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ハマニガナは、日本全土の海岸の砂地に生育する多年草です。同じニガナ属(Ixeris)の植物は国内で10種ほどしられていて、特に4月〜5月ごろ、「ジシバリ (Ixeris stolonifera)」、「オオジシバリ (Ixeris debilis)」、「ニガナ (Ixeris dentata)」のあたりは、黄色い花をたくさんつけてよく目立ちます。ハマニガナの花もやはり黄色で、花期は春と秋。夏は生育を休むのでしょうか、一旦地上部が枯れてしまうようです。そして、秋になると再び地上に葉を広げて花も咲きます。
砂が激しく動く海岸に生育するので、地上部はほとんど上には伸びず、葉だけが広がって、ほとんど地面にへばりついた状態です。砂の下に長く伸ばした地下茎でふえ、砂に埋まってしまっても再び地上まで伸びてくる性質があります。
写真は9月に撮影したものでちょうど秋の葉が出たところなのでしょう。幅はこれで2cmぐらいです。葉は分厚くて手のひらのような形をしていますね。このときは地上に見えている数が少なくて、花を見つけることはできませんでした。花後にできる果実の先がくちばし状になるのが、ニガナ属の特徴ですが、ハマニガナの果実の場合、くちばしは短め。
名前は、海岸に生えていて、ニガナに似ているところからきています。ちなみに、ニガナの方は、葉や茎に苦味があることに由来しています。
【和名】ハマニガナ [浜苦菜]
【別名】ハマイチョウ
【学名】Ixeris repens
【科名】キク科 COMPOSITAE
【撮影日】2004/09/21
【撮影地】静岡県新居町
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