序を出して、数個の花をつけます。花はカタバミとそっくりの黄色の5弁花。直径は1cmあるかどうかという程度。

花の終わるころには花柄が下向きに折れ曲がるのですが、果実は上向きにつきます。下向きになった柄の部分は、長さ1cm〜2cmくらいなのですが結構目立ちます。果実は長さ2cmくらい、角ばった縦長の果実で、先はとがっています。そしてその角ばったところには特に毛がたくさん生えています。中の種子は赤褐色の長さ1mmくらいの小さなツブツブです。

花や葉の形だけでは、「カタバミ」と区別がつかないですが、両者の大きな違いは、地上茎がどこから出ているかという点です。カタバミの場合は、根もとのあたりでたくさん分枝して、地面付近をあちらこちらへと這って節々から根が出ます。つまり、最初の太い主根から出たもの以外は、地上茎から根が下りたものということです。それに対して、オッタチカタバミの場合の地上茎は、地中にある根茎から立ち上がってきます。ただし、地上茎が地表を這っているように見えることはあります。

名前もこのことに由来していて、カタバミの茎が地表を這うのに対して、茎が立ち上がるところからきています。

【和名】オッタチカタバミ
【学名】Oxalis stricta
【科名】カタバミ科 OXALIDACEAE
【撮影日】2005/04/29
【撮影地】東京都日野市

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2005年04月27日

クサボケ

クサボケ Chaenomeles japonica


クサボケは、本州関東以西、四国、九州に分布し、丘陵や山地の日当たりのよい雑木林の縁や、田畑の周辺や土手などに生える落葉小高木です。花をつける個体の高さは様々です。人の手のよく入る場所では、草刈も行われることですし、草丈数センチ。明るい林の中などでは30cm〜1mくらいになります。

茎の下部の方は地面をはうような形になっていて、地面についたところは一部、地下茎になります。また、小さな枝はトゲ状になりますが、これは、枝の生長が途中で止まったものだそうで、まだ若い状態ではトゲはよくわからないこともあります。

葉は互生。若い個体の葉の色は特に変わっていて、早めに出た葉は少し青っぽい緑色、最近出た葉は黄緑色。両面ともに毛がなく独特の光沢があります。葉の縁にはギザギザ(鋸歯)があって、形は卵形〜楕円形。先の方は丸みのあるものや少しとがるものがあります。もっと大きく生長した個体では、もう少し分厚くてかたそうな葉が出ます。

新しい茎には少し黄色っぽいような褐色っぽいような毛が目立ち、葉の付け根には、ヒレがついたように見える小さくて丸っこい「托葉(たくよう)」があります。まだ若い地上部は、他のもろもろの草たちと変わらない10cm〜20cmくらいの背丈ですが、その葉の色や形でもって、草ではないのだと主張しているようです。

クサボケ Chaenomeles japonica


花期は4月〜5月。花の咲き始めは、葉の展開よりも早めです。朱赤色の直径2cm〜3cmくらいの花が数個、同じ節から束になるようにつきます。若草色の林内で、木漏れ日に照らされたりすると一層鮮やかなものです。バラ科らしく花弁は5枚、先は丸く、特に開き始めは、花全体としても丸くてふくよかな印象。果実は「梨」のような直径3cmほどもある球形の果実で、香りもよく、8月〜9月に黄色に熟します。

「クサボケ」という名前は、「ボケ」に似て丈が低いことからきています。ボケの方は中国原産ですが、クサボケは日本国内に自生している種です。国内のボケ属は、クサボケ1種のみ。花期は、ボケの方が春、早めに開花します。

【和名】クサボケ [草木瓜]
【別名】シドミ、ジナシ [地梨]
【学名】Chaenomeles japonica
【科名】バラ科 ROSACEAE
【撮影日】2005/01/01
【撮影地】東京都日野市

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アカネ

アカネ Rubia akane
2005/04/19

アカネは、本州、四国、九州に分布し、山野の林の縁などにふつうに見られるつる性の多年草です。茎は角ばっていて、切った断面は四角形。その角には下向きのカギ状になったトゲが生えていて、そのトゲで他のものにつかまって伸びていきます。アカネがはびこっているような場所に入ってしまうと、ガリガリッと引っかかってしまいます。

葉は丸みのある三角形〜幅の狭い卵形で、先の方はスッととがる感じです。葉に見えるものは、4枚輪生状についているのですが、このうち2枚が本来の葉で、残りの2枚は「托葉(たくよう)」というふつうは葉の付属物です。アカネの場合、2枚の托葉が大きくふつうの葉と同じくらいに発達して、結果として、4枚の葉が輪生しているように見えます。

このように、托葉が大きくなって葉と同じ形になって輪生状になるのは、アカネ科では、アカネ属やヤエムグラ属で見られます。「ヤエムグラ」では6枚〜8枚が輪生しますが、このうち本来の葉は2枚だけです。

アカネ Rubia akane
2005/04/19

花期は8月〜10月。花は、直径は3mm〜4mmほどで、葉の脇(葉腋)から出た「集散花序」にたくさんつきます。集散花序は、花軸の先端に花がついて、その先はそれ以上伸びず、その下から枝分かれしてその先に次の花がつくというのを繰り返す、とういう花のつき方のことです。花冠は5つに深く裂けるので、5枚の花びらがあるように見えます。色は淡い黄緑色で、花冠の裂片は開くと後ろに反り返ります。雄しべは5本、雌しべの花柱は2つで、先の柱頭は平らになっています。

アカネ Rubia akane
2004/10/11 若い果実

果実(液果)は、直径5mm程度の球形で、熟すと黒っぽくなります。

根は太く、生きた状態だと黄赤色、乾燥すると濃い赤色を帯びていて、古くから「茜染め」の染料として利用されてきました。繊維を染める赤の染料としては、この「アカネ」の他に、ヨーロッパ〜西アジア原産の「セイヨウアカネ (Rubia tinctorum)」を用いることも多かったようです。

【和名】アカネ [茜]
【学名】Rubia akane
【科名】アカネ科 RUBIACEAE
【撮影日】2005/04/19、2004/10/11
【撮影地】東京都日野市

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2005年04月23日

カシワバハグマ

カシワバハグマ Pertya robusta
2004/07/03 若い個体

カシワバハグマは、本州の宮城県以南の主に太平洋側、四国、九州に分布し、山地の林内に生える多年草です。草丈は30cm〜70cm。茎は枝分かれせずにまっすぐに伸びます。葉は長い卵形。縁には粗いギザギザ(歯牙)があります。集まってつくので、やや輪生状に見えます。葉には長い柄があります。

花期はふつう9月〜11月。一般的な図鑑では、だいたい花期は秋になっています。しかし、昨年(2004年)などは、関東の丘陵地の比較的明るめの場所に生えていて、十分に生育している個体は5月に開花していました。秋に花を咲かせる林床植物は、春から夏を経て長い期間ゆっくりと生長してから、花をつけるわけで、林冠が樹木の葉でおおわれる前に、素早く開花結実する春植物とは違って、暗い林の中で長く生長を続けます。しかし、もしかしたら、光が十分に注いでいれば、秋まで待たずに、初夏に開花結実を終わらせるようなこともあるのかなぁと思って見ていました。

カシワバハグマ Pertya robusta
2004/09/23 終わた花

カシワバハグマは、キク科コウヤボウキ属で、花(頭花)は白っぽく、茎の上の方に穂状につきます。細長くてピラピラとした一見、花弁のようなものは、「舌状花」ではなく「筒状花」の裂片です。カシワバハグマの筒状花は10個ほどあって、それぞれが5つに細長〜く裂けて、その先端がクルッとカールしています。

名前のハグマ(白熊)というのは、「ヤクの尾の毛」のことだそうです。そのヤクの毛は、仏具の「払子」に使われるとか。葉の形が「カシワ(柏)」の葉に似ていて、白っぽく細長い裂片がたくさんある頭花を白熊に見立てて、「カシワバハグマ」と名づけられたといいます。

花冠の下の部分にある「総苞」は細長い円筒形で、長さは1.5cm〜2.5cmくらい。総苞にある「総苞片」は魚の鱗のようにペッタリ伏してくっついた状態です。総苞片は緑色〜赤みを帯びていることも多いです。

【和名】カシワバハグマ [柏葉白熊]
【学名】Pertya robusta
【科名】キク科 COMPOSITAE
【撮影日】2004/07/03、2004/09/23
【撮影地】東京都八王子市、山梨県牧丘町

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ゴマフ的生活」さんの記事「冬の花
すでに役目を終えたはずの花が、もう一度、冬に咲かせた花とは?

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2005年04月22日

オオジシバリ

オオジシバリ Ixeris debilis


オオジシバリは、日本全土に分布し、道ばたや水田の周辺などにふつうに生えている多年草です。キク科ニガナ属の植物で、同属でよく似た種類の「ジシバリ (Ixeris stolonifera
)」よりもやや湿り気が必要なようです。石垣やブロック塀の隙間など土壌の少ない乾燥気味の場所で見られるのは、だいたい「ジシバリ」の方です。

名前は、そのジシバリよりも花や葉が大きいことからきていますが、ジシバリは、地面をはう茎から根を下ろして、まるで地面を縛るかのように見えることからきています。いずれも、しばしば群生しているのが見られます。

オオジシバリ Ixeris debilisオオジシバリ Ixeris debilis


葉は長さ5cm〜20cm、幅1.5cm〜3cmほど。へら形〜細長い楕円形で、しばしば、羽状に切れ込んでいます。葉質は薄くてやわらかく、色も明るめの緑色。縁が赤みを帯びていることも多いです。花の咲く前くらいの小さな葉は、地面に伏したようになっていることもありますが、花が咲くころの葉は、細長くて上に立ち上がっていることが多いです。それに比べると、ジシバリの方はあまり立ち上がらずに、葉は丸っこくて小さいです。

オオジシバリ Ixeris debilis


花期は4月〜5月。花茎をのばした状態の草丈は、20cm〜30cmくらい。花は直径2.5cm〜3cm。花茎の上部で枝分れして、花(頭花)は2個〜3個つきます。キク科の花なので、ふつう1つの花に見えている頭花は、小さい花(小花)がたくさん集まった「集合花」です。キク科の花の小花には2種類の花があって、よくあるマーガレットタイプの花では、中央部に「筒状花」、周辺部には花びらに見える「舌状花」があります。しかし、オオジシバリの場合は「筒状花」はなく、すべて花びらに見える黄色の「舌状花」からなっています。

花びらの下にある緑色〜黄緑色の部分は、「総苞(そうほう)」といって、長さは1cmちょっとくらい。総苞をよく見ると、まず目に飛び込んでくるのは、細長い部分で、それは「総苞内片」です。そして、その総苞内片の長さの3分の1に満たないくらいの「総苞外片」も見られるはずです。今回の一番上のしぼんだ花の写真では、総苞外片は3分の1の長さよりもずっと短くて、しかも角度が悪かったので、細長い総苞内片しか見えていません。それに、もしかすると、花がしぼむころには総苞外片は脱落してしまうのかもしれません。なんだかよくわからないことがあります。

オオジシバリの花は、黄色くタンポポのような花をパッと広げて、いかにも虫の訪問を誘っているようですが、必ずしも花粉を運んでくれる虫が訪れるとは限らない。そこで、確実に種子を作るために、このオオジシバリは、他の花からの受粉できなかったときには、速やかにどうか受粉する仕組みを持っているのだそうです。

花後にできる果実(痩果)は、7mm〜8mm。ジシバリと同じように、花が終わって果実が熟すころには、冠毛が広がって綿毛状になります。そして、少し平べったい紡錘形の果実の先は、細長くくちばしのように伸びた形になります。冠毛はそのくちばしのようになっている方についていて、長さは7mm〜8mm程度、色は白色です。

【和名】オオジシバリ [大地縛り]
【別名】ツルニガナ
【学名】Ixeris debilis
【科名】キク科 COMPOSITAE
【撮影日】2005/04/21
【撮影地】東京都日野市

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2005年04月21日

ナワシロイチゴ

ナワシロイチゴ Rubus parvifolius


ナワシロイチゴは、日本各地のほか、中国、朝鮮半島など東アジアに分布する落葉低木です。山野の道ばたや土手などの日当たりのよい場所で見られます。茎は地をはうように広がって、根を下ろして増えます。花をつける茎は上に伸び、高さは30cmほどです。茎や枝にはトゲや短い毛がたくさんあります。

葉は互生。裏には綿毛が密生しているので、真っ白です。ふつうは3つの小さい葉(小葉)からなる「3出複葉」ですが、ときどき5つの小葉になるときもあります。小葉の長さは2cm〜5cmくらいで卵を逆さにしたような、ひし形のような形です。縁には不規則にギザギザした「重鋸歯」がありますが、先の方などは何となく丸みを感じます。「重鋸歯」というのは、1つのギザギザに、さらに細かいギザギザがある鋸歯のことです。「ソメイヨシノ」の葉には鋭い重鋸歯があります。

バラ科なので、葉柄のつけ根の部分には、「托葉(たくよう)」という付属物があるのですが、長さ5mmくらいの線形のものなので、あまり目立つものではないですね。

ナワシロイチゴ Rubus parvifolius


花期は5月〜6月。4月も半ばともなれば、関東の丘陵地などでは「クサイチゴ」や「ニガイチゴ」などは、花盛りとなります。しかし、このナワシロイチゴはゆっくりめ。ようやく葉を広げ始めています。名前は、果実が苗代のころに赤く熟すところからきているそうですが、実際には、熟すのはもっと後のことが多いかもしれません。

バラ科キイチゴ属の植物ですが、ナワシロイチゴの花は、他の多くの種の花とはちょっと違っています。ふつう、キイチゴの花といえば、パッと開いた真っ白の5弁花を思い浮かべますが、ナワシロイチゴの場合、5枚あるものの紅紫色で、上向きに開きます。開くといってもどの状態が開いた状態なのかよくわからないような花です。ガク片だけが開いたすぐくらいのころが、紅紫色の花びらが目立って美しく見えるかもしれません。そのうち、直立した花びらの上部から、多数の雄しべが見えてきます。ガク片は5枚あって、しだいに反り返って、両面に短い毛が密生して白っぽい。花弁もガクも長さは6mm〜7mmくらいです。花序は枝の先や葉の脇(葉腋)からでます。

果実は、直径1.5cmほどの球形に、たくさんの赤い粒ができます。この果実は他のキイチゴ属の多くの種類と同様に、生食するほか果実酒やジャムに利用されます。ただし、花柄にも小さなトゲがありますので、要注意。

【和名】ナワシロイチゴ [苗代苺]
【別名】サツキイチゴ
【学名】Rubus parvifolius
【科名】バラ科 ROSACEAE
【撮影日】2005/04/21
【撮影地】東京都日野市

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ニワゼキショウ

ニワゼキショウ Sisyrinchium atlanticum


ニワゼキショウは、北アメリカ原産の一年草、または多年草です。日本に入ってきたのは明治の中ごろのことで、観賞用の花卉として導入されたそうです。現在では、各地で帰化して、日当たりのよい道ばたや芝生の中などでふつうに見られます。名前は、庭などによく生え、葉の形がサトイモ科の「セキショウ」に似ているところからきています。

茎の高さは10cm〜20cmほど。全体に毛はなくツルッとしています。根もとの方は葉が数枚重なり合ったような状態でついていて、アヤメをずーっと小さくしたような形をしています。花だけを見ていると、これがアヤメ科の植物とはわかりにくいのですが、この葉を見ると、なるほどっと思うのではないでしょうか。

葉は平べったい剣形、幅は2mm〜3mm程度です。付け根の方は茎を抱きような状態になります。

春にのびてくる花序は、葉と同じようなへら形をした1〜2枚の「苞(ほう)」に包まれています。その先端部分から、細長い柄が出てきて、直径1.5cmくらいの花が咲きます。もともと観賞用として入ってきたものでもありますし、特に群生していると小さくても見栄えがします。

花期は5月〜6月。花は紅紫色〜白色で花びらに見える花被片は6枚です。花色には、濃い紫のものと、少し青みがかった白色の2つのタイプを中心に、いろいろ濃淡があって、赤みがかったもの、白っぽいもの、青っぽいもの紫の濃いものなど変化があります。また、花被片には紫色の筋が入っています。花の中心部は黄色。花はその日一日でしぼんでしまう一日花ですが、しばらくは次々と花を咲かせていきます。ちなみに学名の種小名「rosulatum」には、「かわいいバラの」とか、「ロゼット状の」という意味があります。

アヤメ科ニワゼキショウ属の植物ですが、アヤメ属の花と比べると少し様子が違っています。アヤメ属の場合はふつう6枚の花被片のうち、外側の3枚が大きくて目立ちます。さらに中央部の花柱の先が3つに裂けて花弁のように平たく開きます。ニワゼキショウの方は花被片が6枚なのは同じですが、すべて同じ形をしています。さらに花柱の先も3つに裂けますが、裂片の先は糸状です。

果実(さく果)は直径3mmくらいの球形。熟すと垂れ下がって、3つに裂けます。

よく似た「オオニワゼキショウ」は、ニワゼキショウよりも草丈はやや大きいのですが、逆に花は小さめです。また、ニワゼキショウより子房の部分が大きくて、花の色がより青っぽい、「アイイロニワゼキショウ (Sisyrinchium graminoides)」という種類もあります。ただし、このあたり、学名も含めてまだよくわからない点があるようです。

【和名】ニワゼキショウ [庭石菖]
【学名】Sisyrinchium atlanticum
【科名】アヤメ科 IRIDACEAE
【撮影日】2005/04/21
【撮影地】東京都日野市

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2005年04月20日

ウマノミツバ

ウマノミツバ Sanicula chinensis


ウマノミツバは、北海道、本州、四国、九州に分布し、山野の林内に生育する多年草です。草丈は30cm〜50cm、大きいものでは80cmくらいにはなります。ふつう花のころによく見られる茎葉は、小葉を比べるとよく似た「ミツバ (Cryptotaenia japonica)」を細身にしたようなものです。基本的には3つに完全に裂けた葉で、3つの小葉(または裂片)のうち外側の2枚を「側小葉(側裂片)」といいますが、その側小葉はさらに2つに裂けるので、5つの小葉があるように見えます。

また、葉脈が下面にくぼんだ状態となって、表面はシワシワに見えます。ミツバの場合は、小葉が3枚の「3出複葉」で、小葉は先のとがった卵形です。ミツバが全体として三角形に見えるのに対して、ウマノミツバは多角形の感じです。

茎葉の特徴はこんな感じですが、根生葉は、また違った形をしています。根生葉は、写真のような葉で、全体に丸く見えます。基本的には茎葉と同じように3つに裂け、そのうちの2枚がさらに5つに裂けます。そしてかなり長い葉柄があります。伸びた茎につく茎葉は下の方の葉には長い葉柄がありますが、上の方のものには短い柄しかありません。

花期は7月〜9月。茎先の「複散形花序」に白っぽい花をつけます。ウマノミツバの場合、その特徴がわかりづらいですが、一応セリ科なので、花序の形は基本的には「散形花序」です。散形花序というのは、これまでにも「オカウコギ」、「ヤブニンジン」、「アガパンサス」、「キルタンサス」あたりで登場しています。簡単にいうと、「散形花序」は、花軸(花のつく枝)の先からたくさん枝が出て、その先に1つずつ花がつく花序のことです。そして、「複散形花序」の場合は、たくさん出た枝先にさらに小さな散形花序(小散形花序)がつく、という花のつき方になります。

小散形花序につく小さな花には、カギ状のトゲがついた子房のある「両性花」と子房のない「雄花」があって、中央部分に両性花、周辺部分に雄花があります。両性花の子房の部分は、花が終わると果実ができ、先がカギ状に曲がったトゲが密生しています。

名前は、食用や薬用として利用されるミツバに比べて、利用価値がなく、馬に食べさせるくらいのものだというところからきています。

しかし、写真のような状態をはじめてみたときは、「チドメグサ」のお化けかと思ってしまいました。

【和名】ウマノミツバ [馬の三葉]
【学名】Sanicula chinensis
【科名】セリ科 UMBELLIFERAE
【撮影日】2004/04/11
【撮影地】東京都青梅市

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オカウコギ

オカウコギ Acanthopanax nipponicus


オカウコギは本州の東北南部、関東以西、四国、九州の暖地の山地に生える落葉低木です。高さは2m〜3mほど。

5つの小さい葉(小葉)からなっていて、手のひらのような形に見える「掌状複葉」で、小葉の縁は粗く不規則に切れ込んで、さらにギザギザと切れ込む「重鋸歯」があります。小葉の長さは2cm〜4cm。葉柄は3cm〜7cm。枝にはトゲがあります。

オカウコギ Acanthopanax nipponicus


「掌状複葉」を持つ日本の野生植物はそれほど多い方ではないので、これはとても大きな特徴です。今回の写真のような葉を見て「ウコギ科ウコギ属」にたどり着くことは、それほど難しくはないのですが、そこから先が少々やっかいです。同じ属の「ヤマウコギ (Acanthopanax spinosus)」とよく似ていています。

オカウコギ Acanthopanax nipponicus


今回の写真のものは、葉の形からすると、ヤマウコギのようにも見えたのですが、葉の表面の脈状に突起状の毛があるということで、オカウコギとしています。花が咲くころになればもっとよく違いがわかるはずです。ヤマウコギは花序が葉柄よりも短いのに対して、オカウコギは花序と葉柄がほぼ同じ長さになります。

花期は5月。黄緑色の小さな花を「散形花序(さんけいかじょ)」に咲かせます。散形花序というのは、花軸の先端からたくさん枝分かれした柄の先に、それぞれ1つずつ花がつくという花のつき方のことです「傘」でいうと、傘の軸から何本も出た骨の先に1つずつ花がつく状態です。

同じウコギ科の「ヤツデ」の花は白い丸い塊(散形花序)がたくさんついて円錐状になりますが、オカウコギの散形花序はそれをずっと地味にしたようなもので、円錐状にはならず、葉の脇から黄緑色の散形花序をたらす感じです。果実は球形で、直径5mm程度、秋に熟して黒っぽくなります。

【和名】オカウコギ [岡五加]
【別名】マルバウコギ、ツクシウコギ
【学名】Acanthopanax nipponicus
【科名】ウコギ科 ARALIACEAE
【撮影日】2005/04/15
【撮影地】東京都日野市

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2005年04月18日

アマチャヅル

アマチャヅル Gynostemma pentaphyllum


アマチャヅルは、日本全土に分布し、山野の草地や林内などに生えるつる性の多年草です。葉には、「チョウセンニンジン」と同様の成分(サポニン)が含まれているとか。ウリ科アマチャヅル属の植物で、名前はつる性で葉に甘味があることからきていますが、ユキノシタ科(アジサイ科)の「アマチャ (Hydrangea serrata var. thunbergii)」とはまったく別の植物です。葉の変形という「巻きひげ」の部分で他の草などにからみつきます。

葉は幅の狭い楕円形。ふつう5つの小さい葉(小葉)からなる複葉で、鳥の足のような形に見えます。学名の種小名「pentaphyllum」は「5つの葉の」という意味です。小葉の数は基本的には5つですが、3小葉のこともあれば、7小葉のこともあります。大きく生長してくると、「ヤブガラシ (Cayratia japonica)」の葉に似ていますが、アマチャヅルはやや小さめで、あっさりめ。ヤブガラシの方は紫色っぽい色で、ちょとギトギト感があります。つる性植物ですが、関東の丘陵地で、筆者が見た限りでは、「アレチウリ」や「ヤブガラシ」、「クズ」のように、大々的に茂るという様子もなく、このアマチャヅルだけで大群落になっているようなことはないようです。

花期は8月〜9月。つる性でもあるし、他の草とともに藪状の中で、総状の花序に咲く小さくて黄緑色の花は、目立つものではありません。雄花と雌花が別の株に咲く雌雄異株。雄花は直径5mmくらいで、花冠は5つに裂け、先は細長くとがって、星のような形です。ガク片はとても小さくて、尾状に長く伸びた花冠の裂片よりも、さらにまったく目立たないものです。中央には雄しべが5本あって基部はくっついています。その合着した雄しべの長さはごく短いです。果実(液果)は熟すと黒くなり、1つ輪のような模様があります。その模様は、花冠やガクがついていた痕跡です。

4月中旬、すでにアマチャヅルもヤブガラシも新芽が出てきています。アマチャヅルの場合は、小葉が小さめで色は濃い緑色。ヤブガラシの方は、赤褐色を帯びてギラギラとした芽吹きです。ちなみにヤブガラシはブドウ科の植物。

【和名】アマチャヅル [甘茶蔓]
【学名】Gynostemma pentaphyllum
【科名】ウリ科 CCUCURBIACEAE
【撮影日】2004/04/16
【撮影地】東京都八王子市

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2005年04月13日

ツタバウンラン

ツタバウンラン Cymbalaria muralis


ツタバウンランは、ゴマノハグサ科シンバラリア属(キンバラリア属 Cymbalaria)の植物で、地中海沿岸〜西アジア原産の多年草ですが、一年草とされていることもあります。冬には地上部がなくなってしまいますが、暖かくなるとすぐに新芽を伸ばしてきます。

日本へは観賞用として大正時代に導入されたのだそうで、現在でもガーデニングのグランドカバーなどの素材として栽培されています。さらに、栽培されていたものが野生化して、人家付近の石垣や道ばたのちょっとした隙間などでも見られます。

ツタバウンランは、同じゴマノハグサ科の「リナリア」に近縁です。北アメリカ原産で日本にも帰化している「マツバウンラン」はリナリア属(ウンラン属 Linaria)です。

茎は細長い糸状で、地上をはって広がって上方向にはあまり伸びないので、草丈としては5cm程度です。吊り鉢に植えると、茎は垂れ下がって数十センチにもなります。よく分枝して地面に接した部分の節々から根を出します。葉は互生しで、長めの柄があって、5つ〜7つに浅く裂ける掌形。全体が無毛でなので滑らかな印象があります。

まだ芽生えたばかりの若い苗では、葉の形が丸っこく切れ込みが非常に浅いこともありますが、次第に掌状に裂けてきます。

ツタバウンラン Cymbalaria muralis


花期は主に夏ですが、5月〜10月くらいまで次々に花を咲かせます。花は葉腋から長い柄を出して、柄の先に1つ咲きます。花(花冠)は淡い青紫色〜白色。長さは1cmに満たないくらいのものです。同じゴマノハグサ科の「リナリア」をずっと小さくしたような形。花は上唇と下唇の2つにわかれて、さらに上唇は2つに裂けて、ウサギの耳のように立ちます。そして、花の後ろには「距」というシッポのようなものが突き出します。

今回の写真のものは、人家周辺なのですが、特定の個人のお宅のものというふうでもないので、現在も栽培管理されているものなのか、逃げ出して野生化したものなのか、ちょっと微妙なところがあります。

【和名】ツタバウンラン [蔦葉雲蘭]
【別名】ツタガラクサ [蔦唐草]、ウンランカズラ
【一般名】シンバラリア、キンバラリア、コリセウムアイビー、
コロセウムアイビー
【英名】Coliseum ivy
【学名】Cymbalaria muralis
【科名】ゴマノハグサ科 SCROPHULARIACEAE
【撮影日】2005/04/08
【撮影地】東京都日野市

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2005年04月08日

サイハイラン

サイハイラン Cremastra appendiculata


サイハイランは、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林内に生える多年草です。冬でも地上の葉は枯れずに、次の年の新しい葉が展開してから、花時期の前後に枯れてきます。葉の下の地下部には、1つの芽に1つの「偽球茎(バルブ)」ができます。バルブは、直径1cm〜2cmほどの卵形。

葉は長い楕円形で長さ15cm〜30cm、幅5cm内外、先端はスーッととがります。ふつうは、ペラーッと1枚だけ葉をつけます。まれに2枚つけることがあるくらいで、新しい葉が展開してからしばらくたつと、葉は地面にベラーッとはりついてしまいます。その葉は「エビネ」によく似ています。暗い林の中で、遠くから見てエビネと見間違うものの代表格。まあ、近づいてみるとまったく違うんですけども。

筆者の乏しい経験では、九州で見たものは斑が入っているのがふつうでした。たまたまかもしれませんが、これまで本州で見たものは、やや斑の入り方が少なかったり、ほとんど入っていなかったりでした。

花期は5月〜6月。花茎は30cm40cmほどの高さにまっすぐのびて、ほぼ一方向にかたよって10個〜20個の花をつけます。一般的な図鑑では、「ほぼ一方向にかたよって」というふうに書いてあるのですが、花序を横から見て前後を比べると、花のついている方向は確かにほぼ一方向といえると思います。しかし、花がついている方向から真正面に見ると右や左、そして、前方にと、特に一方向というわけではありませんよね。花は下向きに開き、紫褐色を帯びた肌色弁紅紫色舌。花弁やガク片の長さは3cmほど。

花の中央の「ずい柱」は、白っぽい棒状で、前方に突き出していて、唇弁に包まれたような状態になっています。先端の部分には淡い黄色の「葯」があって、ここには「花粉塊」が入っています。唇弁は3つに裂けて、真ん中の裂片(中裂片)が特に大きく、ほかの2枚の裂片(側裂片)は小さく細いです。ガク片(背ガク片、側ガク片)や花弁(側花弁、唇弁)はあまり開かず、唇弁以外はヒラヒラと弱そうな印象です。上から見ているとほとんど閉じているので、よく見えませんが、横や下からのぞいてみると、意外にも派手な色合いの唇弁にギョギョッとします。

名前は、こんなふうに咲く花の咲く様子を、武将が戦で指揮をとるのに使った「采配」にみたてて、サイハイランといいます。

サイハイラン Cremastra appendiculata


ふだん植物の写真を撮影するとき、おおいかぶさっている落ち葉などをあまりどかさないんですよね。でも、このときは脇に新芽があるはずだと思って、数枚の落ち葉をどかしてしまいました。撮影後、落ち葉をかけなおしはしたけれど、何かはれ物にでもさわったかのような気持ちになってしまうのは、相手がそれほど珍しいものではないにしても、一応、野生のランだからなのでしょうか。

【和名】サイハイラン [采配蘭]
【学名】Cremastra appendiculata
【科名】ラン科 ORCHIDACEAE
【撮影日】2005/04/03
【撮影地】東京都

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2005年04月05日

ユリワサビ

ユリワサビ Eutrema tenue


ユリワサビは、本州、四国、九州に分布し、山地の谷沿いの湿り気の多い場所に生える多年草です。生えているところは、ワサビほど水分が豊富な場所ではなく、湿り気の多い谷沿いでもそれほど水びたしにならないところに多く生えています。登山道脇など表面的にはやや乾燥して見えるようなところにも生育しています。

名前は葉が「ワサビ (Eutrema japonicum (Wasabia japonica))」に似ていることと、秋に地上部が枯れた後、葉柄の基部がふくらんで、その様子が「ユリ」の鱗茎に似たような状態になることから、「ユリワサビ」といいます。とはいうものの、ユリワサビの根茎は細くて短いもので、根茎が太くなるのは、東北に分布する「オクノユリワサビ」。それにしても、オクノユリワサビの学名は何なんでしょうね。原記載はどこにあるのだろう。。。


茎は地面をはうようにのび、先の方は斜めに立ち上がります。高さは15cmくらいで、よく立ち上がっている場合は20cmくらいです。全体に毛はなく、ツルッとした感じがあります。

根生葉には長めの柄があって、直径2cm〜5cmほどの腎円形です。写真の葉は、やや茎の下の方にある茎葉で、根生葉よりはやや小さく細身の卵形で、縁には大きく粗いギザギザがあります。茎の丈夫になるほど葉は小さくなります。

こんなふうに、根生葉と茎の上部につく葉(茎葉)の大きさや形が違うので、オヤッ?と思うことがあるかもしれません。茎葉だけを見ると特に「ワサビ」に似ている感じはありませんが、根生葉の方は丸みがあって、ワサビをずっと小さくしたような葉です。

花期は3月〜5月。4月上旬ともなれば、関東の低山では、いろいろと華やかでよく名前の知られた春植物が咲き誇っています。ユリワサビもその中に混じって花を咲かせていますが、もっと寒い時期からもチラホラと花が見られ、多くの春植物に先がけて開花が始まります。

花は直径1cmほどの小さな白い花で、茎の先の短い花序にパラパラとまばらに咲かせます。派手さはありませんが、アブラナ科らしい十字状の4弁花です。花が開くとかくれて見えづらいですが、蕾のときは灰褐色に白い縁取りのある楕円形のガクがよく見えると思います。ガクも4枚です。ワサビの方が全体に大柄で、花もまとまってたくさんつけます。

【和名】ユリワサビ [百合山葵]
【学名】Eutrema tenue (Wasabia tenuis)
【科名】アブラナ科 CRUCIFERAE(BRASSICACEAE)
【撮影日】2005/04/03
【撮影地】東京都八王子市

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2005年04月02日

カルーナ・ブルガリス

カルーナ・ブルガリス Colluna vulgaris 'Gold Haze'


カルーナ・ブルガリス (またはカルナ・ウルガリス Colluna vulgaris)は、主に北ヨーロッパやシベリアなどに分布する常緑低木で、荒れ地や湿地などの酸性の土壌に多く生育しているそうです。高さは20cm〜50cmくらい。

カルーナは、初夏ごろから咲き始める花を観賞するほか、赤や黄金色に色づく冬の葉も見事な品種がいろいろとあります。葉は濃い緑色のほか、黄、紅など豊富で、ほふくするタイプと、あまりほふくせずに立ち上がるタイプがあります。花色は濃い桃色や薄い桃色、白色などです。

写真は、主に葉の色を楽しむ品種の1つ、「ゴールドヘーズ ('Gold Haze')」で、明るい黄金色の葉がまぶしいくらいに輝いて見える品種です。花色は白色、花時期には草丈は30cmくらいになります。また、冬の時期、真っ赤に色づく「サンライズ ('Sunrise')」という品種もあります。

花期は6月〜10月、小さな花が総状につきます。直径は5mmほどの小さなもので鐘形。「エリカ (Erica)」に似た花です。以前はカルーナもエリカ属に分類されていましたが、葉の形や花の様子が異なるので、別属に分けられています。カルーナの場合、ふつうガクが花弁より長くなっていて、エリカはその逆です。

1つ1つの葉は小さく鱗片状になって密についています。ふつう十字に対生してつくので、角ばった形の枝がたくさん伸びている感じです。パッと見たところでは、コニファー類のような針葉樹的な印象です。

【一般名】カルーナ・ブルガリス
【品種名】ゴールドへイズ (Colluna vulgaris 'Gold Haze')
【英名】heather
【和名】ギョリュウモドキ [御柳擬き]
【学名】Colluna vulgaris
【科名】ツツジ科 ERICACEAE
【撮影日】2004/05/18
【撮影地】東京都調布市

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2005年03月29日

ハエドクソウ

ハエドクソウ Phryma leptostachya subsp. asiatica


ハエドクソウは、国内では北海道、本州、四国、九州に分布し、山野のや林内に生える多年草です。やや薄暗い林内に多く、草丈は30cm〜70cmほどです。根から煮出した汁を使って蝿取り紙を作ったそうで、「ハエドクソウ」または、別名「ハエトリソウ」といいます。

花期は6月〜8月。花は茎の先や葉腋から出た穂状花序につきますが、この花茎はひょろりと長くて、まっすぐに直立せず、クネッと曲がっていることもあります。花色は白色でしばしば淡紅色を帯びています。長さは5cmほどの唇形花で、花序の下から上へと咲き進みます。生えている場所や目立たない花など地味な要素たっぷりの植物ですが、花の動きは、それなりに劇的な?部分もあります。蕾のときは上を向いていますが、花が開くと横を向き、花が終わってできた果実は下を向きます。

果実は細長く長さは5mm〜6mm程度です。下を向いて花序(果序)にぴったりくっつく様子も、形も、「イノコズチ」によく似ています。

ガクは長さ5mm程度で先は5つに裂けます。そのうちの上の3つは先端が赤く、花が咲いているときから目につくと思います。3つのガク片は果実の時期になると、先がフック状になった3本のトゲになります。果実ができるとこのトゲによって動物の体や衣服にくっついて種子が運ばれる、いわゆる「ひっつきむし」の1つです。

葉は長さ10cm、幅5cmほどの卵形〜長楕円形で、対生してつきます。縁のギザギザ(鋸歯)はちょっと粗めです。表面は濃いめの緑色ですが、葉柄や主脈の茎に近い部分が白っぽく見えて、暗い林内で見るとちょっとギョッとします。とはいっても、それが結構、決め手となるもので、写真はまだちょっと若い時期の葉ですが、対生している状態と中心に近い部分の白っぽさによって、花がない時期から異彩を放っているようです。

【和名】ハエドクソウ [蝿毒草]
【別名】ハエトリソウ [蠅捕草]
【学名】Phryma leptostachya subsp. asiatica
【科名】ハエドクソウ科 PHRYMACEAE
【撮影日】2004/05/15
【撮影地】東京都八王子市

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